デイリーニュース

  • 犯罪学者フィル・スティンソン:警察は年間約1000人を射殺している

    武器を持たない白人のオーストラリア人女性の殺害をめぐって、ミネアポリスでは怒りが広がっています。米国で警察官による射殺事件が驚くべき数にのぼっていることに目を向けましょう。犯罪学者で、オハイオ州ボーリング・グリーン州立大学の刑事司法プログラムを担当するフィリップ・スティンソン准教授に詳しく聞きます。

    dailynews date: 
    2017/7/24(Mon)
    記事番号: 
    2
  • ミネアポリス警察署長が辞任 非武装の女性を警察が殺害 次の辞任は市長?

    武器を持たないオーストラリア人女性ジャスティン・ダモンド(旧姓ルセック)に警察官が発砲、殺害したことへの抗議が広がる中、ミネアポリス警察署のジャネー・ハルトー署長が辞任しました。自宅近くで性的暴行がおこなわれているかもしれないと二度も緊急通報したダモンドが警官に殺されたことは、市警察の構造的問題だとして、多くの住民たちがベッツィー・ホッジス市長の辞任をも求めています。警察による殺害と暴力を終結させるための運動「ツイン・シティーズ」のオルガナイザーで、ミネアポリス市議会への緑の党の候補であるサマンサ・プリー=スティンソンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/7/24(Mon)
    記事番号: 
    1
  • トランプの「メード・イン・アメリカ週間」推進の陰で「イバンカ・トランプ」ブランドの衣料生産に精根尽き果てるインドネシアの労働者たち

    トランプ大統領が「メ-ド・イン・アメリカ週間」を奨励する中、「イバンカ・トランプ」ブランドの衣料を生産するインドネシアの工場の労働者酷使、過酷な生産目標、悲惨な低賃金が、英ガーディアン紙が最近行った調査で明らかになりました。西ジャワ州の工場で働く女性の多くは賃金がとても低いために、いつも借金を抱えて生活をしており、自分の子どもと一緒に生活することもままならないと話しています。インドネシアの首都、ジャカルタからジャーナリストのクリシカ・バラグーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/7/21(Fri)
    記事番号: 
    4
  • マコーネル上院院内総務 共和党議員から十分な支持が無いままオバマケア廃止の採決を目指す

    上院共和党の多数党院内総務ミッチ・マコーネルは、医療費負担適正化法を代替法なしに廃止するか否かの採決を、来週行うと発表しました。 とはいえ、この提案を可決させるは共和党議員からの十分な支持がありません。マコーネル議員の発表の前には、トランプ大統領が医療保険制度改革のこう着状態を打破するため共和党の全上院議員52名をホワイトハウスに招待してランチタイム会合を開いていました。

    dailynews date: 
    2017/7/21(Fri)
    記事番号: 
    3
  • ジャレッド・クシュナーがカタールとの取引に失敗 中東外交危機へのトランプの姿勢に影響か?

    2016年大統領選挙におけるロシアの干渉疑惑を捜査するため任命された特別検察官ロバート・ミュラーは捜査の網を広げ、ドナルド・トランプ大統領や、義理の息子ジャレッド・クシュナーを始めとする彼の共同経営者ののビジネス活動も対象に含めています。クシュナーが中東のカタールから5億ドルの企業救済措置を引き出そうとして失敗した経緯を検証していきます。この交渉の失敗が、中東の外交危機へのトランプ大統領の対処にも影響を及ぼしているのでしょうか。『インターセプト』のライアン・グリム記者に話を聞きます。彼の記事のタイトルは、"Jared Kushner Tried and Failed to Get a Half-Billion-Dollar Bailout from Qatar"(「ジャレッド・クシュナー カタールから5億ドルの企業救済措置を引き出そうとして失敗」)です。

    dailynews date: 
    2017/7/21(Fri)
    記事番号: 
    2
  • イスラエル批判が刑事罰の対象に:BDS支持者に罰金と投獄 議会が法案可決検討

    米国の議会では、イスラエルに対するBDS(ボイコット・投資引揚げ・制裁措置)運動への支持を刑事罰の対象にする法案が審議されています。超党派で提出された法案が可決されれば、BDS運動の支持者には最長20年の禁固刑と100万ドルの罰金が科されます。「平和のためのユダヤ人の声」(Jewish Voice for Peace)のジョセフ・バーマン師と『インターセプト』のライアン・グリム記者に話を聞きます。グリムの最新記事は"U.S. Lawmakers Seek to Criminally Outlaw Support for Boycott Campaign Against Israel"(「イスラエルに対するBDS運動への支持に刑事罰を科す法案が議会に」)です。

    dailynews date: 
    2017/7/21(Fri)
    記事番号: 
    1
  • マフィアと深い関係:調査報道記者クレイグ・アンガー トランプのロシア・マフィアへの「借り」について語る

    ニューリパブリック誌が、9月号で"Married to the Mob: What Trump Owes the Russian Mafia"(「マフィアとの深い関係:トランプのロシア・マフィアへの借り」)と題した特集記事を掲載しました。記事は、ロシア・マフィアがトランプ大統領が所有する不動産を使って、マネーロンダリングや資産隠しを行ってきた手口について暴露しています。記事を執筆した調査報道記者クレイグ・アンガーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/7/20(Thu)
    記事番号: 
    5
  • 「トランプとロシア・マネーの関係」:トランプとロシアの新興財閥は数十年来の古い関係

    トランプ大統領は7月19日、ジェフ・セッションズ司法長官がロシアとトランプ陣営との疑惑をめぐる捜査に関わらないと表明したことについて、忌避することが分かっていたら、彼を司法長官には任命しなかったと述べました。ロシア専門家によれば、ロシア・マネーとトランプとの持ちつ持たれつの関係を示す決定的な証拠は、米連邦政府がロシア人エリートが所有する持ち株会社プレベゾン社を訴えた訴訟にあるといいます。ほとんど知られていないこの訴訟は、トランプが大統領になってから突然和解に終わりました。今では有名になった2016年6月のドナルド・トランプ・ジュニアとの会合に出席したナタリア・ベセルニツカヤはプレベゾン社の弁護士です。作家でロシア専門家のトロント大学政治学科セバ・グニツキ准教授に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/7/20(Thu)
    記事番号: 
    4
  • 投票権保護活動家:トランプの不正選挙調査委員会は 投票者抑圧への下準備だ

    トランプ大統領が設定した「不正選挙を調査する大統領顧問委員会」の第1回会合が今週行われる予定ですが、多くの投票権保護活動家はこの委員会が全米で投票者抑圧の下準備として利用されることを懸念しています。公民権弁護士で、シンクタンク「デモス」(Demos)の上級顧問であるキャサリン・カリトン=ゴンザレスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/7/20(Thu)
    記事番号: 
    3
  • デイビィッド・ケイ・ジョンストン:共和党の予算案は金持ちに富を再分配し米国を「警察国家」にする

    7月19日、共和党が多数を占める連邦下院議会予算委員会は、2018年予算決議案を承認しました。この予算案は祖税法を富裕層に有利になるよう書き改め、高齢者向け医療保険制度「メディケア」や低所得者と身体障害者向けの医療保障制度「メディケイド」への予算を削減するものです。加えて、トランプが要求した過去最高額となる国防総省予算6680億ドルに、更に300億ドルを上乗せしています。この予算案には共和党の穏健派だけでなく保守派議員からも反対の声が上がっています。ピュリッツァー賞受賞の調査報道記者で、政府と議会の動きを報道するニュースサイト DCReport.org の創設者デイビット・ケイ・ジョンストンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/7/20(Thu)
    記事番号: 
    2

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