ポーランドのカトヴィツェで行われる国連気候変動会議では、世界的な排出削減計画の合意を見出そうと各国の指導者たちが奮闘していますが、コスタリカでは2019年より化石燃料ゼロに突入する計画です。コスタリカは世界で最初に国内経済の脱炭素化を達成する国になります。コスタリカでは電力の9割以上を再生可能エネルギーに頼っています。コスタリカ代表は、19年の国連気候変動会議を自国で開催したいと公式発表しました。これは、気候変動否定派のジャイール・ボルソナーロが次期大統領に当選したブラジルが、開催地として予定されていたのに撤回したことを受けてのものです。コスタリカの気候変動活動家で、持続可能な環境政策について同国大統領に助言するモニカ・アラヤに話を聞きます。アラヤはカーボン・ニュートラルとクリーン・エナジーを推進するNGO「コスタリカ・リンピア(CostaRica Limpia)」の代表も務めます。