デイリーニュース

  • マイケル・ブラウン殺害を不起訴にした大陪審の証人は人種主義者で精神を病み虚言癖のある元受刑者

    警官によるマイケル・ブラウン殺害への抗議が全国で続く中、ブラウンを射殺したファーガソンの警察官ダレン・ウィルソンを起訴できなかった大陪審に新たな疑惑が浮上しています。疑惑の焦点は、大陪審の記録中で「証言者40」とだけ記されている女性です。彼女は大審院の証言で、ブラウンはウィルソンに向かって「フットボール選手」のように突進したと述べました。今週始めTheSmokingGun.comというウェッブサイトが、「証言者40」をサンドラ・マッケルロイと同定しました。このサイトによると、彼女は「犯罪歴を持つミズーリ州の躁鬱症の女性で、人種差別的な発言の過去を持ち、以前にもセントルイスの注目を集めた刑事事件で巧妙に証言を提供しましたが、最終的には「完全な作り話」として警察に却下されました。マッケルロイは今回も、自宅から30マイルも離れた場所で起きた銃撃について偽りの目撃証言をした可能性が高くなっています。アル・シャープトン牧師は16日、「証言者 40」に関する報道はブラウンの遺族に新たな希望をもたらすと述べました。ニューヨーク・デイリー・ニュース紙の取材に対し、大陪審は「公正な手続きを欠いていた」ことを示すものだと答えています。TheSmokingGun.comの編集者ウィリアム・バストンに、この問題を伺います。彼は「証言者4」の身元をあばいた記事の主な書き手です。

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    2014/12/17(Wed)
    記事番号: 
    2
  • パキスタンの不安定化:タリク・アリ タリバンの学校襲撃は米国のアフガン侵攻のつけ

    パキスタン北西部のペシャーワル市では、タリバンの学校襲撃によって殺害された145人の遺体を埋葬しています。このうち132人は児童です。タリバンによる攻撃では過去最大の犠牲者数となりました。パキスタン陸軍によると16日の事件は、軍と一般市民の男女子弟が通う陸軍公立学校を、7名のタリバンが襲撃したものです。ナワツ・シャリフ総理大臣は三日間の服喪を宣言し、パキスタンの全政党をペシャワールに召集し攻撃への対処を話し合います。報道によると、陸軍はこの一帯で過激派の攻撃を開始しました。タリバン側は、北ワジリスタンで行われているパキスタン政府のタリバン討伐作戦に対する報復として、軍人の子弟を標的にしたと述べました。パキスタン出身の英国の政治評論家タリク・アリとアルジャジーラ英語放送のウェブ版パキスタン通信員アサド・ハシムに話を聞きます。

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    2014/12/17(Wed)
    記事番号: 
    1
  • マイク・グラベルが上院議員マーク・ユーダルに要請:私がペンタゴン・ペーパーのときにしたように拷問調査の全てを公開せよ

    退任を控えた民主党上院議員のマーク・ユーダルは上院の議場で12月第2週、中央情報局(CIA)の現長官ジョン・ブレナンを含む、拷問プログラムと隠蔽に関わったCIA高官らの追放を求めました。しかし、彼の上院での任期が終わりを迎えようとする中で、ユーダルに独自の行動を起こすことを求める声が上がっています。上院は12月第2週、全報告書6000ページ以上の中から、わずか一片である全大きく編集された480ページを発表しました。米政府はCIAの要望に従って、この報告書の全てを発表することを阻止しました。このことが、ほとんど使われることのない議会特権をユーダルが行使し、報告書を公のもにするべきだという要望に火をつけました。この特権の行使には前例があります。1971年、当時アラスカ州上院議員だったマイク・グラベルは、一般市民はベトナム戦争の背後にある真実を知る権利があると主張し、7000ページのペンタゴン・ペーパーの4000ページ以上を上院の公式記録としました。それから40年以上経った今、グラベルに彼の歴史的行動と、CIAの拷問に関する上院の全報告書に関し、彼がユーダルに自分と同じ道をたどるよう求めている理由について話を聞きます。

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    2014/12/16(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 「心理的拷問は米国の法律によって守られている」:虐待における共謀はブッシュ時代よりはるか前から始まっていた

    オバマ大統領がジョージ・W・ブッシュ政権時代の拷問の犯罪捜査を引き続き拒否する一方、ディック・チェイニー前副大統領は無実の人々を含む外国人囚人への拷問についてまったく後悔していないと述べました。チェイニーはNBCの番組「ミート・ザ・プレス」(Meet the Press)の中で12月14日、「同じことを何の躊躇もなくやるだろう」と話しました。チェイニーの発言は、政府高官は法を超越するのか、今罪に問われないということは、将来さらなる虐待が生まれるのではないか、という問いを浮き彫りにしています。ウィスコンシン大学マディソン校の歴史学教授で、A Question of Torture: CIA Interrogation, from the Cold War to the War on Terror(『拷問の問題:冷戦時代からテロへの戦争までのCIAの尋問』)とTorture and Impunity: The U.S. Doctrine of Coercive Interrogation(『拷問と刑事免責:米国の強制尋問政策』)の著者であるアルフレッド・マッコイに、刑事免責と米国の拷問の歴史について話を聞きます。

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    2014/12/16(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 2人の心理学者がCIAの拷問法を生み出し、世界最大の心理学者団体が虐待を可能にしたのか?

    中央情報局(CIA)の拷問プログラムの“設計者”と考えられている心理学者が、ハリド・シェイク・モハメドの水責めに実地に参加していたこと認めましたが、番組では世界最大の心理学会であるアメリカ心理学会が米国の虐待に秘密裏に共謀していた疑惑を検証します。空軍を引退した心理学者ジェームズ・ミッチェルは「バイス・ニュース」(Vice News)のインタビューに応え、ハリド・シェイク・モハメドの水責めに実際に参加していたことを初めて認めました。彼は彼のパートナーであるブルース・ジェッセン博士と共に、尋問プログラムの開発を補助するために雇われました。上院の報告書によると、ミッチェルとジェッセンには、最も虐待的なやり方を含むCIAの拷問方法の開発補助として、8100万ドルの報酬が支払われました。この上院の報告書が明らかにされる一方で、アメリカ心理学会(APA)は同会の指導部がCIAの拷問に関与したかどうかを究明する再調査を始めています。APAのこの調査は、ピュリッツアー賞受賞歴のあるニューヨーク・タイムズ紙の調査報道記者ジェームズ・ライゼンによる暴露記事によって促されたものです。

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    2014/12/16(Tue)
    記事番号: 
    1
  • リマ開催のCOP20  温室効果ガス削減で合意 壊滅的な気候変動に歯止めをかけられるか?

    ペルーのリマで開かれた気候変動枠組条約(COP20)は今週末、30時間以上の延長協議の結果、気候変動に関する合意文書を採択しました。気候変動対策への国際合意に向けた基礎となる新たな合意文書に、約200か国の交渉担当者が合意しました。支持者らは、全ての参加国が温室効果ガス排出量削減で合意に至ったのは今回が初めてだと話しています。最終草案には、全ての国が地球温暖化対策に「共通だがそれぞれ異なった責任」を持つと記載されています。リマでの協議結果に最も不満のある国々は、気候変動による被害からの復興にすでに苦闘している貧困国です。本日は3大陸からゲストをお呼びします。ペルーからは英ガーディアン紙の米国環境特派員のスザンヌ・ゴールデンバーグ、ロンドンからはフレンズ・オブ・ジ・アース(FoE)国際気候部長アサド・レーマン、そしてニューデリーからビジネス・スタンダードの共同編集者ナイチン・セティが討議に参加します。

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    2014/12/15(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 黒人若者が組織したNYの「ミリオンズ・マーチ」に数万人 一連のデモで最大規模

    13日に行われた警察による殺害や人種によるプロファイリングに対する全国的な行動の一環として、ニューヨークの街頭では、何万人もの人々が参加した「ミリオンズ・マーチ」が行われました。このデモは、ファーガソン事件以後最大の抗議行動となり、大陪審がエリック・ガーナーを殺害した警官を不起訴処分にしてからニューヨークで毎日のように行われていた抗議活動で最大規模となりました。ワシントン広場に集結した大勢の人たちは数ブロックに及ぶ長さにふくれあがり、アップタウンへと行進した後、方向転換をしてダウンタウンの警察署前まで行進しました。デモクラシー・ナウ!のアーロン・マテとサマンサ・リデルが街頭でデモ参加者らとこのデモを実現させた若い黒人の組織者に話を聞きました。

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    2014/12/15(Mon)
    記事番号: 
    2
  • なぜ私たちの息子は射殺されたの? 警察に殺害された黒人犠牲者の両親がワシントンD.C.デモを率いる

    4か月前にマイケル・ブラウン殺害で全国的な抗議運動が始まって以来最大の抗議デモの日となった13日、全米各地で 何万人もの人が抗議デモに参加しました。オークランドからニューヨークにかけ、デモ参加者らは武器を持っていなかったアフリカ系アメリカ人を殺害した警官の起訴と、警察活動や刑事司法の大幅改革を求めました。ワシントンD.C.のホワイトハウスでは、殺害されたアフリカ系アメリカ人の遺族らがデモ行進を先導しました。1万人以上が参加しました。本日は、マイケル・ブラウンの両親であるマイケル・ブラン・シニアとレズリー・マクスパデン、エリック・ガーナーの母親のグウェン・カー、タミル・ライスの母親のサマリア・ライス、ジョン・クロフォード3世の父親のジョン・クロフォード・ジュニア、アカイ・ガーリーのパートナーのキンバリー・バリンガー、アマドゥ・ディアロの母親のカディアトゥ・ディアロに話を聞きます。

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    2014/12/15(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 気候会議は破滅回避に何も貢献していない 希望は人々の行動に

    リマでの国連気候変動会議は、正式交渉の終了まで余すところ数時間になりました。1週間にわたる報道の締めくくりです。「貧困国はすでに現実的な影響を被っています。彼らが身を守るためにとる対策に必要な資金を先進国が提供しなければ、世界中で貧しい人々が対処のすべもないまま飢餓に直面し、いっそうの貧困に落ち込みます。」と、オックスファム事務局長のウィニー・ビャニーマは述べます。「でも気候変動危機を引き起こしたのはこの人たちでははありません。彼等には気候変動の問題を自力で解決する手段もありません。ですから、これは、正義と人権の問題なのです」。フレンズ・オブ・ジ・アース(FOE)インターナショナルの気候正義とエネルギー担当コーディネーターのディプチ・バートネイガーにも話を聞きます。この団体はCOP20でのダイインの計画を支援し、交渉中のグローバルな合意で無視されている人々に関心を向けるよう呼びかけました。

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    2014/12/12(Fri)
    記事番号: 
    6
  • 絵空事?キーストーンXLプロジェクトで消える雇用が生じる雇用を上回ると労働研究者は予想

    米国商工会議所は、キーストーンXLパイプラインの敷設が25万人の雇用を生むと主張していますが、労働研究者たちは、この雇用予想は大きくゆがめられていると主張します。コーネル大学のグローバル労働研究所(Global Labor Institute)創設者所長のショーン・スウィーニーと米国合同輸送組合の副総裁ブルース・ハミルトンに話を聞きます。

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    2014/12/12(Fri)
    記事番号: 
    5

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