デイリーニュース

  • トランプ大統領は北朝鮮への威嚇と軍事行動を止めよ 識者が緊張緩和を呼びかけ

    マイク・ペンス副大統領は17日、韓国と北朝鮮間の非武装地帯を予告なしに訪問しました。北朝鮮はそれに先立つ15日、建国の父生誕記念の大規模な軍事パレードを行い、続いてミサイル発射実験を行っています。副大統領の訪問は米国と北朝鮮間の緊張の高まりと重なりました。空母や複数の戦艦を含む米国の艦隊が朝鮮半島に展開されています。米NBCニュースは先週、北朝鮮が核実験に踏み切るとトランプ政権が判断した場合、北朝鮮に先制攻撃をする用意があると報じました。北朝鮮の新型弾道ミサイル発射実験はペンス副大統領が韓国に到着する数時間前に行われています。ミサイルは発射直後に爆発し、実験は失敗に終わりました。

    dailynews date: 
    2017/4/17(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 700人の移民が営利企業経営の勾留施設でハンガーストライキ 劣悪環境と1日1ドルの賃金に抗議 

    非正規移民数百人がワシントン州タコマの営利企業が経営するノースウエスト勾留施設で劣悪な環境と極端に低い賃金に抗議してハンガーストライキを決行しています。活動家で「ノースウェスト勾留施設レジスタンス」グループと「ミヘンテ」のメンバーである非正規移民のマル・モラ・ビラルパンドに、話を聞きます。ハンガーストライキを実行しているクリスチャン・ロペスのパートナーのアレクシス・エリクソンにも聞きます。クリスチャンはワシントン州タコマのノースウエスト勾留施設でハンガーストライキを行っていましたが、ニューメキシコ州の刑務所に移送され、メキシコへの強制送還に直面しながら、ハンストを続けています。アレクシスとクリスチャンの間には米国で生まれた子どもが3人います。

    dailynews date: 
    2017/4/14(Fri)
    記事番号: 
    4
  • ラルフ・ネイダー ユナイテッド航空は「なぜ 飛行機から好き放題に客を放り出すことができるのか」

    ユナイテッド航空の乗客が空港警備員によって暴行を受け、飛行機から引きずり降ろされた事件が大きな話題を呼んだばかりです。長年にわたる消費者運動家ラルフ・ネイダーは、1970年代始め、予約を取り消された乗客に賠償を行うことを義務づけるよう航空会社に圧力をかけました。ネイダーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/4/14(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 米国による大量破壊爆弾投下は侮辱 アフガニスタン市民の反応:「子どもにこんな仕打ちをする母親はいない」

    米軍が13日アフガニスタンに投下されした爆弾は、 「すべての爆弾の母」とも呼ばれています。カブールにいる本日のゲストたちの話では、現地の一般市民はこんな攻撃を行う母親がいるものかと言っています。バシール・ビタはアフガンユース平和ボランティアの指導者です。ハキムは医師で10年以上アフガニスタンで人道援助を行ない、戦争に代わる非暴力の代替手段の構築に専念するアフガニスタンの若者たちによる、民族の違いを超えた団体、「アフガン平和ボランティ」アと活動を共にしています。非暴力反戦団体「Voices for Creative Nonviolence(創造的非暴力の声)」の共同コーディネーター、キャシー・ケリーにも話を聞きます。彼女は今月初めにアフガニスタンから戻って来たばかりです。また、テンプル大学メディア・コミュニケーション教授でアフガニスタン系アメリカ人芸術家と作家協会のメンバーであるワザマー・オスマンにも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/4/14(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 米国 最強の破壊力をもつ非核爆弾をアフガニスタンに投下 十数年続く戦争によるトラウマに追い討ち

    米軍は13日、 「すべての爆弾の母」と呼ばれる、史上最強の非核爆弾、「大規模爆風爆弾(MOAB)」をアフガニスタンで投下しました。重量2万1600ポンドのこの爆弾は、TNT換算で約11トンの威力に匹敵し、爆風による影響半径は1マイルに及ぶと報じられています。これに先立ち国連は先日、アフガニスタン政府軍と米国主導の連合軍による空爆で2016年に600人近い一般市民が命を落としたとの報告書を発表していました。これは、2015年のほぼ2倍です。アフガニスタンでの米国の戦争は米国史上最長で、16年目を数えます。米国の軍事的・経済的戦争の終結を目指す運動を行う団体「Voices for Creative Nonviolence(創造的非暴力の声)」の共同コーディネーター、キャシー・ケリーに話を聞きます。彼女は4月初めにアフガニスタンから戻って来たばかりです。また、テンプル大学メディア・コミュニケーション教授で「アフガニスタン系アメリカ人芸術家と作家協会(Afghan American Artists and Writers Association)」のメンバーであるワザマー・オスマンにも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/4/14(Fri)
    記事番号: 
    1
  • スパイサー米大統領報道官の解雇を求める声が強まる ヒトラーは化学兵器を使用しなかったと発言

    米国では、議員とアンネ・フランク・センターを含むユダヤ系組織が引き続き、ショーン・スパイサー大統領報道官の解雇を求めています。彼はシリアのバシャール・アル=アサド大統領をヒトラーと比較し、ヒトラーは化学兵器を一度も使用しなかったと誤った発言をしたからです。実際には、ナチスは組織的に毒ガスを使用して600万人のユダヤ人を虐殺しました。ナチスは1930年代後半、明確に大量虐殺を目的としたガス実験を始めていました。「相互尊重を目指すアンネ・フランク・センター」(Anne Frank Center for Mutual Respect)のスティーブン・ゴールドスタイン事務局長に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/4/13(Thu)
    記事番号: 
    4
  • スティーブン・コーエン:アサド政権が打倒された場合 シリアは国家が崩壊し更なる混沌に陥るのでは?

    4月12日、レックス・ティラーソン米国務長官は「アサド一族の支配が終わる日が近いのは、誰の目にも明らかだと思う」と発言しました。しかし、仮に米国がシリアの政権交代を後押しした場合、シリアはどうなるのでしょうか?スティーブン・コーエン教授は、同国は更なる混沌に陥る可能性があると予想します。

    dailynews date: 
    2017/4/13(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 化学兵器使用の疑惑がくすぶる中 ロシアは国連のシリア決議案に拒否権を行使

    国連では4月12日、シリアの化学兵器攻撃を非難する安全保障理事会の決議案に、ロシアが拒否権を行使し成立を阻みました。ロシアとシリアは、今回の攻撃にシリア政府は関与していないと主張しています。一方ロシアは、先週の米国によるシリア空軍基地空爆は国際法違反行為だと米国を非難しています。元ガーディアン紙のモスクワ特派員ジョナサン・スティール記者と、スティーブン・コーエン教授に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/4/13(Thu)
    記事番号: 
    2
  • スティーブン・コーエン:米ロ関係はキューバ危機以来の最も危険な状態にある

    レックス・ティラーソン米国務長官は、ロシアのウラジミール・プーチン大統領およびセルゲイ・ラブロフ外務大臣との会談を行いモスクワ訪問を終えました。今回は、米ロ間の緊張が高まる中での会見となりました。4月12日の記者会見で、トランプ大統領はロシアとの関係は更に悪くなったと発言。このコメントの前日に、トランプ政権は87人が犠牲となった化学兵器攻撃のシリア政府の関与をロシアが隠蔽しようとしていると、ロシアを非難しました。ロシア側はこの主張に反発し、米国はシリアのバシャール・アル=アサド大統領の関与を短絡的に決めつけ過ぎると非難しています。ニューヨーク大学およびプリンストン大学のロシア学および政治学名誉教授のスティーブン・コーエンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/4/13(Thu)
    記事番号: 
    1
  • アラン・ネアン: 右派革命とトランプの絶対権力を止められるのは 民衆による下からの大規模な抵抗のみ

    トランプ大統領政権が続出する疑惑調査とスキャンダルに揺れています。引き続き、受賞歴のあるベテラン調査報道ジャーナリスト、アラン・ネアンに聞きます。トランプ政権の最初の数ヶ月についての彼の評価は?

    dailynews date: 
    2017/4/12(Wed)
    記事番号: 
    3

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