今週は、世界貿易機関(WTO)の会議を中止させたシアトルでの歴史的な抗議運動から20周年を迎えますが、それはまた、初の独立メディアセンター(Independent Media Center)が誕生した時でもありました。催涙ガスの煙りの中で、何百人ものボランティア記者が、何が起きているのかを記録しました。その週、独立系ウェブサイト、indymedia.orgは、CNNを超える150万のアクセスを得て、連日、ビデオレポートと新聞を作成しました。世界的な市民ジャーナリスト運動の初の送受信ステーション(ノード)になったのです。このいきさつを最もよく知っている人たちに話を聞きます。ジル・フリードバーグはシアトル・インディペンデント・メディアセンターの共同設立者であり、シアトルのWTOドキュメンタリーThis is What Democracy Looks Like (『これが民主主義だよね』)の共同プロデューサーです。リック・ローリーは、アカデミー賞にノミネートされた映画製作者であり、Midnight Filmsの独立ジャーナリストであり、This is What Democracy Looks Likeの共同プロデューサーでもあります。