【21/01/21/2】ジョー・バイデン大統領とカマラ・ハリス副大統領の歴史的就任について広範の議論を行います。ハリスは初の女性、南アジア系および黒人の副大統領です。ここまでの道のり、今後の課題について、賞に輝くジャーナリスト、マリア・イノホサと、作家でハーバード大学のコーネル・ウエスト教授に話を聞きます。イノホサは就任式を「複雑な思い」で見ていたと言い、オバマ政権で起こったことを思えば、余り期待はできないと言います。「けた外れの期待をしていたのに、実際には実現しませんでした」とイノホサは言います。ウエストは「努力はこれからも続く」と言います。大統領選でトランプに勝つことは重要だったが、「ネオファシズム型の強欲とウソとヘイトを押しのけた今、今度は新自由主義型の強欲とウソとヘイトにひれ伏す」のではないかと疑っていると言います。バイデン大統領は、就任初日にトランプ政権の反移民政策の多くに終止符を打ちました。イノホサは彼の政策の一部は期待が持てるものの、緊急性に欠けると言います。「8年後、新たな政権が現れるかもしれません。それは皆が分かっていることです」とイノホサは言います。「大型の移民政策改革を今すぐ行うことには、どんな意味があると思いますか。米国経済全体を押し上げる可能性があるのです」