デイリーニュース

  • 独立系メディアを強く支持するジャーナリストが「ウォール街を占拠せよ」で演説

    「この運動はその道義がはっきりとしているからこそ、人々を動かし運動に参加させることができたのです」とネイション誌の編集長兼発行人のカトリーナ・ヴァンデン=フーベルはいいます。「私にとって興味深いのは—私は5日フォーリー広場のデモのためにここに来たのですが—活力を求めていたとても多くのグループがここに来て触発しあい団結したことです」。

    dailynews date: 
    2011/10/11(Tue)
    記事番号: 
    7
  • 「ウォール街を占拠せよ」の先住民グループ コロンブス記念日は「服喪の日」と指摘

    10日、国民の祝日「コロンブス記念日」に、先住民のグループがウォール街で集会を行い、クリストファー・コロンブスにまつわる歴史の影の部分と彼の「発見」がアメリカ大陸にもたらした影響を暴露しました。「我々はコロンブスの日は祝日ではないと言うためにここに来ました」とタイノ族連合のロベルト・"みみずく"・ボレロは語りました。「植民地主義と強欲のサイクルを止める必要があると、他の人々とともに主張します」。

    dailynews date: 
    2011/10/11(Tue)
    記事番号: 
    6
  • 「ウォール街を占拠せよ」で歌うイラク系米国人ステファン・サイード

    1990年代以来反戦活動を行ない「ウォール街を占拠せよ」に参加したイラク系米国人の活動家でシンガーソングライターのステファン・サイードに話を聞きます。「私は根っからのアメリカ人として育ちましたが、自分の家族が最初で最大のグローバリゼーション戦争で爆撃された事実に向き合わざるをえませんでした。この戦争を止める唯一の方法は全人類がずっと待ちわびてきた、より平等な世界に向けた運動を築くことだと、最初の時点で悟らされました」と語り、新アルバムから「 Take a Stand」(立場をはっきり表そう)を演奏します。

    dailynews date: 
    2011/10/11(Tue)
    記事番号: 
    5
  • 「ウォール街を占拠せよ」野営デモのイラク帰還兵 復員兵を待ち受ける財政危機を訴える

    「ウォール街を占拠せよ」野営デモの抗議者の中には米軍の退役兵たちもいます。多くの者がイラク・アフガニスタンへ何度も派遣され、精神や肉体に障害を負っています。彼らが通常の市民生活に復帰するのは容易なことではありません。「帰還兵たちの多くがいま失業やホームレスに陥り、様々な経済的な問題に直面しているのは周知のことです」と「反戦イラク帰還兵の会」(IVAN)の事務局長ホセ・バスケスは言います。

    dailynews date: 
    2011/10/11(Tue)
    記事番号: 
    4
  • コロンビア・韓国・パナマの活動家 新「自由貿易」協定を支持するホワイトハウスを非難

    コロンビア・韓国・パナマの組織者たちが「ウォール街を占拠せよ」野営デモで10日にティーチインを開き、米連邦議会でペンディングになっている米国の国内企業や金融企業の市場拡大を目指す「自由貿易協定」について議論しました。「要するにこれは、金融危機を起こしたようなことをもう一度導入しようという話です」とスジョン・ホンは言います。彼はNodutdol for Korean Community Development(韓国人コミュニティ開発のため架け橋)の組織者です。「同時にこれはアメリカの雇用をさらにアウトソーシングすることにつながります」と、米国州郡市職員同盟(AFSCME)の372地区メンバーのカルロス・サラマンカは言います。加えてコロンビアの自由貿易協定は「コロンビアで起きていることの継続につながります。コロンビアの労働者や組合員、人権活動家の殺害や先住民やアフリカ系住民の指導層への迫害をやめさせる努力をまったくしないコロンビア政府への支援です」と話します。

    dailynews date: 
    2011/10/11(Tue)
    記事番号: 
    3
  • ヒップホップ・アーティストの訴え:アメリカ政府へのタダ乗りはもう無し

    「ウォール街を占拠せよ」野営デモを支持する数多くのアーティストの中にヒップホップのイモータル・テクニークもいます。デモ抗議者たちの要求に対する感銘を人々と共有するため、自作のラップ"Toast to the Dead"(『死者たちに乾杯』)を披露しています。「みんなが言ってるのは、『あのね、オレはさ、具体的な解決策がほしいの。間違ったことをした人たちは、責任とってほしい』ということだ。世界の政府にわかってもらいたいのは、たとえアメリカが支持していたって、おまえらが繰り返してきたひどい人権侵害が、いつまでもそれでまかり通るわけじゃないってこと。アメリカが支援してるのはおまえらの天然資源を搾取していいっていう取引があるからなんだ』。ここのみんなは、それを真剣に考えていると思う」とイモータル・テクニークは言います。

    dailynews date: 
    2011/10/11(Tue)
    記事番号: 
    2
  • ウォール街占拠の組織者:警察の黙らせ努力に関わらず拡大する抗議運動

    「ウォール街を占拠せよ」野営デモは4週目に入りました。抗議に集まった数千人の人々は引き続き、自律的に運動を組織化し、拡大していくという課題に取り組んでいます。参加者が増えるに従い、メディアでは彼らが何者なのかという議論がさかんになっています。そこでデモクラシー・ナウ!のチームは報道機材を用意してロウワー・マンハッタンのズコッティ公園に向かい、抗議する人々自身の声を直接とどけることにします。最初はジャスティン・ウェデスの話を聞きます。この「ウォール街を占拠せよ」の組織者です。平和的にデモをして「言論の自由」の権利を行使していた人々を、警察がどう逮捕したのか、彼が説明します。「それに対する反応は──そして今や世界中がそれを見守っているでしょうが──平和的な抗議を黙らせようとすれば、その度に新たな支持者を爆発的に増やすことになるということ。それが今まさに起きているのです。それによって赤裸々にされる事実は、ニューヨーク市警がいったい誰に仕え、誰を守っているかということです。それが一般の国民でないならば…それは大きな問題です」

    dailynews date: 
    2011/10/11(Tue)
    記事番号: 
    1
  • ノーベル平和賞受賞者タワックル・カルマン、イエメンと米国の「テロとの戦争」を語る

    イエメンの活動家でジャーナリストのタワックル・カルマンは、7日に発表された2011年ノーベル平和賞受賞者の一人です。カルマンは2010年9月にブレヒトフォーラムで、いわゆる「テロとの戦争」によってもたらされた国家の暴力、暗殺、人権侵害について語りました。その場にはデモクラシー・ナウ!もいました。きょうは彼女の演説の一部をお届けします。カルマンは、米国がイエメン政府による反対派弾圧に加担することで、「自由世界のリーダーから、圧制者の番犬に成り下がった」と発言しています。

    dailynews date: 
    2011/10/10(Mon)
    記事番号: 
    5
  • 米国史上最も長い戦争:アフガニスタンの米兵犠牲者を分析する報告書

    10年前に戦争が開始されてから、米軍兵士1800人近くがアフガニスタンで死亡しました。この戦争は、米国史上で最も期間の長い戦争です。米軍兵士の2001年10月から10年12月までの死者数1446人について、死亡記事欄と追悼欄をもとに分析する新たな報告書が発表されました。論文「アフガニスタンでの米軍死者、および彼ら陸海空軍と海兵隊の兵士たちの出身コミュニティー」の主筆者に話を聞きました。マイケル・ツヴァイクは経済学専門家でニューヨーク州立大学のCenter for Study of Working Class Life(労働者階級生活研究所)のディレクターです。「米国では人口の62%が労働者階級に属します。しかし死者では、78%が労働者階級でした」

    dailynews date: 
    2011/10/10(Mon)
    記事番号: 
    4
  • ウォール街を占拠せよ、1930年代以降で左翼の「初の民衆運動」

    ニューヨーク市から始まった抗議運動「ウォール街を占拠せよ」を契機に、全米各地に「占拠」運動が拡大する中、この運動の歴史的な意義を検討しました。コロンビア大学のドリアン・ウォーレンは「今回の運動は米国の歴史上非常に重要な意味を持っています。ターニングポイントとなるかもしれません。というのも、1930年代以降、左翼の民衆運動というのは存在しなかったのです」と語ります。またファイアードッグレイクのブロガーで、シカゴ、フィラデルフィア、ワシントンD.Cでの占拠運動を取材しているケヴィン・ゴストーラに話を聞きました。

    dailynews date: 
    2011/10/10(Mon)
    記事番号: 
    3

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