白人ではない俳優が2年連続で1人もノミネートされなかったことを受け、アカデミー賞のボイコットを呼びかける俳優や映像作家が増えています。白人男性が多数を占める映画芸術科学アカデミーはこれに対し、2020年までに非白人と女性のメンバーを倍増させ、投票資格を全面的に見直すと約束しました。二人のアフリカ系アメリカ人の映画製作者に聞きます。スタンレー・ネルソンの最新作はThe Black Panthers: Vanguard of the Revolution(『ブラックパンサー:革命の先駆者』)です。ドーン・ポーターのTrapped(『捕われの身』)はサンダンス映画祭での上映がワールド・プレミアとなります。「野球が人種的に分離されていた頃を思い出します。当時は「ニグロ・リーグ」がありました。有能なスポーツ選手のすべてが認められていると本当に思っている人なんて、いるのでしょうか?」とポーターは言います。