デイリーニュース

  • メキシコ政府 学生失踪事件で監視 対象は誘拐犯ではなく人権調査員や家族

    報道によると、 メキシコ政府は、2014年に大きな話題を呼んだ学生43人失踪事件を調査するためメキシコに派遣された国際研究者チームを、イスラエル製のスパイソフトウェア「ペガサス」を用いて監視しました。監視団体「シチズン・ラボ(Citizen Lab)」代表のロナルド・デイバートと、人権擁護弁護士であるステファニー・エリン・ブリューワに詳しく聞きます。ブリューワも他の人たちと共にNSOグループ製のスパイウェア「ペガサス」の標的とされました。

    dailynews date: 
    2017/7/12(Wed)
    記事番号: 
    3
  • トランプ 拷問やグアンタナモにつらなる人物を次期FBI長官に指名 上院で指名承認公聴会が開始 

    ドナルド・トランプ大統領は11日、クリストファー・レイを次期FBI長官に指名すると発表しました。レイは、ジョージ・W・ブッシュ政権時代に司法省で司法次官補を務めた人物で、トランプの盟友であるニュージャージー州知事のクリス・クリスティーの元個人弁護士です。レイの経歴は、国家の最高法執行機関の長として不偏を貫けるのかという疑問を投げかけています。国家安全保障と市民の自由を専門とする独立ジャーナリスト、マーシー・ウィーラーに詳しく聞きます。

    dailynews date: 
    2017/7/12(Wed)
    記事番号: 
    2
  • ホワイトハウスの危機  クリントン敗北をもくろむロシアの試みをトランプ選挙陣営が歓迎 メールが明らかに 

    ロシア当局が大統領選でトランプの勝利を後押しするため、ヒラリー・クリントンが違法行為をおこなったとする情報を(トランプ陣営と)共有しようとした試みをドナルド・トランプ大統領の息子、ドナルド・トランプ・ジュニアが支持したことが明らかにされ、ホワイトハウスは混乱に陥っています。トランプの選挙陣営がロシア当局と結託していたか否かをめぐって延々と論議が繰り広げられていますが、トランプ・ジュニアが11日に明らかにした一連のメールにより事態は新たな展開をとげました。メールは2016年6月の、トランプタワーでのトランプ・ジュニアの「ロシア政府の弁護士」なる人物との会合―ジャレッド・クシュナーとポール・マナフォートも同席―について論じています。国家安全保障と市民の自由を専門とする独立ジャーナリスト、マーシー・ウィーラーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/7/12(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ローマ教皇がベネズエラに話し合いを呼びかける中  同国の政治経済危機の解決法を討論

    ベネズエラでは、複数の反政府団体が新たに一連の街頭デモを組織し始めた4月以来、およそ90人が死亡し、1500人以上が負傷しています。ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領は、反政府派による「武装反乱」と米国に支援された経済的破壊行為を非難しています。一方、反政府団体はマドゥロは独裁者になったと非難しています。「経済と政策リサーチセンター」(Center for Economic and Policy Research)の共同代表で、「公正な外交政策」(Just Foreign Policy)の代表のマーク・ワイズブロットに話を聞きます。また、ダニエル・ランズバーグ=ロドリゲスからも話を聞きます。彼はベネズエラの新聞エル・ナショナル紙のコラムニストで、ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院の財政学の非常勤講師です。

    dailynews date: 
    2017/7/11(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 元FCC(連邦通信委員会)委員が語る大規模なメディア合併が民主主義と言論の自由にとっての脅威となる理由

    トランプ政権が米通信大手AT&Tと米メディア大手タイムワーナーの合併案を重視する中、連邦通信委員会(FCC)の元委員のマイケル・コップスに大規模なメディア合併の危険性について話を聞きます。彼は現在、非営利団体「コモンコーズ」(Common Cause)でメディアと民主主義改革の特別顧問を務めています。

    dailynews date: 
    2017/7/11(Tue)
    記事番号: 
    2
  • ネットのための闘い:トランプの連邦通信委員会が自由で開かれたインターネットを破壊するのを阻止するための大規模な行動の日

    およそ7万のウェブサイトと組織が7月12日、ネットの中立性を守るための大規模なオンライン抗議行動に参加する予定です。参加するウェブサイトは、ホームページ上にメッセージを表示し、今日の我々が知る形のインターネットを守る行動を取るようユーザーに呼びかけると報じられています。7月12日の抗議の支援者には、ツイッター、アマゾン、フェイスブック、グーグル、レディットなどインターネットの巨大企業が名を連ねています。2017年にはいって、連邦通信委員会(FCC)のアジット・パイ委員長は、多くの米国人が自由で開かれたインターネットを支持するという世論調査にも関わらず、ネットの中立性規制を撤廃する彼の計画の概要を発表しました。FCCの元委員のマイケル・コップスと、「未来への闘い」(Fight for the Future)のキャンペーン部長であるエバン・グリアに話を聞きます。グリアは、7月12日の「ネット中立性を守る行動の日」(Day of Action to Save Net Neutrality)を組織するのを助けています。

    dailynews date: 
    2017/7/11(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 実力派調査報道記者エイミー・ウィレンツが語る ジャレッド・クシュナーは国際政治に無知

    ニューヨークタイムズ紙は8日、トランプ大統領の娘婿で上級顧問のジャレッド・クシュナーおよびトランプの息子に関する衝撃的な記事を掲載しました。記事によれば、クシュナー、トランプ・ジュニア、ポール・マナフォート選対委員長(当時)の3人は大統領選の最中、ロシア政府とつながりのある弁護士とトランプ・タワーで会っていました。会合に先立ち、ヒラリー・クリントンに不利となる情報を約束されていたということです。会合がもたれたのは、トランプが共和党の大統領候補に指名された2週間後でした。クシュナーは、外交経験がないにもかかわらず外交政策の主要な役割を与えられた上級顧問です。「ネイション」誌の寄稿記者エイミー・ウィレンツと話します。

    dailynews date: 
    2017/7/10(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 米国を除くG20各国はパリ協定を確認 しかし20カ国が化石燃料に注ぐ金は720億ドル

    G20に集まった世界の首脳たちは8日、パリ協定は「後戻りできない」との認識で一致、同協定の遵守を確認し、気候変動に関して米国と袂を分かちました。ドイツのハンブルグで開催されたG20首脳会議は最終日に共同声明を発表しましたが、米国のパリ協定離脱を認める一方で、その他の国々がこの重要な協定への支持をあらためて表明するという異例の展開となりました。その一方環境保護団体で作るグループは、G20各国が化石燃料のためにおこなう財政支出は年平均720億ドルにのぼり、クリーン・エネルギーの4倍にあたるとの新しい報告を発表しました。この報告のタイトルは「言うだけなら安上がり 気候災害に資金を出すG20諸国」です。この報告の筆頭執筆者で「オイル・チェンジ・インターナショナル」 (Oil Change International)の上級活動家であるアレックス・ドゥーカスと話します。

    dailynews date: 
    2017/7/10(Mon)
    記事番号: 
    2
  • モスルの惨状:イラクはモスルをISISから奪還 しかしこの戦いで数千人が死亡 70万人が避難民に

    自称「イスラム国」からモスルを奪還するイラクの戦いは9カ月を経て終焉を迎えましたが、人道上の危機は去ってはいません。国連によれば約70万人の市民がいまも家を失った状態にあり、半数近くが緊急避難所で生活しています。民間人犠牲者の監視団体「エアウォーズ」の推計によれば、モスルでは有志連合の空爆や砲撃により900人から1200人の民間人が死亡したとみられ、全体の死者数はそれを遥かに上回ります。国際赤十字は、この数週間で民間人死者が激増していると報告しています。受賞歴のある調査報道記者でニュー・アメリカ財団のプロジェクト「フューチャー・オブ・ウォー」(Future of War)の研究員アズマト・ハーンと話します。この一年半、米国主導の対ISIS戦争がイラク国内でどのように展開したかについて調査しています。

    dailynews date: 
    2017/7/10(Mon)
    記事番号: 
    1
  • ベルタ・カセレスの娘 ホンジュラスで暗殺の企てを逃れた後に語る

    先週、ホンジュラスでベルティータ・スニガ・カセレスの暗殺未遂事件が起こりました。彼女は、暗殺されたホンジュラス先住民と環境保護の運動の指導者の故ベルタ・カセレスの娘です。ベルティータ・スニガ・カセレスは、2人の同僚とともにホンジュラス中部の村を訪問した帰りに、車の行く手を黒い軽トラックにさえぎられました。トラックから飛び出してきた3人の暗殺者が攻撃してきましたが、スニガと同僚は辛うじて逃げることができました。この事件のほんの数週間前に、スニガは先住民人権団体「ホンジュラス民衆と先住民の国民協議会」(COPINH)の新リーダーに指名されたばかりでした。彼女は最近、米国で審議中のホンジュラスへの軍事支援を一時停止する法案に賛同を表明しています。この行動は、米国を拠点にする人権団体「ウィットネス・フォー・ピース」が調整実行した行動週間の一環として行われました。ホンジュラスのラ・エスペランサ市の自宅にいるベルティータ・スニガ・カセレスに話を聞きます。また、シカゴを拠点に、COPINH支援のための連帯活動とCOPINHのための翻訳活動に過去17年以上たずさわってきたマット・ギンズバーグ=ジャクルにも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/7/7(Fri)
    記事番号: 
    4

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