デイリーニュース

  • アイオワ州で始まったホワイトハウスへの道、しかしそれはすでに裕福な資金提供者たちに売られているのか?

    資金提供元を隠すことができる特別政治活動委員会(スーパーPAC)やその他の組織など、いわゆる「ダークマネー」団体による支出はすでに、前回の大統領選をはるかに超え、推定では5億ドルに達しているといわれています。政治献金は言論の自由の一部であるいう判決で選挙資金支出の制限を撤廃した、2010年の最高裁のシチズンズ・ユナイテッド判決以来、外部に向けた政治資金支出は急増しています。壇上の政治家から隠れ資金まで、金の流れを追い続けている、ザ・インターセプトの記者リー・ファンから話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/2/2(Tue)
    記事番号: 
    3
  • アイオワ州での大接戦後、クリントンはサンダースの猛追を止めるために、より左派に動くのか?

    大統領選はアイオワ州を離れ、本日2月2日から1週間後の9日に予備選挙が行われるニューハンプシャー州に移ります。その後、ネバダ州、サウスカロライナ州で行われ、代議員が多い州での予備選が集中する3月1日の「スーパーチューズデー」へと続きます。バーニー・サンダースはアイオワ州ではクリントンと互角で、ニューハンプシャー州の世論調査では彼女をリードしていますが、大統領選が南部の州に進むにつれて彼は、より厳しい闘いに直面することになるでしょう。そして、クリントンはすでに、投票ブースでの結果以外のところでかなり有利となっています。所属州の結果に関係なく自分の意思に基づいて投票するスーパー代議員数百人の支持を取りつけているのです。2人のゲストに、アイオワ州の結果と今後の展望について話を聞きます。ヒラリー・クリントンの長年の支持者で「ルーズベルト研究所」(Roosevelt Institute)の上級研究員であるエレン・チェスターと、バーニー・サンダースを公式に支持するネイション誌の政治記者で、新たに改訂したThe 'S' Word: A Short History of an American Tradition...Socialism(『ザ・エス・ワード:アメリカの伝統、社会主義の短い歴史』)などの数冊の本の著者であるジョン・ニコルスです。

    dailynews date: 
    2016/2/2(Tue)
    記事番号: 
    2
  • アイオワ州党員集会:バーニー・サンダースがヒラリー・クリントンと接戦、テッド・クルーズはドナルド・トランプに逆転勝ち

    アイオワ州党員集会では、共和党の上院議員テッド・クルーズが最有力候補のドナルド・トランプに逆転勝ちし、ヒラリー・クリントンと対抗馬のバーニー・サンダースは実質的に互角でした。最新の報告では、クリントンがサンダースを0.5%に満たない差でリードしましたが、この結果からは民主党予備選のアイオワ州代議員票は等分されるかと思われました。一部の民主党の党員集会会場では勝者を硬貨を投げてその表裏で決める方法を取り、これを行った6つの会場全てでクリントンが勝利しました。フロリダ州の上院議員マルコ・ルビオは僅差でトランプに続きました。共和党側では、クルーズが福音派の高い投票数によって、ドラルド・トランプに逆転勝ちしました。候補者たちのアイオワ州での演説のハイライトを放送します。

    dailynews date: 
    2016/2/2(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 居酒屋から穀物倉庫まで―アイオワ州の複雑な党員集会の仕組み

    アイオワ州党員集会は通常の大統領予備選とは異なります。党員が集まり、推薦したい候補者について論じ合ってから、投票を行います。党員集会の会場は、個人の自宅、教会、ジム、ホール、図書館、居酒屋、穀物倉庫など多岐にわたります。地域社会によって参加者の数は異なり、一般にデモインのような都市では1000人にのぼりますが、人口の少ない地域での集会では数十人以下にとどまります。本日決まる代議員の数は、候補者が党の指名を獲得するために必要な代議員総数の1%にすぎません。民主党と共和党は党員集会に関してそれぞれ独自の規則を定めています。「地域社会の向上をめざすアイオワ州民」(Iowa Citizens for Community Improvement)代表のヒュー・エスペイに今晩、何が行われるのか、実際のプロセスを解説してもらいます。

    dailynews date: 
    2016/2/1(Mon)
    記事番号: 
    3
  • バーニー・サンダース アイオワ州のフラッキングパイプラインに「ノー」 本日の党員集会で助けになるか?

    アイオワ州党員集会が全米の注目を集めていますが、あまり語られることのない地元の問題を見てみましょう。アイオワでは州を対角線上に横切って原油を輸送するバッケンパイプライン建設案をめぐり、論議が白熱しています。バーニー・サンダースはアイオワ州で遊説した際、このパイプラインをとりあげて、ライバルであるヒラリー・クリントンとの違いを強調しました。アイオワ州デモインからジャーナリストで歴史家のジェフ・ビガーズに話しを聞きます。ビガーズはアイオワ大学の招聘作家で「気候を語るプロジェクト」(Climate Narrative Project)の創立者です。

    dailynews date: 
    2016/2/1(Mon)
    記事番号: 
    2
  • アイオワの進歩派 クリントン対サンダースの対戦を評定 白人比率がきわめて高い州で米大統領選挙戦が幕開け

    2016年米大統領選挙戦が幕開けとなり、ホワイトハウスへの道が本日、アイオワ州から始まります。世論調査では両党とも接戦を示しています。共和党では、最有力候補者のドナルド・トランプがテキサス州の上院議員テッド・クルーズを僅かにリードしています。民主党ではバーモント州の上院議員バーニー・サンダースがかつてはヒラリー・クリントンに40ポイントも差をつけられていましたが、猛追し接戦となっています。アイオワ州は全米でも白人比率がきわめて高い州の一つですが、各党の大統領候補を最初に選ぶ州であるため、アイオワ州党員集会は選挙戦のなかで過大に大きな役割を果たします。大統領選挙運動はいまでは、アイオワ州での対決の1年前から始まり、実際の選挙日2016年の11月まで約2年がかりになっています。候補者たちは数ヶ月間、州に足を運び、有権者たちは1億5000万ドル以上の政治広告にさらされます。アイオワ州デモインからラジオ番組「ファロン・フォーラム」のホストで元アイオワ州議会議員のエド・ファロンに話しを聞きます。ファロンは、バーニー・サンダースの支持者です。もうひとりのゲスト、ウェイン・フォードは「アイオワ・ブラック&ブラウン大統領フォーラム」(Iowa Brown and Black Presidential Forum)の共同創立者兼共同議長、ヒラリー・クリントンを支持しています。

    dailynews date: 
    2016/2/1(Mon)
    記事番号: 
    1
  • レイプを生き抜いた被害者デイジー・コールマン 同様の体験の後自殺した娘の母親に会う

    パワフルな新作ドキュメンタリー『オードリー&デイジー』(Audrie & Daisy)についてのインタビュー第2部では、デイジー・コールマンのストーリーを見ていきます。2012年1月、コールマンは14歳で高校1年生でした。彼女は13歳の友達ページ・パークハースト共に高校のスポール選手の小さな集まりに招待されました。彼女たちは、男の子たちが家に迎えに来た時にはすでに飲酒をしており、デイジーはパーティーで気を失いました。彼女の話では、マシュー・バーネットという名の男子が、意識を失っている彼女に性的暴行を加え、それを高校レスリングのスター選手であるジョーダン・ゼックがビデオで撮影していたいうことです。バーネットは性交は合意の上でなされたと主張しています。その日の夜遅く、この男子生徒たちはデイジーを雪が積もっている彼女の自宅の庭に投げ降ろし、翌朝彼女の母親が半分凍っている娘を見つけました。当初、デイジーを暴行しそれを撮影したとして、この男子生徒たちは起訴がされましたが後に取り下げられました。マシュー・バーネットがフットボールの選手だったこと、そして彼の祖父がミズーリ州議会議員であったことが、ノダウェイ郡の検察官が起訴するかどうかという決定に影響力を及ぼしたのではないか、という疑念が高まりました。デイジーの母親メリンダが疑問の声をあげた時、彼女は職を失いました。

    dailynews date: 
    2016/1/29(Fri)
    記事番号: 
    4
  • 『オードリーとデイジー』:暴行された後自殺したオードリー・ポットの母が語る娘のストーリー 

    サンダンス映画祭からお送りしています。本日は、性的暴行を受けた後、ソーシャルメディアでいじめを受け、それが全国的に大きく報道された女子高生2人のストーリーを見ていきます。オードリー・ポットとデイジー・コールマンはお互いを知りませんでした。デイジーはミズーリ州メアリービルの小さな田舎町に、オードリーはカリフォルニア州サラトガ郊外のシリコンバレーに住んでいました。しかし、2人は似たような経験をしました。2人とも、パーティで酒に酔って意識を失っている間に知り合いで信用していた男の子たちによって性的暴行を受けたのです。その後2人ともソーシャルメディアで嫌がらせを受け、自殺を図りました。デイジーは一命をとりとめましたが、オードリーは助かりませんでした。サンダンス映画祭で封切られた新作ドキュメンタリー映画、『オードリー&デイジー』(Audrie & Daisy)では、10代の2人のストーリーと彼女たちに起こった事件が、家族やコミュニティにどのように影響し、全国的な対話へと広がったのかを見ていきます。第1部では、オードリー・ポットの母シーラ・ポットにパーティーで性的暴行を受けた8日後に15歳のオードリーが首つり自殺をした時の様子を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/1/29(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 元ソルトレークシティー市長 2002年冬季五輪時の大規模監視でブッシュ政権の閣僚らを提訴 

    元ユタ州ソルトレークシティー市長のロッキー・アンダーソンは、2002年冬季オリンピック開催中にブッシュ政権が行ったと言われる政府による電話、テキストメッセージ、メールでのやり取りの監視に対して訴訟を起こしました。ブッシュ政権は「監視コーン」を広範囲にわたって配置し、1970年代に成立した監視法を侵害したとアンダーソンは語ります。この監視法は、70年代のチャーチ委員会の審問で、同様の公民権の侵害が暴かれた後に成立したものです。

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    2016/1/29(Fri)
    記事番号: 
    2
  • トランプ欠席の共和党大統領候補討論会 シリア、プランド・ペアレントフッド、イスラム恐怖症で対決

    アイオワ州党員集会前の最終討論会で、28日共和党の大統領候補7人が対決しました。少なくとも世論調査では最有力候補となっているドナルド・トランプは、FOXニュースのアンカーを務めるメギン・ケリーを討論会の司会から外すことをFOXニュース側が拒否したため、討論会をボイコットし3マイル離れたところで自らイベントを開催しました。本日はその討論会から「プランド・ペアレントフッド」について、「イスラム国」に対抗するためシリアを無差別に「絨毯爆弾」する提案について、そしてイスラム教徒に対するヘイト・クライムについての抜粋を放送し、第三党から大統領に立候補している元ソルトレークシティー市長、ロッキー・アンダーソンの反応を聞きます。アンダーソンは元民主党員で、かつてマサチューセッツ州知事選でミット・ロムニーを支持をしていたこともあります。2012年彼は正義の党(Justice Party) から大統領選に出馬しました。アンダーソンは弁護士であり、人権団体「人権への至高の道(High Road for Human Rights)」代表も務めています。

    dailynews date: 
    2016/1/29(Fri)
    記事番号: 
    1

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