ニューオーリンズ出身の俳優で活動家のウェンデル・ピアース とともにハリケーン・カトリーナ被災後、保険会 社が住宅所有者に保険金の支払いを拒否し、貧困家庭や黒人家庭がニューオーリンズに戻ることをい かに難しくさせたかを見ていきます。1850年代奴隷としてニューオーリンズにやって来た曾祖父を持つピアースが、保険料を50年間支払った彼の両親に対してオールステート社がわずか400ドルしか支払わなかったことについて話します。ピアースは新著The Wind in the Reeds: A Storm, a Play, and the City That Would Not Be Broken(『リードの風:嵐、 演劇、破壊されることのない街』)の中で自身の家族について書いています。