ウーバーとリフトの運転手が5月8日、世界各地で低賃金と労働者への粗悪な扱いに抗議するストライキを起こしました。ウーバーは近日、株式を新規公開(IPO)することになっており、同社の時価総額は900億ドルを超え史上最大のIPOとなる可能性があります。このIPOでウーバーの重役たちが、数百万ドルを手にすると見込まれる一方、運転手たちの労働環境は悪化の一途だと彼らは主張します。ロサンゼルス、ロンドン、メルボルン、サンパウロ、ニューヨークなどの都市で8日、運転手たちがストライキを起こし、ウーバーやリフトなどの配車サービスに、運転手を独立請負業者ではなく正社員と同等に扱い、生活できる賃金および、説明なしで運転手を解雇することを止めることなどの措置を求めました。ストに参加したウーバーとリフトの運転手はウォール街に集まり、これら配車サービスの方針を非難しました。デモクラシー・ナウ!のプロデューサー、リビー・レイニーが、ウーバーが賃金を引き下たため、収入が3分の1に減ったという運転手インダー・パーマーに話を聞きました。