先週、テキサス州オースティンにあるティー・ドン・ヒュット(T. Don Hutto)外国人収容施設に勾留されている移民女性27人が、虐待をやめる事や即時釈放を要求して食事を拒み始めました。ほとんどの女性は、保護を求めて米国に逃れて来た中米出身者です。中米諸国では暴力や虐待が急増しています。彼女たちは、自由への希望もなしに収容所で苦しい生活を送り、脅威にさらされ、不当に監視されていると訴えています。移民局職員はハンストが行われていることすら否定しています。正確な人数は不明ですが、支援者によると、ハンストは今週になって大幅に拡大しており、おそらく数百人に達している模様です。ヒュットは国内最大の民間刑務所会社コレクションズ・コーポレイション・オブ・アメリカによって運営されています。移民収容施設でのハンストは全国各地に広がっており、この1カ月の間にすでに3件が発生しています。「中米やメキシコから女性たちが逃げてくるのは、危険にさらされているからです。ところが私たちは、彼女たちを営利目的の収容施設に放り込みます。こうした施設では利益をあげるために経費を節約し、粗末な食事を与え、収容者の医療や様々な必要をおろそかにしています。