デイリーニュース

  • 「あなたたちは若者から未来を奪っている」 15歳のグレタ・トゥーンべリが 気候変動対策を怠る世界各国を非難

    15歳のスウェーデン人の気候変動活動家グレタ・トゥーンべリが12月12日、ポーランドのカトヴィツェで開かれている国連機構変動会議の全体会議でスピーチを行い、壊滅的な気候変動に直面しているにもかかわらず対策を怠る世界各国を非難しました。

    dailynews date: 
    2018/12/13(Thu)
    記事番号: 
    4
  • 化石燃料使用ゼロのコスタリカ:世界が対策を怠る中 炭素脱却を目指す国がとった方法

    ポーランドのカトヴィツェで行われる国連気候変動会議では、世界的な排出削減計画の合意を見出そうと各国の指導者たちが奮闘していますが、コスタリカでは2019年より化石燃料ゼロに突入する計画です。コスタリカは世界で最初に国内経済の脱炭素化を達成する国になります。コスタリカでは電力の9割以上を再生可能エネルギーに頼っています。コスタリカ代表は、19年の国連気候変動会議を自国で開催したいと公式発表しました。これは、気候変動否定派のジャイール・ボルソナーロが次期大統領に当選したブラジルが、開催地として予定されていたのに撤回したことを受けてのものです。コスタリカの気候変動活動家で、持続可能な環境政策について同国大統領に助言するモニカ・アラヤに話を聞きます。アラヤはカーボン・ニュートラルとクリーン・エナジーを推進するNGO「コスタリカ・リンピア(CostaRica Limpia)」の代表も務めます。

    dailynews date: 
    2018/12/13(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 「汚染国会議」:国連気候変動会議で政策を方向づける化石燃料企業の手法

    200カ国以上の代表がポーランドのカトヴィツェに集まり、2015年パリ協定の施行について交渉を行っています。そこにはまた、世界最大級の化石燃料企業の代表も多く同じく集まっています。BP、シェル、エクソンモービルの代理を務めるロビイスト達もいます。先週は、調査報道サイト「インターセプト」が、シェル石油の重役がCOP参加者に、2015年のパリ気候変動協定では排出軽減に関する部分の草稿を手伝うためのシェル主催イベントについて語ったと独占報道しました。今週は活動家らが、シェル主催のイベントの会場前で抗議行動を行いました。抗議に参加したナイジェリアの気候変動活動家で、「母なる地球の健康財団」(Health of Mother Earth Foundation)代表のニモ・バッシーは、強制力のない2015年パリ気候変動協定が政治家に好評だったのは、汚染国が「科学的知見から求められる対策をうつ必要がない」と理解しているからだと言います。「化石燃料企業の望みをかなえる仕組みになっているのです」

    dailynews date: 
    2018/12/13(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 国連が緊急の気候変動対策を求めるも 米国は炭素ガス排出削減合意の弱体化を狙う

    国連のアントニオ・グテーレス事務総長は12月12日、壊滅的な気候変動から人類を救うために各国に今すぐ対策に取りかかるよう緊急警告しました。それにも関わらず、カトヴィツェ気候変動会議は、米国をはじめ世界で最もCO2を発生させている国々が足を引っ張っています。これらの汚染大国は化石燃料を奨励しながら、自国のことを棚に上げて発展途上国に排出削減を求めています。会議は14日に終了する予定ですが、交渉担当者たちは期限内に話がまとまる可能性は低いと悲観的です。「米国が、私から見れば不誠実な態度で今回の交渉に臨んでいるのは本当に偽善だと思います」と、気候変動会議COP24での米国の役割についてミーナ・ラーマンは言います。「非常に微妙なバランスの上で合意に至った協定を(米国は)さらに弱体化させようとしています」。ラーマンは、「第三世界ネットワーク」(Third World Network)の気候変動プログラム・コーディネーターです。

    dailynews date: 
    2018/12/13(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 米国その他の大量汚染国が、国連気候サミットを妨害し、二酸化炭素の排出削減努力を失速させる

    ポーランドのカトヴィツェで開かれている国連気候サミットでは、気候変動に対して抜本的な行動が取られなければ、自国が消滅の危機に直面しかねないと発展途上の国々が警告しているにも関わらず、二酸化炭素排出量で世界最悪の国々が交渉を妨げています。ハージート・シンに、米国や他の大規模な汚染国が気候変動の会談をいかに妨げているか、彼が目にしてきたことを聞きます。彼は「アクション・エイド」 (ActionAid)の気候変動に関する世界的リーダーです。いくつもの国で、気候変動移民たちと仕事をしており、インドのニューデリーに拠点を置いています。

    dailynews date: 
    2018/12/12(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 台風「海燕」の生存者:化石燃料企業が気候変動を加速化し、私の家族を殺した

    ポーランドのカトヴィツェで開催されている国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP24)の会場から放送しています。ここには世界の200ヶ国近くの首脳や高官が、2015年のパリ協定をどのように実施するのか交渉するために来ています。しかし、パリ協定から3年たちながら、地球規模の温室効果ガス排出を抑制し、壊滅的な気候変動を止めることへの前進は見られません。新たな研究によると、世界の二酸化炭素排出量は2018年に最大で3.7%増加した可能性があり、それは2年連続の前年比増加を意味します。国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、気候変動を抑制するために人類に残された時間はあと十数年しかなく、それができなければ、地球 規模の大惨事に直面すると報告しています。気候変動の悲惨な影響をすでに体験し、その後の人生を、気候変動活動家として専念するジョアンナ・サステントに話を聞きます。彼女の人生は2013年に根底から一変しました。観測史上最大のサイクロンの1つである台風「海燕」[日本では30号]がフィリピンを荒廃させ、何千人もの人の命を奪った時、彼女も家族5人を失いました。

    dailynews date: 
    2018/12/12(Wed)
    記事番号: 
    1
  • トランプのエネルギー・アドバイザー、国連気候サミットの場で、デモクラシーナウに質問され、逃げ去る!

    トランプ政権は、ポーランドのカトヴィツェで開催中の国連気候変動枠組み条約締約国会議で、気候変動の脅威を懸念する活動家や世界のリーダーからの抗議にもかかわらず、化石燃料を促進しています。気候サミットにおけるトランプの派遣代表団チーフのウェルズ・グリフィスは、大統領国際エネルギー・環境担当特別補佐官です。長年にわたる共和党員で、ラインス・プリーバスが共和党全国委員会委員長だった時、プリーバスのスタッフ副代表を務めました。11日、エイミー・グッドマンは、国連の気候サミット会場で、トランプ政権の気候政策について、ウェルズ・グリフィスに質問しようとしました。グリフィスは質問に答えることを拒否し、私たちのカメラチームから400mほど走り、米国代表団のオフィスへと退散しました。

    dailynews date: 
    2018/12/12(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 気候科学者 「地球規模の大惨事を防ぐため世界の富裕諸国はライフスタイルを根本的に変える必要がある」

    第24回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP24)は、気候変動が世界にもたらす壊滅的な危険についての警告が高まる中で行われています。気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は10月、気候変動を抑制するために人類に残された時間はあと十数年しかなく、さもなければ深刻な干ばつや洪水、海面上昇、猛暑が大規模な人口移動と貧困を引き起こす、地球規模の大惨事に直面すると警告しました。しかし、米国、サウジアラビア、ロシア、クウェートは12月8日、IPCCの画期的な報告書を「歓迎する」とする文言を拒否しました。最近出たある報告では、2018年の世界の二酸化炭素排出量が最大で3.7%の増加を記録する可能性が示されています。これは2年連続の前年比増加を意味します。最近の報告者は、上昇する排出量を「貨物列車の高速化」に例えました。ウプサラ大学環境開発研究センターの気候変動リーダーシップの教授ケビン・アンダーソンと、15歳の気候活動家グレタ・トゥーンバーグに、気候変動と闘うために必要な抜本的な活動と、気候変動活動におけるトランプ大統領の影響について話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/12/11(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 気候のための学校ストライキ:世界的な運動を触発した15歳の活動家グレタ・トゥーンべリにインタビュー

    残すところ数日となった第24回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP24)に参加するため、世界中から政府代表がポーランドのカトウィツェに集まっています。彼らが二酸化炭素排出削減のために何もしないことを12月第1週に非難した15歳の活動家グレタ・トゥーンべリに話を聞きましょう。彼女は母国のスウェーデンで気候変動に対する学校ストライキを行っていることで、国際的な注目を集めています。「私たちは私たち自身を今変える必要があります。なぜなら明日では遅すぎるかもしれないからです」とトゥーンべリは言います。彼女の父親でスウェーデン人俳優のスバンテ・トゥーンべリからも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/12/11(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 「私たちの指導者たちは子供のように振舞っている」 十代の気候活動家が国連気候サミットで世界の指導者と対峙

    デモクラシーナウ!は12月第2週、ポーランドのカトウィツェで開催されている第24回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP24)から放送します。前週の12月第1週、気候問題解決に向けた交渉のために現地に集まった世界の指導者たちに対し、10代の気候活動家が、気候変動の進行を逆転させ壊滅的な気候変動を防ぐための方策が十分ではないと迫りました。12月第1週、15歳のグレタ・トゥーンべリは、世界の指導者たちが何もしないことを非難し、彼らに次のように訴えて世界を驚かせました。「変化はいやが応でもやってきます。人々は困難に対処しようとしています。私たちの指導者たちが子供のように振舞っているので、彼らがずっと前に取るべきだった責任を私たちが今取らなくてはならないなったのです。」彼女は2018年初頭から母国のスウェーデンで気候変動に対する学校ストライキを始め国際的な注目を集めています。彼女は毎週金曜日、学校に行く代わりにストックホルムの国会議事堂前で抗議活動を行い、その活動は世界中の数千人の学生たちが同じことをするきっかけとなりました。彼女本人に直線話を聞く前に、ネットで拡散された彼女の演説の抜粋を放送します。「私は学校が好きで、学ぶことが好きです」とグレタは言います。彼女はスウェーデンが1年間に15%の二酸化炭素排出削減を始めたらストライキを終わらせるつもりです。

    dailynews date: 
    2018/12/11(Tue)
    記事番号: 
    1

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