デイリーニュース

  • 平和活動家キャシー・ケリー、パキスタンでの米国の秘密戦争を語る

    宣戦布告されていない米国の戦争が拡大の一途をたどるパキスタンで、アフガニスタンに向けてNATO軍の軍事物資を運搬する輸送車隊が武装集団に襲撃され、トラック50台が放火され、死者7人、負傷者7人を出しました。 6月第1週には、CIAがおこなっているパキスタン内の軍事容疑者とされている人々への無人機爆撃を停止あるいは規模縮小するよう、国連高官からオバマ政権に公式要請がありました。アフガニスタンとパキスタンに対する米国の政策は現実にはどのようなものなのかについて、長年にわたる活動家のキャシー・ケリーにニューヨークで話を聞きます。 ケリーはパキスタンとアフガニスタンを訪問したばかりです。現地で出会った「貧困と戦争に疲れた人々」の話を聞きましょう。
    dailynews date: 
    2010/6/10(Thu)
    記事番号: 
    3
  • マビ・マルマラ号から秘密裏に持ち出されたビデオを独占初公開 ガザ支援船団へのイスラエルの死の襲撃を映し出す

    デモクラシー・ナウ!では、マビ・マルマラ号から持ち出された未公開・未編集ビデオを独占で特別紹介します。このビデオは10日に国連での記者会見で正式に公表されることになっています。 映像には、襲撃が始まる直前のマビ・マルマラ号内の動きと緊張感、そして襲撃の間の乗船客の反応が間近に映し出されています。 マビ・マルマラ号に乗り合わせていた少数の米国人の一人、 映像作家で活動家のイアラ・リーに話を聞きます。リーの機材は没収されましたが、リーは1時間分の映像を持ち出すのに成功しました。

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    dailynews date: 
    2010/6/10(Thu)
    記事番号: 
    2
  • メキシコ人ティーンエイジャー 米国国境警備官によりメキシコ領土内で射殺される

    米当局は15歳のセルジオ・エイドリアン・ヘルナンデス・グエレカは、国境検問所で2人の人物を拘束しようとしていた国境警備官に向かって投石した少年たちの一人であると言っています。 けれどもスペイン語放送局ウニヴィジオンが入手した、携帯電話で撮影されたビデオにはそれとは違う状況が写っていました。この画質の悪いビデオでは、国境警備官は銃口をつきつけて男性1人を拘束しています。 警備官はその男を地面に伏せさせながら、国境のメキシコ側にいる2番目の人物に銃を向けています。警備官が数発発射した際、その人物が逃げていく様子がビデオに写っています。それに続いて、ビデオには橋桁の横に倒れた人物が写っています。人権のための国境ネットワーク(Border Network for Human Rights)の代表、フェルナンド・ガルシアに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/6/10(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 「ひっくり返せワールドカップ」 ラジ・パテルが語る南ア政府による世界的イベント前の貧民弾圧とバラック住人の運動

    2010年ワールドカップが南アフリカ共和国で始まりました。この試合の持つ最も見逃されている側面に、ラジ・パテルが目を向けます。南ア全土にまたがる数万人もの掘っ建て小屋居住者の闘争です。この1年以上、ダーバンやヨハネスブルグ、ケープタウンの貧民居住区のリーダーたちがギャングに家を追い出されたり逮捕されたり審理もなく拘束されたり襲撃されたりしてきました。ワールドカップの開催に伴い、アバフラリ・バセムジョンドロ(Abahlali baseMjondolo)という名で知られる掘っ建て小屋居住者の運動が、この苦境への関心を得ようと「ひっくり返せワールドカップ(Upside Down World Cup)」というキャンペーンが盛り上がっています。
    dailynews date: 
    2010/6/11(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 死者多数のマッセイ炭坑爆発事故 鉱山労組と遺族たちが連邦捜査の情報公開を求めて訴訟

    BPのディープウォーターホライゾン掘削施設爆発が起きたのは4月20日でした。その数週間前、ウエストバージニア州のマッセイ・エナジー社のアッパービッグブランチ炭坑で爆発があり29人の労働者が死亡しました。鉱山安全保健管理局がこの災害への捜査を始めていますが、公開捜査のBP原油流出事故と異なり、マッセイの一件はなにからなにまで完全に密室捜査となっています。米鉱山労組と今回の事故遺族たちがこのほど連邦裁判所に連邦捜査の公開を求めて提訴しました。ジャーナリストのジェフ・ビガーズに話を聞きます。

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    dailynews date: 
    2010/6/11(Fri)
    記事番号: 
    2
  • ローリング・ストーン誌記者が語る内幕 オバマ政権は世界最凶の石油会社の殺人をいかに放置してきたか

    オバマ政権のBP社原油流出災害への対処の仕方に関する詳細な新調査報道が明らかにしたのは、この危機を制御不能に陥れたのは政府の監督管理の誤りと遅滞と不在だったということでした。「流出、醜聞、そして大統領」と題した記事で、ローリング・ストーン誌のティム・ディキンソンは「この大惨事への道を開いたのはジョージ・W・ブッシュだったが、BP社の掘削にOKを出したのはオバマだった」と書いています。ディキンソンは、ブッシュが定めた石油業界寄りの環境保護指針がいかに現政権の内務長官ケン・サラザールによって維持され、結果的に最悪の安全管理記録を持つ石油会社BPが殺人罪を免れるようになっているかを探っています。
    dailynews date: 
    2010/6/11(Fri)
    記事番号: 
    1
  • スティーブン・キンザー「リセット:イラン・トルコ・米国の未来」

    次は変動する中東への米国の役割についてです。イスラエルは、前月に多くの犠牲者を出したガザ支援船団への攻撃について内部調査を準備しています。この攻撃により、トルコ人8人とトルコ系アメリカ人1人が死亡しました。その一方、トルコとブラジルは、核燃料の交換でイランと合意に達し、さらに前週の国連安全保障理事会でイランへの追加制裁決議に反対しました。受賞歴を持つジャーナリストでベストセラー作家のスティーブン・キンザーは新著の中で、現在の中東におけるこれら各国の同盟関係の変化を解き明かすため、歴史を振り返り、米国の中東外交政策の新たなヴィジョンを提示しました。
    dailynews date: 
    2010/6/14(Mon)
    記事番号: 
    3
  • スティーブン・キンザー:BP社の歴史と1953年のイランのクーデターで果たした役割

    All the Shah’s Men: An American Coup and the Roots of Middle East Terror(すべてシャーの臣:米国によるクーデターと中東テロの起源)の著者スティーブン・キンザーが、イランで1953年に起きたCIAによる革新派首相モハメド・モサデクへのクーデターにおいてBPが果たした役割を検証しました。BPは当時アングロ=イラニアン石油会社という名前でした。
    dailynews date: 
    2010/6/14(Mon)
    記事番号: 
    2
  • キルギス衝突 死者117人以上、ウズベク系住民8万人以上が避難

    キルギス暫定政府は、今月末予定の新憲法の国民投票を前に国を混乱させようと暴動を煽動したとして、クルマンベク・バキエフ前大統領を非難しています。4月の政変で失脚したバキエフ前大統領は13日、避難先のベラルーシで、暴動には一切関与していないとの声明を発表しました。番組では、ニューヨーク滞在中のハーパーズ・マガジン寄稿編集者で、キルギス首都ビシケクにある「中央アジア・アメリカ大学(American University in Central Asia)」の創設時からの理事、スコット・ホートンに話を聞きました。ホートンは暫定政府の関係者らへの取材を終え、キルギスから帰国したばかりです。
    dailynews date: 
    2010/6/14(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 「私は米国共和制は愛しているが米帝国は憎んでいる」:ヨハン・ガルトゥングが語るアフガニスタン戦争と解決策

    ヨハン・ガルトゥングとのインタビュー第2弾をお届けします。平和研究、紛争研究という分野を開拓したことで知られるガルトゥングは、過去半世紀、国際関係における非暴力の紛争解決を追求し続けてきました。彼の最新刊は、Fall of the US Empire – And Then What?: Successors, Regionalization or Globalization? US Fascism or US Blossoming?(『米帝国の凋落 - そして?:後に来るのは地域化かグローバル化か? 米国ファシズムか米国発展か?』)です。6月第2週のインタビューでは、2020年までの10年間で米帝国が崩壊するという彼の予測について聞きました。今回のインタビュー第2弾では、ガルトゥングのオバマ大統領に対する評価、米国の企業メディアなどについて話を聞きます。まずは、彼が紛争解決に向けて幅広い活動を行ってきたアフガニスタン戦争について聞きます。
    dailynews date: 
    2010/6/15(Tue)
    記事番号: 
    2

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