デイリーニュース

  • グレン・グリーンウォルド「議会は対イスラエルのボイコットへの参加を連邦犯罪にしようとしている」

    米国では26州で、州機関がイスラエルに対する「ボイコット、投資撤収、制裁」(BDS)運動に同調する企業や個人と契約できないようにする法律を定めています。BDSは、国際法に従いパレスチナの権利を尊重するよう、イスラエルに圧力をかける国際的な運動です。しかし、この運動に反対する人々はBDSを、イスラエルを弱体化または破壊すらしようとする、薄い仮面をかぶった反ユダヤ主義活動だと言っています。ピュリッツァー賞受賞ジャーナリストで、調査報道サイト「インターセプト」の創設編集者の1人であるグレン・グリーンウォルドに話を聞きます。彼の最新記事のタイトルは、”A Texas Elementary School Speech Pathologist Refused to Sign a Pro-Israel Oath, Now Mandatory in Many States—So She Lost Her Job”(「テキサス州の小学校の言語療法士が現在多くの州で義務となっている親イスラエル誓約書への署名を拒否したために職を失う」)です。

    dailynews date: 
    2018/12/18(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 親イスラエルと反「ボイコット、投資撤収、制裁」の誓約に署名することを拒否して学校職を失ったテキサス州の言語療法士

    テキサス州オースティンのパレスチナ系米国人の言語療法士が、親イスラエルの立場を誓う文書への署名を拒否したために失業したことについて、連邦訴訟を起こしました。バヒア・アマウィは、アラビア語を話す子供の言語療法の専門家で、フラッガービル独立学校区(Pflugerville Independent School District)で9年間働いていました。しかしアマウィは、「契約期間中にイスラエルに対するボイコットを行わない」、また「イスラエルに意図的な罰や経済的損害与える、あるいは同国との商取引関係を制限する」いかなる行動も取らないとする誓約に署名することを拒否し、その後2017年に職を失いました。バヒア・アマウィと、アメリカ・イスラム関係評議会(Council on American-Islamic Relations)の上級訴訟弁護士であるガディア・アッバスに話を聞きます。アッバスは、フラッガービル独立学校区とテキサス州に対するアマウィの訴訟の代理人を務めています。

    dailynews date: 
    2018/12/18(Tue)
    記事番号: 
    1
  • アリゾナ発イエメン行き ツーソンで作られたレイセオン社製爆弾がイエメンの村民31人を殺すまで

    米上院は13日、イエメンで戦争を続けるサウジアラビア主導連合軍への軍事財政支援の停止を求める歴史的な決議を採択しました。戦争権限法に基づき、承認されていない戦争から米軍の撤退を求める決議が上院で採択されたのは米国史上初めてです。サウジが主導するイエメンでの戦争は、2800万人のイエメン人のうち1400万人が飢餓に瀕するなど、国連が世界最悪とする人道危機を引き起こしています。今週のニューヨーク・タイムズ・マガジンには、アリゾナ州ツーソンで製造されたレイセオン社製爆弾がサウジアラビアの武器庫に輸送され、イエメンの村々に落とされるまでのプロセスをたどる注目記事が掲載されています。2016年9月10日、米国が支援するサウジの戦闘機が一連の爆撃をイエメンで実行した際、辺境の村アルハブで何が起こったかに焦点を当てました。ヒューマン・ライツ・ウォッチによれば、この攻撃で3人の子どもを含む少なくとも31人の民間人が殺害され、42人が負傷しました。ジャーナリストのジェフリー・スターン氏に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/12/17(Mon)
    記事番号: 
    3
  • ラルフ・ネーダーが新著『城壁へ進む』を語る ブッシュとオバマがトランプへの道を拓いた

    長年にわたる消費者擁護活動家で企業の批判者、元大統領候補のラルフ・ネーダーは、トランプ政権の犯罪性を生んだのは、ビル・クリントン、ジョージ・W・ブッシュ、バラク・オバマを含む米国歴代政権の歯止めのない権力だったと指摘します。ネーダーは新著To the Ramparts: How Bush and Obama Paved the Way for the Trump Presidency, and Why It Isn’t Too Late to Reverse Course (『城壁へ進む ブッシュとオバマが拓いたトランプ誕生への道 流れはまだ変えられる』)で、米連邦政府は根本的に腐敗しており、好戦的で、企業に牛耳られていると語ります。同時にネーダーは、全米各地で議会の監視グループを組織したり、「市民の召喚」を使って議員が地域住民の前に姿を見せるようにするなどの手段を通じて、上下院の議員に責任を取らせることを市民に呼びかけます。

    dailynews date: 
    2018/12/17(Mon)
    記事番号: 
    2
  • ラルフ・ネーダーが語る単一支払者保険・気候変動・弾劾 マルバニー首席補佐官代行は「ひどい無法者」

    トランプ大統領が国境の壁の建設資金をめぐって政府機関の閉鎖も辞さない構えを見せる中、ホワイトハウスで動きがありました。倫理違反の疑いで少なくとも17件の連邦捜査を受けているライアン・ジンキ内務長官の辞任です。元化石燃料業界のロビイスト、デビッド・バーンハートが暫定内務長官に就任するみこみです。トランプはまた、首席補佐官を退任するジョン・ケリー退役大将の代行としてミック・マルバニーを起用しました。マルバニーはすでに行政管理予算局局長と消費者金融保護局局長代行という二つのポストを担っています。こうしたなかテキサス州では、連邦地裁が医療費負担適正化法(アフォーダブル・ケア・アクト、通称オバマケア)が定める強制保険加入は違憲であるとの判決を下し、決着の場は最高裁判所に移るとみられます。長年にわたって消費者擁護の取り組みを続け、大統領選にも立候補したラルフ・ネーダーが番組に加わります。ネーダーは、新著To the Ramparts: How Bush and Obama Paved the Way for the Trump Presidency, and Why It Isn’t Too Late to Reverse Course (『城壁へ進む ブッシュとオバマが拓いたトランプ誕生への道 流れはまだ変えられる』)を出版しています。

    dailynews date: 
    2018/12/17(Mon)
    記事番号: 
    1
  • バングラデシュの科学者:世界のリーダーたちは気候変動危機を防ぐため早急に行動を起すべきだ

    ポーランドのカトヴィツェで開催されている気候変動会議で、最も開発が遅れている国々に気候変動交渉への助言を行っているセリームル・ハグに、これらの国々の要求について話を聞きます。ハグは「バングラデシュの気候変動と発展のための国際センター」(International Centre for Climate Change and Development in Bangladesh)の代表です。

    dailynews date: 
    2018/12/14(Fri)
    記事番号: 
    5
  • 気候ストライキ:グレタ・トゥーンべリの呼びかけを受け 教室から抗議のために去るポーランド人の学生たち

    スウェーデンの15歳の気候活動家グレタ・トゥーンべリは国連気候サミットで14日、気候変動への対策を怠る各国に抗議するためのストライキを呼びかけました。グレタは8月に登校を拒否し、毎金曜日に「気候のための学校ストライキ」(School Strike for Climate)を始めました。彼女は14日のストライキをツイッターに投稿した動画で呼びかけました。

    dailynews date: 
    2018/12/14(Fri)
    記事番号: 
    4
  • 「絶滅への抵抗」:英国の活動家たち 気候変動危機と闘うため 自らの身体を強力接着剤で建物にくっつける

    ポーランドのカトヴィツェで開催されている国連気候サミットで多くの抗議活動が行われる中、「絶滅への抵抗」(Extinction Rebellion)と呼ばれる抗議活動に参加しているリアム・ゲアリー・バウチに話を聞きます。この抗議活動は6ヶ月前英国で始まり、現在は35カ国に広まっていますが、活動家たちは気候変動と闘うために過激な行動をとっています。例えば、政府の建物に自らの身体を強力接着剤でくっつける、ロンドン橋を閉鎖する、差し迫る地球温暖化の大惨事について警鐘をならすために街頭に繰り出すなどです。彼らは、エネルギーの消費量を大幅に減らすために法的拘束力を持つ措置を採ること、そして2025年までにCO2の排出量を「ネットゼロ」(訳注:排出されるCO2と吸収されるCO2の量が同じとなる)となるまで削減することを各国政府に要求しています。

    dailynews date: 
    2018/12/14(Fri)
    記事番号: 
    3
  • COP24の最終日 何百人もの活動家が汚染大国への座り込み抗議を行う

    ポーランドのカトヴィツェで開催されている国連気候サミット最終日である14日、何百人ものデモ隊が、世界のリーダーたちに対し気候変動の問題にもっと大胆な措置をとるよう求めました。この抗議活動は「気候正義を求めるグローバル・キャンペーン」(Global Campaign to Demand Climate Justice)が計画したものです。デモ隊は「あなたはどちら側?」(Which side are you on?)、「汚染する側ではなく、人々の側に立て」(Stand with people, not polluters)、「気候ではなく、制度を変えよ」(System change not climate change)などと書かれた横断幕を持ちながら会議場内の階段を埋め尽くしました。抗議者たちがサミット会場から行進して出てきたところで、デモクラシー・ナウ!はマヤ・メネーゼスにインタビューしました。彼女はカナダの気候活動家で、気候正義団体「リープ」(The Leap)のカナダ・ユース代表団の一員で、「誰も違法ではない」(No One Is Illegal)という移住者権利団体の主催者でもあります。

    dailynews date: 
    2018/12/14(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 「私たちはまだ死ぬつもりはない」元モルディブ大統領 破滅的な気候変動に警鐘を鳴らす

    「私たちはまだ死ぬつもりはない」これが、低地の島国モルディブの元大統領モハメド・ナシードが、今週ポーランドのカトヴィツェで開かれている国連気候変動会議で行った演説の言葉です。彼は各国が意見の対立を乗り越えることを求めて熱のこもった嘆願を行い、世界中の指導者たちに気候変動に対する断固たる措置を促しました。かつてモルディブの大統領であったモハメド・ナシードは英国での2年間亡命生活の後、今年11月に自国の島に帰ってきました。それからちょうど1ヶ月経った今、彼は国連気候変動会議でモルディブ代表団を率いています。国連気候変動会議の会場で、ナシードに話を聞きました。

    dailynews date: 
    2018/12/14(Fri)
    記事番号: 
    1

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