「ウォール街を占拠せよ」運動を支持する5日のデモで、大きな部分を占めていたのは学生でした。予算削減に抗議し、「ウォール街を占拠せよ」への支持を表明するため、「全国学生授業ボイコットの日」が実施されました。ウェブサイトのOccupyColleges.orgによると、ニューヨーク市の多くの学校をはじめ、全米の75校でボイコットが行われました。デモクラシー・ナウ!では、5日にマンハッタン南部でおこなわれたデモに参加するため、ニューヨーク市立大学、ニュースクール、ニューヨーク大学の授業をボイコットした学生たち数人に話を聞きました。「多くの学生が置かれている状況は、今回の経済危機がいんちき商法を押し進めるために起こされたのではないかという見方と合致すると思います。大学に行けば給料の良い仕事につけ、安全な暮らしを手にいれ、専門家として責任ある暮らしをし、世間に受け入れられるという印象を皆がもっていました。でも海外の、ヨーロッパやプエルトリコ、チリの大勢の学生を見ると、それって蜃気楼にすぎない」。と学生の一人は述べました