ドナルド・トランプ大統領誕生に大きな功績があった人物、ブライバート・ニューズ会長だった、スティーブ・バノンに目を転じましょう。トランプ政権発足初期には、主席戦略官であるバノンが数多くの件で、大統領の執務室での黒幕だというのが大方の見方でした。バノンがいかにしてその極右国家主義政治を共和党の片隅からホワイトハウスにまで到達させたか、ジャーナリストのジョシュア・グリーンに話しを聞きます。グリーンは多年にわたりバノンの活動を追ってきました。2015年10月、バノンがトランプ陣営に加わる前に、グリーンはバノンを「アメリカの最も危険な政治謀略家」と呼んでいます。彼の新著はDevil’s Bargain: Steve Bannon, Donald Trump, and Storming of the Presidency(『悪魔の取引:スティーブ・バノン ドナルド・トランプ そして大統領職への突撃』)です。