多くの移民家族にとっては、不吉な年の始まりとなりました。暴力のが蔓延する中央アメリカから家族ぐるみで逃れてきた人々を強制送還させる措置の一環として、連邦捜査官が強制捜査を行い、子どもを含む少なくとも121人を拘束しました。強制捜査は、ジョージア州、ノースカロライナ州、テキサス州を中心に行われました。連邦当局の一斉捜査の対象となった女性の1人から話をききました。「あれは強制捜査でした。私は拘束された最初の人間の一人です。1月2日、朝の6時45分に捜査官が私を捕えました。別の人の捜索で私の家にやってきたのです」と、ホンジュラスからの移民で現在、10歳になる息子と共にテキサス州ディリーの南テキサス・ファミリー・レジデンタル・センターに勾留されているアナは語ります。彼女たちは2014年6月ホンジュラスから逃れ、米国へやってきました。アナとケイティー・シェファードとバーバラ・ハインズの2人の移民弁護士に話を聞きます。