1月6日、オバマ大統領がメキシコのエンリケ・ペーニャ・ニエト大統領をホワイトハウスに迎えるに際し、複数の人権団体は、メキシコ政府が国家治安部隊による虐待に対する捜査と起訴をしなかったことについて、同政府に圧力をかけるようオバマに求めています。二人の会談は衝撃的な新たな報告の直後でした。この報告は、ゲレロ州での地元警察による襲撃の後、43人の学生が行方不明になった夜に何があったのかメキシコ政府は知らなかったとする主張と真っ向から対立するものです。メキシコの「プロセソ誌」(Proceso)によると、連邦警察はこの攻撃に一役買い、連邦当局者は主要な証人を拷問にかけた可能性があります。この事件はメキシコ全土および世界中での抗議行動に火をつけました。新事実を報じた2人の記者アナベル・ヘルナンデスとスティーブ・フィッシャーに話を聞きます。ヘルナンデスはメキシコの捜査ジャーナリストとして第一線で活躍し、Narcoland: The Mexican Drug Lords and Their Godfathers(『麻薬王国:メキシコの麻薬王たちとその守護神たち』)でもあります。