デイリーニュース

  • ウィリアム・バーバー師 有権者抑圧を語る:多くの有権者が投票すれば勝ち目はないと共和党は知っている

    [20/10/08/3] 10月7日の副大統領候補討論会で、マイク・ペンス副大統領は、仮にバイデンが当選した場合、権力の移行を平和的に行うかどうかに言明するのを拒否しました。代わりに、ペンスはトランプ政権が法的に郵便投票を制限しようとしていることに言及しました。ウィリアム・バーバー師によれば、11月の投票日を前に共和党は有権者抑圧への取組みに力を入れており、それは主に黒人や褐色の肌の有権者を標的にした「極めて精度の高い人種差別」だということです。バーバー師が共同委員長を務める「貧者のキャンペーン」は有権者の選挙権はく奪と闘うために大規模な投票促進運動を先導しています。「みんなが投票すれば勝てないと、彼らには分かっているのです。共和党は貧困層と非白人の有権者が投票するのを非常に恐れています」

    dailynews date: 
    2020/10/8(Thu)
    記事番号: 
    3
  • ウィリアム・バーバー師:数百万人が生活苦に直面している 討論会ではなぜ「貧困」に触れないのか?

    [20/10/08/2] 米国人口の半分近くは、COVID-19パンデミック前から貧困状態に陥っており、生活苦に直面する人の数は、その後さらに数百万人増えています。それにもかかわらず、2020年大統領選の討論会では「貧困」という話題が確実に無視されているとウィリアム・バーバー師は言います。「COVID-19前は順調だったと言うのは止めるべきです。現実的には株式市場が好調だったというだけです」とバーバー師は言います。バーバー師は「貧者のキャンペーン」(Poor People’s Campaign)の共同委員長で、「破れを繕う者たち」(Repairers of the Breach)代表です。

    dailynews date: 
    2020/10/8(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 米大統領史上で最悪の失策:カマラ・ハリス トランプ/ペンスのCOVID-19対応を批判

    [20/10/08/1] マイク・ペンス副大統領とカマラ・ハリス上院議員は、10月7日、プレキシガラス2枚で仕切られた会場で、今回の大統領選シーズン唯一の副大統領候補者討論会を行いました。トランプ政権のコロナウイルス対策本部長を務めるペンスは、政権のコロナ危機対応を繰り返し擁護しましたが、米国ではCOVID-19の死者が21万2000人近くに上り、数百万人の人々がいまだ失業しています。また今回の討論会は、トランプ大統領を含む数十人の高官がウイルスに感染し、ホワイトハウスでコロナの集団感染が発生している中で行われました。「ホワイトハウス内の感染者数は、最近発表されたイエメンやベトナム、ニュージーランドという国々の感染者数よりも多いのです」とコロンビア大学医療センター、世界健康緊急医療長クレイグ・スペンサーは言います。「ホワイトハウス内部の安全も守れないのに、どうやって米国全体の安全を守るというのでしょう?」

    dailynews date: 
    2020/10/8(Thu)
    記事番号: 
    1
  • グリーンズボロ虐殺事件から41年、クラン、ナチスによる反人種差別主義者5人の殺害を、警察は容認していたと、市が謝罪

    【20/10/07/2】41年近く前、ノースカロライナ州グリーンズボロの町で、米国の白人至上主義団体クー・クラックス・クランやアメリカ・ナチ党のメンバーが、反人種差別活動家5人を射殺した事件がありました。グリーンズボロ市議会が、このほどひとつの決議を採択しました。襲撃そのものと殺害行為を警察が容認していたことについて、謝罪するという内容です。1979年に起きた襲撃事件の生存者、ネルソン・ジョンソン牧師とジョイス・ホブソン・ジョンソンのお二人に話を聞きます。「(襲撃の計画を)警察は知っていながら、まったく動こうとしなかった」ことを市が認めて、謝罪したと、ネルソン牧師は言います。「我々が現在、北米の暗殺集団と呼んでいる集団の一つに警察が便宜を図っていたのです」。

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    2020/10/7(Wed)
    記事番号: 
    2
  • メアリー・トランプ、叔父は21万人の死に責任があり、こんどは「わざと感染を広げている」

    【20/10/07/1】トランプ大統領は、自身も新型ウイルスに感染し、病院に担ぎ込まれたが、にもかかわらず、多くの死者をだしているこの新型コロナウイルスの爆発的流行を、インフルエンザみたいなものだと言っています。トランプ大統領のただひとりの姪、メアリー・トランプに話を聞きます。大統領選挙の最終盤を迎えたこの数週間、トランプの行動は、ますます常軌を逸しているが、どう思うか。また、彼の一族は病気になることを、弱さと見なしていることについてメアリー・トランプは語ります。「何らかの治療を受けるということは、治療が必要なんだと、認めることなのですが、叔父には、そうした自覚はないと思います。側近の人々が、大統領にとって何がよいことかを気にかけていないこともはっきりしています。もし気をつけているのであれば、トランプは、まだウォルター・リード陸軍病院にいるでしょう」。また、トランプ大統領が比較的すみやかに病気を克服することは、「最悪のシナリオ」になるだろうと、警告しています。トランプが、自分の主張を信じて疑わなくなり、このパンデミックを無視し続けることになると思われるからだ、というのです。臨床心理学者でもあるメアリー・トランプは、トランプ大統領による出版の差し止め訴訟をはねのけ、7月に新著『世界で最も危険な男』を出版しました。新著はベストセラーになっています。

    dailynews date: 
    2020/10/7(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 疾病対策予防センターによるトランプの接触者追跡却下後COVIDトラッカーを構築した大学4年生にインタビュー

    【20/10/06/3】トランプ大統領の周囲でCOVID-19検査で陽性反応を示す人数が増え続けていますが、ホワイトハウスが米疾病対策予防センター(CDC)にしてほしくないこと―トランプ大統領を感染させた、または彼によって感染させられた可能性がある接触者を追跡する―をしている学生ジャーナリストに話を聞きます。ミドルベリー大学4年生のベンジー・レントンは、トランプ大統領の周辺で増え続ける、COVID-19にさらされた、あるいは感染した人間を監視するためのリアルタイム追跡ツールの開発を手伝いました。このサイトは「ホワイトハウスのCOVID-19 」(COVID-19 at the White House)と呼ばれ、これまでに270人以上の接触者と25人の陽性例をリストアップしています。このサイトは「公表されている情報」を使って、「米国の市民に与えられるべき透明性と情報へのアクセスを確実にしている」とレントンは言います。

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    2020/10/6(Tue)
    記事番号: 
    3
  • COVIDで父親を亡くした活動家が語る トランプのホワイトハウスでの写真撮影は「SFホラー映画」のよう

    【20/10/06/2】 世界で最も注目されている新型コロナウイルスの患者が、感染を広げる可能性があり周囲の人間を危険にさらすにも関わらずホワイトハウスに戻りました。しばらく前に父親をCOVID-19で亡くした活動家のクリスティン・ウルキザに話を聞きます。彼女は、トランプ大統領がこの病気を大したことが無いかのように振舞うのは、愛する人を失った家族にとっての平手打ちだと言います。 「私は愕然としました」と、ウルキザは言います。 「愛する人をCOVIDで亡くし、このウイルスの恐ろしさを間近で目にしたすべての人が同じように感じました」。 8月の民主党全国大会で父親について話したウルキザは、パンデミックで亡くなった米国人の物語への関心度を高めるプロジェクト、「マークト・バイ・COVID」(Marked by COVID)の共同創設者です。

    dailynews date: 
    2020/10/6(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 「COVIDを恐れるな」 退院後 マスクを外し誤情報拡散を煽るトランプ

    【20/10/06/1】トランプ大統領は、彼を取り巻く十数人以上がすでにCOVID-19検査に陽性反応を示し、自身がまだ感染を広げる可能性があるにも関わらず、ホワイトハウスに戻り、医療専門家たちに衝撃を与えています。緊急救命医のダラ・カス医師は、米国で20万人以上が死亡したパンデミックを軽視するトランプ大統領の態度に「ぞっとした」と言います。「私もこのウイルスに感染しました」とカス医師は言います。「友人や家族にうつすのが怖かったので、顔にN95マスクを付けることなしに寝室から出ることはありませんでした。」

    dailynews date: 
    2020/10/6(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 「黒人女性の命も大切」 ブレオナ・テイラーの家族 裁判を再開するための新たな特別検察官を要求

    【20/10/05/3】ブレオナ・テイラーの家族はケンタッキー州知事アンディー・ベシアに対して、新しい特別検察官を任命し裁判を再開するよう求めています。家族によれば、同州の司法長官ダニエル・キャメロンは偏見のない検察官としての任務を果たさず、テイラーにとって公正な裁判を進めたであろう嫌疑を意図的に大陪審に提出しなかったことが新しく公開された大陪審の録音テープで確認されました。キャメロンは15時間に及ぶ録音テープを公開するよう命じることに応じましたが、これは裁判官の命令期限である10月2日正午寸前のことでした。テイラーの家族の公民権弁護士であるベン・クランプは、「公開された録音は私たちの予想通りでした。誰もブレオナ・テイラーを有利にする証拠を提出していなかったのです」と言います。ケンタッキー州のアティカ・スコット民主党下院議員とも話します。スコット議員は先月、ルイビルで事件の公正な裁きを求めて抗議をしている最中に逮捕され、テイラー殺害事件に関わった警官たちが直接訴追されているにも関わらず、第1級暴動罪、解散命令への不服従、不法集会容疑での起訴に直面しています。

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    2020/10/5(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 無謀の末 ホワイトハウスで新型コロナ感染が拡大 政府は接触者追跡をするのか隠蔽するのか

    【20/10/05/2】トランプ大統領や主要な共和党議員の間にも新型コロナウイルス感染が増えていることについて、ブラウン大学の公衆衛生学部の学部長であるアシシュ・ジャーは、トランプ大統領のコロナ対策は無謀であり、公衆衛生上の勧告を軽視し続けていると指摘します。「ホワイトハウスで感染が拡大しています。拡大しつづけるでしょう。ホワイトハウスの中だけにとどまることはないでしょう」とジャーは言います。「拡大を止める方法は、検査と接触者追跡、そして隔離です」。

    dailynews date: 
    2020/10/5(Mon)
    記事番号: 
    2

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