デイリーニュース

  • 英国議会 反ムスリム発言をめぐり「愚か」な「道化師」ドナルド・トランプの 入国拒否を検討

    英国議会は1月18日、米大統領選に出馬中の共和党最有力候補ドナルド・トランプの英国入国拒否の可能性について3時間にわたり討議しました。トランプ候補のムスリム米国入国拒否発言後、英国では、現議会に対して提出された署名としては最多数となる57万人がトランプ入国拒否を求める署名運動に参加しました。英国議会はトランプ候補を「道化師」そして「危険な愚か者」と非難したものの、実際には入国拒否する権限は持ちません。政治評論家で歴史家のタリク・アリに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/1/21(Thu)
    記事番号: 
    2
  • パキスタンで タリバンによる新たな学校襲撃 内紛とアフガニスタン戦争への最新の「ツケ」

    パキスタンで再び、武装勢力による学校襲撃で大量の犠牲者が出る痛ましい事件が起きました。1月20日、武装した複数の男が朝靄に紛れて北西地方のバチャ・ハーン大学を襲撃し、少なくとも20人を殺害し、10数人の負傷者を出しました。実行犯4人は大学裏の壁を乗り越えてキャンパスに乱入し、講義室や廊下にいた学生と教師に発砲しました。パキスタンでは、大量の犠牲者を出した2014年12月のタリバンによるベシャワルでの学校襲撃事件の追悼1周年を、数週間前に迎えたばかりでした。2014年の事件はパキスタン史上最多数の死者を出した武装攻撃で、150人以上が殺害され、その大半が軍関係者の子弟でした。ペシャワルの襲撃事件を起こしたタリバン系グループが20日の事件についても犯行声明を出し、襲撃は軍が同グループ関係者への取締りを強化したことへの報復だとしています。2人のゲストをお迎えしました。パキスタンの政治活動家で弁護士のジブラン・ナシールと、政治評論家で歴史家、活動家、映画製作者、小説家、パキスタン政治および歴史について複数の著書もあるタリク・アリです。

    dailynews date: 
    2016/1/21(Thu)
    記事番号: 
    1
  • コーク兄弟の企業帝国暴露後 ジェーン・メイヤー記者の失墜を図った同兄弟の画策(そして失敗)

    2010年にジェーン・メイヤーは『ニューヨーク』誌 に、億万長者のコーク兄弟に関する長編の評伝を載せ、右派の政策議題に1億ドルを超える資金を注ぎ込み、オバマ大統領の政策課題の弱体化を図る企てを追究しました。それから6年後、メイヤーはコーク兄弟が、同記事の信憑性を傷つけようと民間会社を雇って応戦したことを明かにしました。コーク兄弟とその同志である右派および極右の超富豪たちに関する新著Dark Money: The Hidden History of the Billionaires Behind the Rise of the Radical Right(『ダークマネー:億万長者たちの秘史 極右台頭の陰に』)の中で、メイヤーはこの事件の詳細を記しています。

    dailynews date: 
    2016/1/20(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 『ダークマネー』: ジェーン・メイヤーが語る コーク兄弟と億万長者仲間たちはいかにして極右の台頭に資金を提供したか

    民主党と共和党は2016年の大統領選で自党の候補者を勝利させるべく約10億ドルを費やすと予想されていますが、ほぼ同額を支出する3つ目の団体があります。この団体は政党ではなく、独自の候補者もいません。この右派の政治ネットワークの後援者は、億万長者のチャールズとデイビッドのコーク兄弟で、この組織の2016年の支出額は9億ドル近くにのぼると予想されています。コーク兄弟の2016年の構想は過去40年間に渡って保守系の候補者たちや政策議題に何億ドルも資金を注ぎ込んできた取り組みの一環です。コーク兄弟とその同志である億万長者たちによる資金提供の歴史は『ニューヨーク』誌の記者ジェーン・メイヤーの新著Dark Money: The Hidden History of the Billionaires Behind the Rise of the Radical Right(『ダークマネー:億万長者たちの秘史 極右台頭の陰に』)に記されています。メイヤーは、コーク兄弟と億万長者たちがいかにして自らの企業帝国を活用し、右派の政治課題に合う政治体制を形成しようとしてきたか、その歴史をたどります。

    dailynews date: 
    2016/1/20(Wed)
    記事番号: 
    2
  • コーク兄弟とナチス:新刊書が明かす 億万長者コーク兄弟の父 第三帝国の主要石油精製所を建設

    『ニューヨーカー』誌の記者ジェーン・メイヤーは新著Dark Money: The Hidden History of the Billionaires Behind the Rise of the Radical Right (『ダークマネー:億万長者たちの秘史 極右台頭の陰に』)で、コーク兄弟とその同志である右派の億万長者たちが、選挙と国政に重要な影響を及ぼすことを目的に、政治機構にどのようにして資金提供を行ってきたかを追究しています。同書には数々の意外な新事実や新たな詳細情報が記され、冒頭では、コーク兄弟の父親で実業家のフレッド・コークがナチス・ドイツの石油精製所の建設に協力したことを明らかにしています。この建設計画はアドルフ・ヒトラー自らが承認したもので、精製所はドイツの軍用機に燃料を補給し、ナチスの戦争遂行に重要な役割を担いました。メイヤーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/1/20(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 平和活動家で孫もいる女性 無人機戦争抗議運動の写真撮影で禁錮6ヶ月に

    ニューヨーク州北部の孫もいる平和活動家が、米国の無人機が遠隔操縦されている基地で行われた抗議行動の写真を撮影したことで6ヶ月の禁錮刑を言い渡され、1月19日に刑務所に向かいます。メリー・アン・グラディ・フローレスは、2012年にハンコック・フィールド空軍州兵基地での市民的不服従運動に参加した後、同基地から彼女を遠ざけることを目的にした保護命令を出されていました。グラディ・フローレスは、2013年に別の平和行動に行きましたが、参加はせず、その代わり、基地の敷地外と彼女が信じた車道から平和行動を写真に収めました。彼女は、その後、基地の敷地は車道まで及んでいると言われました。グラディス・フローレスはその後、保護命令違反で1年間の禁錮刑を言い渡されました。2016年1月初旬に彼女は、有罪判決は変わらないものの、6ヶ月に減刑されると言われ、本日1月19日に刑務所に出頭するよう命じられました。再収監を控えたメリー・アン・グラディ・フローレスに話を聞きます。また、無人機反対運動に幅広く取り組む弁護士ジョナサン・ウォレスからも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/1/19(Tue)
    記事番号: 
    5
  • ヒラリーの2016年の大統領選でビル・クリントンに対するレイプとセクハラ疑惑を持ち出すのは公平なのか?

    少なくとも3人の女性、ポーラ・ジョーンズ、フアニタ・ブロードリック、キャスリーン・ウィレーがビル・クリントンを性的暴力またはセクハラで訴えています。クリントンは3つの申し立てすべてを否定しましたが、ジョーンズとは示談で解決しました。ビル・クリントンをレイプで訴えているブロードリックは、ヒラリー・クリントンが彼女に黙っていることを勧めたと言います。これらの疑惑を持ち出すことはヒラリーの大統領選指名争いにおいて公平な批判といえるのでしょうか? ネイション誌の寄稿編集者リザ・フェザーストーンと、社会学教授でノースイースタン大学のジェンダー研究プログラムのディクレターであるスザンナ・ウォルターズに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/1/19(Tue)
    記事番号: 
    4

    http://www.democracynow.org/(〜記事のアドレス)

  • クリントン対サンダース:進歩主義者たちは誰を選ぶのか? 指名争いが激化する中、2人の社会主義フェミストの討論を放送

    アイオワ州党員集会を前にした最後の民主党討論会で、ヒラリー・クリントンはバーモント州選出の上院議員バーニー・サンダースと、これまでで最も熾烈な議論で火花を散らしました。サンダースは元国務長官のクリントンを金融界との親密な関係で批判しました。一方、クリントンは、銃規制についてサンダースを非難し、自身をオバマ大統領の政治的後継者と自認しています。今回の討論は、サンダースが全米の世論調査で猛追し、アイオワ州とニューハンプシャー州獲得に可能性が出てきた中で行われた。民主党の指名争いが激化する中、自称、社会主義フェミストの2人による番組独自の討論会を放送します。ネイション誌の寄稿編集者でサンダースを支持するリザ・フェザーストーンと、社会学教授でノースイースタン大学のジェンダー研究プログラムのディクレターでもあり、クリントンを支持するスザンナ・ウォルターズです。

    dailynews date: 
    2016/1/19(Tue)
    記事番号: 
    3
  • イランの元米国人囚人シェーン・バウアー 新たな制裁呼びかけをめぐりヒラリー・クリントンと論戦

    CNNのジェイク・タッパーは1月17日、民主党の大統領有力候補ヒラリー・クリントンに、イランの弾道ミサイルをめぐって彼女が呼びかけている同国への新たな制裁について質問しました。タッパーは、米国人ジャーナリストで、イランで拘束されていたことのあるシェーン・バウアーがクリントンのコメントを批判するツイートを読み上げました。「私がイランの刑務所にいたとき、ヒラリーの声を聞くといつも、私の心は沈みました」とバウアーは書きました。「彼女がイランと関わると、緊張を高めるだけです」。クリントンはこれに対し、彼女は「彼が経験したことを十分理解する一方で、私たちにはイランを追い込むための非常に明白な道があり」、その中には、必要であれば新たな制裁も含まれていると述べました。バウアーからこれについての反応を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/1/19(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 核合意で致命的な制裁緩和される イランでの勾留経験者が囚人交換を歓迎

    米国とイランは、1月第3週に歴史的な核合意が履行されるのと時を同じく、囚人交換を行いました。米国は経済制裁違反で有罪宣告されていた7人のイラン人を釈放しました。イランはこれと引き換えに、ワシントンポスト紙の記者ジェイソン・レザイアンを含む4人の米国人を釈放しました。その他の釈放された囚人は、退役海兵隊員アミール・ヘクマティ、キリスト教の司祭サイード・アベディニ、そして今回の交換が発表されるまで投獄が極秘にされてきたノスラトラ・ホスラビ・ルーザリでした。5人目の米国人で学生のマシュー・トレビシックは今回の囚人交換とは別に釈放され、米国に帰国しています。今回の交換はイランの核合意履行と重なりました。米国と他の世界列強は、イランが核施設解体過程を順守していると国際原子力機関(IAEA)が保証したことを受け、致命的な経済制裁を部分的に解除しました。テヘランのエビン刑務所で26ヶ月を過ごし、そのうちの4ヶ月は独房だった、ジャーナリストのシェーン・バウアーに話を聞きます。彼は2009年7月、他の2人の米国人サラ・ショウルド、ジョシュア・ファタルと共にイランとイラクの標識のない国境付近をハイキングしていたときに拘束されました。バウアーはマザー・ジョーンズ誌の記者で受賞歴もあります。

    dailynews date: 
    2016/1/19(Tue)
    記事番号: 
    1

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