デイリーニュース

  • インディアナ州の反LGBT「宗教の自由回復法」に企業や市民から抗議殺到 州は封じ込めに躍起

    インディアナ州で最近成立した「宗教の自由回復法」の撤廃を求める声が高まっている中、アーカンソー州でも同様の州法が成立しました。これらの州法は信仰の自由の名のもとに、事業所有者がレズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの顧客へのサービスを拒否することを認めるものだと非難されています。共和党のアーカンソー州知事アサ・ハッチンソンは、この法案に署名して法制化するつもりだと述べています。31日、アーカンソー州の最大企業であるウォルマートがハッチンソン知事にこの法案に対し拒否権を行使するよう要請しました。「宗教の自由回復法案」に反対する企業は増えており、ウォルマートもその一つとなりました。他にも、アップル、アンジーズ・リスト、イーライリリーなど9社の最高経営責任者がすでに抗議の声をあげています。多くの州と市も抗議活動を行っており、その一環としてインディアナ州への出張を禁じる措置を取っています。31日、インディアナ州知事のマイク・ペンスは、同法への支持は変わらないが、法案の言葉使いを改めるよう州議会に要請しました。インディアナポリスから、インディアナ州上院議員で民主党院内総務のティム・ラネンに話を聞きます。ラネン議員は、「宗教の自由回復法」可決前に、民主党による同法への反対で主導的な役割を果たしました。

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    2015/4/1(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ムミア・アブ=ジャマールが刑務所から集中治療室へ 支援者らは接触と回答を求める

    投獄されているジャーナリストで元ブラックパンサーのムミア・アブ=ジャマールは、家族や友人、弁護士らに知らせることなく、医療緊急事態で刑務所から出され、ペンシルベニア州ポッツビルのスクールキル病院の集中治療室に移されました。刑務所の当局者らは彼の支援者らに、彼は糖尿病性機能障害を起こしていると話しました。最初にアブ=ジャマールが入院したことを知った、長年の友人ヨハンナ・フェルナンデスから話を聞きます。彼女は3月30日の朝、刑務所に面会に行き、アブ=ジャマールは集中治療室にいると知らされました。フェルナンデスはニューヨーク市立大学バルーク校の歴史学教授で、「ムミアを連れ戻そう」(Bring Mumia Home)運動のコーディネーターの一人でもあります。

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    2015/3/31(Tue)
    記事番号: 
    5
  • 「異性愛者だけ?」反LGBTの「宗教の自由」法をめぐりインディアナ州がボイコットと抗議に直面

    インディアナ州のマイク・ペンス知事が、事業主が「宗教の自由」の名のもとにLGBT(性的少数者)へのサービスを拒否することを許可することで差別を認めることになりうる新たな法律を制定したことを受け、同州に対するボイコットと激しい非難が起きています。コネチカット州はこの法案をめぐってインディアナ州を公式にボイコットする最初の州となり、現在サンフランシスコ市とシアトル市も市の予算による同州への旅行を禁じています。アンジーズリスト社とイーライリリー社のトップを含む9人の最高経営責任者らは、インディアナ州当局に対し、同法が差別を認めたり促進するものでないことを保証する「行動を直ちに取る」ことを求める手紙を書きました。インディアナポリスでは3 月28日、ペンスの退任を求めて数千人がデモ行進しました。法に反対する活動家らはボイコットを求め、全米プロバスケット協会(NBA)の元スター選手チャールズ・バークレーなど一部の人々は、近々行われる全米大学バスケットボールの4強大会を同州から移すことを求めています。同法の支援者らは、他の19の州にも似たような法律があり、インディアナ州は不当な批判を受けていると言います。ペンスは彼の新法の「意図をはっきりさせる」新たな対策を取るつもりと述べましたが、LGBTの保護は「私の課題ではない」とも付け加えました。

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    2015/3/31(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 元上院議員のジョージ・ミッチェル:釈放されたアゼルバイジャンの汚職の内部告発者は投獄されるべきではなかった

    カスピ海の石油産出地域における汚職と収賄を暴露して投獄され、内部告発者と見なされているフレデリック・”リック”・バークの事件について検証します。バークは高級ハンドバッグ会社のドゥーニー&バークを創立したことで知られ、癌の新治療のための事業に財産を投資した慈善家でもあります。彼は1990年代半ばに、チェコ国籍で、アゼルバイジャンの国営石油会社ソカー(SOCAR)の買収のための投資家を募っていたビクター・コゼニーと名乗る男と知り合いました。真剣な投資家たちがこの機会を吟味し、同社に巨額の資金をつぎ込みました。その中には本日のゲストである元上院多数党院内総務のジョージ・ミッチェルや、コロンビア大学の投資ファンド、保険大手のアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)、伝説的なヘッジファンドマネージャーで、ゴールドマン・サックスで長年重役を務めるリー・クーパーマンもいました。しかし投資は失敗し、コゼニーは残りの資金を持って失踪しました。コゼニーは罰せられなかったにも関わらず、バークは最近まで投獄されていました。バークの潔白は証明されるべきかと問われたミッチェルは「彼は元々有罪にされるべきではなかった」と答えました。

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    2015/3/31(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 元中東和平担当特使ジョージ・ミッチェルが語るイランとパレスチナ国家をめぐる米国とイスラエルの対立

    イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相によるイランの核取引反対活動とあからさまな「二国共存論」否定をめぐって米国とイスラエルの間で対立が高まっていることについて、元上院議員でオバマ大統領の下で米国中東和平担当特使を務めたジョージ・ミッチェルに話を聞きます。3月第4週、イスラエルの諜報機関が、イランの核協議についての諜報情報を米議会の共和党員らに提供していたことが明らかになりました。オバマと他の高官らは、ネタニヤフがパレスチナ国家樹立を認めないと明言したことを受け、イスラエル-パレチナ問題への姿勢を見直すことを表明しました。米当局者らは、国連安全保障理事会での反イスラエル的な決議案に対する拒否権を発動しないことも含めた手段を講じる可能性を示唆しました。この米国の新たな姿勢は、数週間後にフランスが国連安全保障理事会での発議を予定している、イスラエルとパレスチナの和平交渉促進決議案についての協議において初めて試される可能性があります。ミッチェルは2009年から2011年までの間に中東会談で米国を代表しました。彼は以前に、ビル・クリントン大統領の下で北アイルランド特使を務め、1998年のベルファスト合意の仲介を助けました。

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    2015/3/31(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 「戦争と平和の問題」:米議会とイスラエルの反対をよそに イランと列強、核交渉の暫定合意間近

    スイスのローザンヌで行われているイランの核問題をめぐる協議で、交渉参加者らは、6月の包括合意を目指す新段階への交渉継続を行うのに十分な進展が見られたとする、共同声明を発表する予定です。協議の詳細は公表されていません。米国は、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相の働きかけに後押しされた議会の反対を回避するため、3月31日という暫定合意の期限付けを強行しました。米議会は、もし交渉団が暫定合意に達しなければ追加制裁を課すと明言し、上院は議会に最終決定権を与える手段を講じる予定です。「イラン系アメリカ人評議会」(National Iranian American Council)の設立者兼代表で、交渉協議を密着取材しているトリタ・パーシに、ローザンヌから最新情報を聞きます。

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    2015/3/31(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 米運輸保安局TSAがチェックする「怪しいしぐさ」には 咳払い、荒い息づかい、「大げさなあくび」も

    次回空港で過ごす際は、自分の足下をじろじろ見ない方が良いかもしれませ ん。そして目を大きく見開いて誰かを見つめないようにした方が良いでしょう。この二つの身振りは「怪しいしぐさ」として米国TSA(運輸 保安局)の照合表に記されています。『インターセプト』はこのプログラムの性質を懸念する情報源から機密文書を取得しました。それによれ ば、TSAは、「そわそわすること」や「荒い息づかい」や「咳払い」などの身振りがストレスや虚偽を示すとして、それらを根拠にテロリス トの可能性のある人物を認識しています。この照合リストはTSAの「観察テクニックによる乗客検査」と呼ばれる異論の多いプ ログラムに入っています。特別な訓練を受けた行動検査官といわれる検査官は、検査場を通る乗客を観察し、彼らに接触します。2007年の プログラム開始以 来、TSAは9億ドル以上を費やして検査官数千人を訓練し、配備してきました。しかし米政府説明責任局(GAO)は、「航空の安全に危険 をもたらす恐れの ある人々を認識するのに行動指標は役立つ」とするTSAの主張を裏づける証拠はないと述べています。

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    2015/3/30(Mon)
    記事番号: 
    4
  • イラン核協議は大詰め 「とてつもない不確定要素を伴う妥結が避けられないムード」

    イランの核問題に関する交渉は、3月31日の締め切りを前に最終段階を迎えています。 いくつかの進展事項が報告され、主要核施設での遠心分離機を6千基程度に制限することも含まれています。しかしイランは、核燃料の濃縮を国外で行うとした重要な誓約を撤回する模様です。イ ランは濃縮済み ウランのロシア移送には同意したとされましたが、現時点でイラン政府関係者は国内保有を望んでいると報じられています。 定期点検と十分な燃料の希釈に関する合意によって要求が通る可能性はまだあります。 協議が31日中にまとまれば、6月末までには最終合意が成立する見込みです。 協議が行われているスイスの都市ローザンヌから、「全米イラン系米国人協議会」(the National Iranian American Council)創設者であり代表のトリタ・パルシに聞きます。

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    2015/3/30(Mon)
    記事番号: 
    3
  • バーグダール訴追 軍の元幹部が問う「なぜタリバンに拷問 された元戦争捕虜を非難するのか?」

    ボウ・バーグダール軍曹は脱走罪と敵前不正行為の容疑による訴追に直面していますが、この事件は、グアンタナモに収容されていた5人のタ リバンメンバーの釈放と引き換えにオバマ政権がバーグダールの解放を勝ち取った方法についての議論を再浮上させました。米下院の監視・政府改革委員会は 28日、ホワイトハウスにこの捕虜交換に関 する文書提出を求めました。アフガニスタン戦争の処理を誤った軍と政治指導者への調査が回避される一方、バーグダールを標的にすることは 不当ではないかとする疑問の声も挙がっています。政府の政策に異議を申立てアフガニスタンにおける国務省職を2009年9月に辞任した元 海兵隊員のマシュー・ホーに聞きます。

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    2015/3/30(Mon)
    記事番号: 
    2
  • ボウ・バーグダールの弁護士:元戦争捕虜が基地を離れたの は逃亡ではなく不正行為報告のためだったと軍が報告

    米陸軍は脱走罪、ならびに敵前不正行為という稀な罪状でボウ・バーグダール軍曹を起訴する 予定であると述べました。バーグダール軍曹は 2009年、アフガニスタンの駐留基地を離 れた後、5年間タリバンによって拘束され拷問を受けま した。2014年、グアンタナモに長年拘束されていたタリバン囚人5名と引き換えに解放されました。バーグダールの弁護側は今後、彼が持ち場を離れたのは自分の部隊の 不正行為を報告するためだったとする陸軍の調査に重点を置くことが可能になりました。軍の当初の報告はバーグダールが自分の意志で去った としましたが、永久に軍の任務を放棄する計画であったとするには至っていません。イエール大学法学大学院の講師であり、バーグダールの弁護士を務める米国軍司法研究所(the National Institute of Military Justice)所長ユージーン・ファイデルに詳しく聞きます。

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    2015/3/30(Mon)
    記事番号: 
    1

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