デイリーニュース

  • 米軍の攻撃により民間人死者が激増 トランプ大統領は犠牲者を制限する政策の破棄を要求

    米軍は16日木曜日、シリアのアレッポ地方にある反政府軍支配下の村に対してドローン攻撃を行い、49人が殺されました。監視団体によれば、死者の大部分は祈祷のためにモスクに集まった民間人でした。米国防総省はアルカイダメンバーの集会だったと主張しています。その翌日には、ソマリア人難民42人がイエメン海岸の近くで攻撃用ヘリコプターにより銃撃されました。ソマリアは、サウジアラビアをこの攻撃の実行者として非難しています。目撃者の証言によれば、米国製のアパッチヘリがこの攻撃に使用されました。報道プロジェクト「空中戦争」(Airwars)の調査報道記者サミュエル・オークフォードと話します。オークフォードの報告によれば、2カ月前のドナルド・トランプ就任後、米軍の空爆による民間人死者は増加しています。

    dailynews date: 
    2017/3/20(Mon)
    記事番号: 
    4
  • 大学の同窓生:ニール・ゴーサッチは反アパルトヘイト運動や公民権活動家を攻撃する一方でコントラを擁護

    ニール・ゴーサッチの連邦最高裁判事承認公聴会が始まります。1980年代、コロンビア大学時代に極右の政治的立場をとっていたゴーサッチについて、同窓生のジョーダン・クシュナーと話します。ゴーサッチは学生時代、右翼的学生新聞「連邦主義者新聞」(Federalist Paper)を共同創設しました。AP通信社の報道によれば、連邦主義者新聞やコロンビア・デイリー・スペクテイター紙(コロンビア大学の学生新聞)への寄稿記事でゴーサッチは、大学が南アフリカ投資をやめることは大学への寄付を減らしかねないとし、反アパルトヘイト運動を批判していました。彼はまた、大学内の反人種差別運動や黒人が主導する運動を批判していました。一方ではイラン・コントラ汚職事件の渦中にあったレーガン政権を擁護しました。

    dailynews date: 
    2017/3/20(Mon)
    記事番号: 
    3
  • アリ・バーマンが暴露 ニール・ゴーサッチは投票妨害を助けた共和党活動家を称賛

    トランプ大統領が連邦最高裁判事に指名したニール・ゴーサッチの承認公聴会が始まりました。ゴーサッチの投票権に関する経歴を検証します。ネイション誌の上級寄稿記者アリ・バーマンと話します。バーマンの最近の記事は「ニール・ゴーサッチはメールで投票妨害を助けた共和党活動家を称賛」です。

    dailynews date: 
    2017/3/20(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 連邦最高裁判事候補ニール・ゴーサッチは「大企業・大口寄付者・権力者の味方」と法学教授

    本日20日、トランプ大統領が連邦最高裁判事に指名したニール・ゴーサッチの指名承認公聴会が上院で始まります。ニール・ゴーサッチは故アントニン・スカリア最高裁判事の後任候補です。ゴーサッチが上院で承認されれば、最高裁は保守派5人リベラル派4人となり、保守派が辛うじて多数を制します。ニール・ゴーサッチは指名を受けてアントニン・スカリアを称えました。第10連邦巡回控訴裁(高裁)判事を務めたゴーサッチは、オバマケアのもとで保険適用となっていた避妊費用を、ホビー・ロビー社が拒否できるか否かが争われたホビー・ロビー社裁判で会社側に有利な判決を下しています。ゴーサッチ判事はこれまで、人種、性、年齢、障害、政治に基づく差別や報復に関する連邦裁判において、被雇用者に不利な判決を下してきた長い経歴をもっています。フォーダム大学の法学教授ザファ・ティーチアウトと話します。ティーチアウトは最近ニューヨーク州から下院議員選挙に出馬しました。最近のワシントン・ポスト紙への寄稿記事は「最高裁判事候補ニール・ゴーサッチは大企業・大口寄付者・権力者の味方」です。

    dailynews date: 
    2017/3/20(Mon)
    記事番号: 
    1
  • トランプのテロ対策補佐官セバスチャン・ゴーカはハンガリーの親ナチ組織の宣誓メンバーなのか?

    ドナルド・トランプ大統領のテロ対策担当主席顧問セバスチャン・ゴーカはハンガリーの極右親ナチ組織のメンバーか?この疑惑をユダヤ系アメリカ人の主要新聞『フォワード』で初めて報道したラリー・コーラー=エッスズ記者に話を聞きます。記事によれば、ハンガリーのエリート騎士団「ビテージ・レンド」(Vitézi Rend)のメンバーが、ゴーカが終生の忠誠を誓っていることを認めています。ビテージ・レンドはハンガリーの極右団体で、第二次世界大戦中にドイツのナチ政権の指揮下にあった団体として米国務省が認定しています。ゴーカとこの団体のつながりについての疑惑が初めて持ち上がったのは、1月20日に行われた大統領就任式のパーティーでゴーカがビテジ・レンド勲章を襟につけていた写真が、ウェブサイト「ロベログ」(LobeLog)に掲載されてからです。ゴーカはこの団体との関係についての報道を否定していますが、もしこの事を移民申請時に明記していなかったことが発覚すれば、移民国籍法によりアメリカへの入国を許可されない可能性があります。折りしも、週末にかけて全米各地のユダヤ人コミュニティセンターやシナゴーグへの相次ぐ爆弾予告が報道された最中の暴露でした。

    dailynews date: 
    2017/3/17(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 「仮面が剥がれた」ラルフ・ネイダー: トランプの予算案は企業独裁 軍国主義 人種差別がむき出し 

    長年にわたる消費者運動活動家で元大統領候補のラルフ・ネイダーにドナルド・トランプ大統領の2018年予算案について話を聞きます。この予算案では、軍事費が異例の540億ドル増加、一方で環境、住宅、外交、教育プログラムへの予算の削減を提案しています。「仮面を剥ぎ、牙をむきだした。1854年から続く党史の中で最も悪質で無知な状態の共和党と協力している」とネイダーは話します。

    dailynews date: 
    2017/3/17(Fri)
    記事番号: 
    2
  • トランプの予算責任者ミック・マルバニー 貧しい高齢者の食事削減も温情的と強弁

    トランプ大統領が2018年度予算案を発表しました。この予算案では軍事費が異例の540億ドルの増加、一方で環境、住宅、外交、教育プログラムの予算は削減、そして19の政府機関の完全廃止も提案されています。また、国務省や米国際開発庁(USAID)の予算も28%削減、国際連合への負担金も数十億ドル削減されています。トランプの予算案は、貧しい人たちの冬の光熱費の支払いを援助する低所得層の住宅光熱費援助プログラムや全米で無料の法律相談を支援する法律扶助機構、高齢者、貧しい人、退役軍人、障がい者などに食べ物を宅配するミールズ・オン・ホイールズ活動に資金を提供しているコミュニティ開発包括補助金(CDBG)などの貧困層を助ける数々のプログラムが存続の危機にあるにもかかわらず、行政管理予算局責任者は、アメリカファーストの予算案であるとしています。この予算削減について問い合わせた際、行政管理予算局長ミック・マルバニーは「できるだけ温情のある削減である」と話しています。

    dailynews date: 
    2017/3/17(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 国連組織の歴史的報告書 イスラエルはパレスチナ人に対し「アパルトヘイト制度」を強いている 

    国連組織が初めて、イスラエルはパレスチナ人に対し「アパルトヘイト制度」を強要していると非難しました。同報告書は各国政府に「ボイコット、投資撤収、制裁措置(BDS)活動を支持し、そのような運動を求める声に賛成するよう」求めています。この報告書は、アラブ18カ国からなる国連西アジア経済社会委員会(ESCWA)が作成したものです。報告書の共同執筆者リチャード・フォークに話を聞きます。フォークはプリンストン大学国際法名誉教授で、パレスチナ人権に関する元国連特別報告官でした。

    dailynews date: 
    2017/3/16(Thu)
    記事番号: 
    5
  • ACLUのエーシャ・バンダリ弁護士が 国境で警備員に携帯を没収されそうになった場合の権利を解説

    国境警備員が米国籍保有者を含む旅行者の携帯を没収しパスワードを要求する事例が増加しています。このような捜査はオバマ政権下で急激に増え、2016年には2万5000件となりましたが、この数は今年更に急増するとみられています。NBCニュースによれば、今年2月だけでも500点以上のデバイスが捜査の対象となりましたが、この数は2015年全体を通した数を上回るものでした。ACLU(米国自由人権協会)の「言論、プライバシーおよびテクノロジー・プロジェクト」(Speech, Privacy, and Technology Project)の専従弁護士エーシャ・バンダリに話を聞きます。バンダリ弁護士は先日、Can Border Agents Search Your Electronic Devices? It’s Complicated(「国境警備員はあなたの電子デバイスを捜査できるのか? 答えは複雑」)と題された記事を執筆しました。

    dailynews date: 
    2017/3/16(Thu)
    記事番号: 
    4
  • 全く馬鹿げている:グティエレス議員 キング下院議員の人種差別的な「他人の赤ん坊」ツイートを語る

    アイオワ州選出の共和党下院議員スティーブ・キングが、12日にオランダの極右議員ヘルト・ウィルダースへの支持を表明したツイートが人種差別的だったとして批判が集まりました。ウィルダーズの政党は3月15日のオランダの下院選挙で過半数のオランダ有権者から拒否されました。このツイートでキング議員は、反移民グループ「ヨーロッパの声」(Voice of Europe )の風刺画をリツイートしましたが、その風刺画には、有害なイスラムの波を阻止する「西洋文明」と書かれた堤防に開いた穴を指で塞ぐウィルダース議員が描かれ、その背後に刀を手にしたり、自爆ベストをまとったムスリム男性が描かれています。リツイートの際、キング議員は「ウィルダースは、文化と人口動勢にわれわれの運命がかかっていることを理解している。われわれの文明は、他人の赤ん坊で取り戻すことはできないのだ」とコメントしていました。イリノイ州選出の民主党派議員ルイス・グティエレス下院議員に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/3/16(Thu)
    記事番号: 
    3

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