米国最初の大規模なCOVID-19ワクチンの実験に3万人が参加しています。この製薬会社モデルナと米国立衛生研究所(NIH)による共同研究は、早ければ11月にも良い結果をもたらすのではないかと高く期待されています。世界中の研究者が165以上のワクチンの候補を研究していますが、大規模な臨床試験を行っているのは一握りだけです。最も有望な候補の1つであるオックスフォード大学が行うワクチン治験に参加したBBCの科学ジャーナリスト、リチャード・フィッシャーに話を聞きます。治験に志願した理由についてフィッシャーは「個人としての決断であり、ジャーナリストとしての決断でもありました」と言います。「ワクチンに一歩近づくための共同努力を助ける何かをしたかったのです。」