デイリーニュース

  • 移民税関捜査局(ICE)の背後にアマゾンやマイクロソフト? トランプの移民追放政策を支援して稼ぐテクノロジー大手

    移民の権利団体による新調査により、アマゾン、パランティア、マイクロソフトのような企業が、トランプ政権の移民収監と国外追放の運用を迅速化して儲けている衝撃的の事実が明らかになりました。国土安全保障省の440億ドルの予算のうち約10%がデータ管理に当てられています。折りしも「政府監視プロジェクト」(Project on Government Oversight)が入手した新たな文書により、アマゾンが、問題が多いとされる自社の顔認識技術の使用を開始させようと移民税関捜査局(ICE)に働きかけていることが明らかになりました。これを利用すると、ビデオ画像に映し出された顔をスキャンすることで移民をリアルタイムで識別することができます。ミヘンテMijente(ラティーノ住民組織のための全国政治ハブ)の主催者ハシンタ・ゴンザレスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/10/24(Wed)
    記事番号: 
    5
  • カンザス州のラティーノに対する投票抑圧 ドッジシティ唯一の投票所が市の境界外に移動

    カンザス州では、ラティーノ系が住民の過半数を占める都市が、唯一の投票所を市の外に移動させたことで、市の役人に非難が集まっています。新しい投票所は最寄りのバス停から1マイル以上も離れています。カンザス州ドッジシティは人口の60%がヒスパニックですが、AP通信によると、同市を含むフォード郡では2014年の選挙でヒスパニック系の投票率はわずか17%に過ぎず、白人の投票率は61%でした。ACLU(米国自由人権協会)の報告によると、ドッジシティの唯一の投票所には13,000人以上もの有権者が割り当てられていますが、他の場所では一投票所当たりの有権者数は平均1,200人です。フォード郡民主党の議長ジョニー・ダンラップに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/10/24(Wed)
    記事番号: 
    4
  • ステイシー・エイブラムズ、1992年に人種差別的なジョージア州旗を焼き捨てたことを釈明

    23日のジョージア州知事選候補者討論会で、民主党知事候補ステイシー・エイブラムズは、1992年に州旗を焼き捨てる抗議行動に参加したことについて釈明しました。その図柄に南北戦争時の南部連合の有名な戦旗が組み込まれていたからです。ジョージア州はその後、州旗のデザインを変更し、公民権活動家たちにとっては勝利となりました。ハーバード大学ケネディ政治学大学院のリア・ライト・リガー教授に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/10/24(Wed)
    記事番号: 
    3
  • グレッグ・パラスト 選挙前に登録有権者名簿から34万人を削除したとしてジョージア州知事候補のケンプ州務長官を告訴

    ジョージア州知事選に立候補した共和党のブライアン・ケンプ州務長官は、自らの監督の下にのジョージア州に現在居住している34万人以上の住民を有権者名簿から削除していたことが、新たな調査で発覚しました。ブライアン・ケンプとジョージア州の投票抑圧について調査しているジャーナリストのグレッグ・パラストに話を聞きます。パラストは削除問題をめぐるケンプに対する訴訟に加わっています。

    dailynews date: 
    2018/10/24(Wed)
    記事番号: 
    2
  • ジョージア州知事選 「投票に行く州民が多すぎるのが心配」ともらしたケンプ候補の投票抑圧行為に非難殺到

    中間選挙まで2週間を切りました。ジョージア州の知事選を取り上げます。同州では民主党のステイシー・エイブラムズ候補が、米国初の黒人女性知事を目指して出馬しました。世論調査では、エイブラムズ候補と対立候補のブライアン・ケンプジョージア州務長官が、激しい接戦を繰り広げています。しかし、ここへきてケンプ候補が州務長官の地位を利用して投票抑圧を行なったという告発が持ち上がり、選挙戦は大揺れとなっています。今月に入り、エイブラムズ候補は53,000人分の有権者登録申請が保留されにしているとして、ケンプ州務長官に辞任を求めました。保留された申請の7割がアフリカ系アメリカ人有権者のものですが、同州の人口に黒人が占める割合は3分の1以下です。またケンプ候補に対しては、有権者登録名簿から大勢の有権者を削除したとして投票権活動家も提訴しています。ローリングストーン誌は23日、ケンプ候補が共和党の資金提供者たちとの私的な会話で、投票権を行使するジョージア州民が多すぎることへの懸念を伝える声が記録された録音を発表しました。その数時間後、エイブラムズとケンプは初の公開候補者討論会で、火花を散らしました。ハーバード大学ケネディー政治学大学院のリア・ライト・リガー教授に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/10/24(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 米国が加担したホンジュラスの政情不安化と政治と経済危機から避難する今日の ホンジュラス人移民

    ドナルド・トランプ大統領は、メキシコ経由で米国の国境へ向かおうとしている約7000人の中米からの移民団を厳しく非難しています。彼は10月22日、証拠なく、テロリストとMS-13ギャングが、この集団に潜入していると主張しました。トランプは、この移民団をまもなくおこなわれる中間選挙の中心課題に据えようと、ホンジュラス、エルサルバドル、グアテマラへの支援を停止するという警告を繰り返し、米国の国境政策をめぐり民主党を非難しました。団体セントロ・プレゼンテ(Centro Presente)のパトリシア・モンテスと、同じく団体アリアンサ・アメリカス(Alianza Americas.)のオスカー・チャコン、中米生まれの活動家2人に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/10/23(Tue)
    記事番号: 
    2
  • ルーラ・ジブリール:サウジによる残忍な殺害前のジャマル・カショギとの私の“極秘インタビュー”

    トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、サウジ人ジャーナリストのジャマル・カショギを計画的に殺害したとしてサウジアラビアを直接的に非難しました。カショギが生きている姿が目撃されたのは、10月2日にイスタンブールのサウジアラビア領事館に入っていくところが最後です。エルドアンは、カショギの殺害はサウジの役人の一団によって数日前から計画されていたと述べました。これは、カショギは領事館内での争いの末死亡したというサウジアラビアの主張と真っ向から対立するものです。トルコ当局は、音声と映像の記録からサウジの役人がカショギの身体を切断するために骨のこぎりを使ったことが分かると主張していますが、エルドアンは殺害の音声と映像の記録については言及しませんでした。カショギの殺害の影響は世界中に広まっています。ジャーナリスト、作家、外交政策アナリストで、知られている限りでカショギとの最後のインタビューのひとつをおこなったルーラ・ジブリールに話を聞きます。彼女は、サウジのムハンマド・ビン・サルマン皇太子を改革者と呼ぶことは、「デビッド・デュークを公民権活動家と呼ぶことのよう」と言います。

    dailynews date: 
    2018/10/23(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 「南アフリカのグランド・アパルトヘイトを彷彿とさせる」 イスラエルの人権グループが国連でイスラエルを批判

    イスラエルは先週、ガザのデモへの対応として新たな「ゼロ・トレランス」政策を発表しましたが、その直後の19日金曜には、占領に抗議し帰還権を要求するパレスチナ人約130人が負傷しました。負傷者には4人の医療スタッフと25人の子供が含まれています。同日、イスラエルとの間にある軍事化した境界線付近には約1万人が集まり、3月30日に始まり毎週恒例となった抗議活動「帰還のための大行進」(The Great March of Return)をおこなっていました。3月30日以降、30人以上の子供を含む少なくともパレスチナ人170人がイスラエル軍に殺され、数千人が負傷しました。イスラエルの人権団体「ベツェレム」(B'Tselem)のハガイ・エルアド代表に話を聞きます。エルアドは先週、ニューヨークの国連安全保障理事会で初めて正式に証言しました。

    dailynews date: 
    2018/10/22(Mon)
    記事番号: 
    3
  • トランプ政権はトランスジェンダーの存在を抹消しようとしている 共和党による長年の自由への攻撃を経て

    ニューヨークタイムズ紙は、トランプ政権がジェンダーに関する法的な定義を狭め、トランスジェンダーの人々の権利を排除しようとしていると報じました。同紙が入手した政府のメモによると、米保健福祉省が複数の政府機関に対し、性別に基づく差別を禁止する連邦公民権法第9編の下で単一の性別の法的定義を提案していることが明らかになりました。提案によると、出生時の生殖器で男女の別が決まり、変更は認められません。ニューヨークタイムズ紙によると、政府のメモには、「性とは、出生時または出生前に識別可能な不変の生物学的特性に基づき男女のいずれであるかを決める人間のステータスのことだ。個人の出生証明書に記載された性別は、最初に発行されたものとして、個人の性別を決する根拠であり続けるべきだ」と書かれていました。法制化されれば、バラク・オバマ大統領の下で行われたトランスジェンダーの権利の拡張を覆すものとなります。アメリカ自由人権協会(ACLU)の専従弁護士のチェイス・ストレンジオに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/10/22(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 米国が中距離核戦力(INF)全廃条約を破棄する意向 核軍拡競争が再燃する恐れ 「逆効果で危険」

    トランプ大統領は、米国がロシアと結んだ核兵器に関する画期的な条約を破棄する意向を表明しました。新たな軍備競争を引き起こす恐れのある動きです。中距離核戦力(INF)全廃条約は、ロナルド・レーガン大統領と旧ソ連の指導者ミハイル・ゴルバチョフが1987年に調印した条約です。INF条約では、核弾頭と通常弾頭を搭載したすべての短・中距離ミサイルが禁止されます。この条約によって、何千もの陸上配備ミサイルの破棄が促進されることになりました。トランプは20日、新たな核兵器の建造を宣言しました。軍備管理協会(the Arms Control Association, APA)代表のダリル・キンボールに話を聞きます。キンボールは以前、「核の危険削減のための連盟」(Coalition to Reduce Nuclear Dangers)を率いました。米国とロシアがINF条約を維持することを提唱しています。

    dailynews date: 
    2018/10/22(Mon)
    記事番号: 
    1

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