3月15日、トランプ政権の新たな入国禁止令が施行される数時間前に、ハワイ州の連邦裁判所判事がこの大統領令第二弾を全米で一時的に差し止める判決を出しました。本大統領令は、ムスリム人口が過半数を超える6カ国について、これらの諸国からの難民及び市民の米国への入国を一時的に禁止するものです。16日朝には、メリーランド州の連邦判事もこの入国禁止令の一部を差し止め、トランプによる大統領令への2回目の法的打撃となりました。米国自由権協会(ACLU)の弁護士で、トランプの移民に関する最初の大統領令に対し、最初に異議を申したてたリー・ゲラーント弁護士に話を聞きます。この訴訟は全米での大統領令差し止めという結果となりました。