デイリーニュース

  • フリアン・カストロがトランプ大統領弾劾への動きを支持 シリア北部のクルド人に対するトランプの「裏切り」を非難

    トランプ大統領がシリアとトルコの国境地域からの米軍の撤収を命じた後、トルコ政府は、シリア北部のクルド人戦闘員に対する攻撃を準備中だと表明しています。クルド人部隊は、「人道的大惨事」が迫っていると述べました。これに先立ち、米国に連携してきたクルド人武装勢力は、トランプ大統領に裏切られたと感じ、米国の支援を受けての過去2年間の「イスラム国」(ISIS)掃討作戦で捕えた数千人の捕虜を放置すると警告しました。元住宅都市開発長官で、2020年の民主党から大統領選に出馬中のフリアン・カストロに話を聞きます。彼はトランプの行動は「同盟相手への衝撃的な裏切り行為」と言います。

    dailynews date: 
    2019/10/9(Wed)
    記事番号: 
    3
  • フリアン・カストロ、亡命希望者を国境まで護送し、トランプの「錯乱した」移民政策を非難

    7日、2020年の大統領選に出馬中のフリアン・カストロは、トランプ大統領の「メキシコ残留政策」(Remain in Mexico policy)[メキシコから米国に到着した亡命希望者を、裁判所による手続きの間、メキシコに送還し、待機させる政策]への挑戦として、テキサス州ブラウンズビルの米国入港地に亡命希望者12人を護送しました。このグループには、キューバ、グアテマラ、ホンジュラスの9人のLGBTQの人々や、障害のあるサルバドルの女性とその親族も含まれていました。彼らの多くは、メキシコの国境都市マタモロスで待機中に脅迫され、暴行も受けたと報告しています。亡命希望者たちは米国への入国を拒否されました。カストロが2009年から2014年まで市長を務めたサンアントニオから、彼に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/10/9(Wed)
    記事番号: 
    2
  • エクアドルで先住民が財政緊縮策への抗議運動を主導 首都キトは機能停止し 政府は移転

    エクアドルでは先住民の指導者が主導する何万人もの人々による、大規模な反政府抗議行動が進行中。9日も、再度、国家機能の停止が予想されています。8日、デモ隊がキトの町にあふれ、警察の厳重な取り締まりにもかかわらず、政府が課した財政緊縮政策と燃料価格の急騰に非難の声をあげました。エクアドルでは今年の初めに国際通貨基金(IMF)から42億ドルの融資を取り付けたことを受け、IMFから「経済改革」を課されており、レニン・モレノ大統領はその一環として先週、過去数十年間実施されてきた燃料費補助金を撤廃しました。以来、市民の騒乱がまきおこっています。政府がデモ抗議者とメディアを厳しく取り締まる中、何百人もの人々が逮捕されました。8日の大規模なデモは、モレノが政府の機能をキトから南部の都市グアヤキルに一時移転すると述べた翌日に、起きました。キトから、教皇庁立カトリック大学の法学教授であるデビッド・コルデロ・エレディアに話を聞きます。彼は、今回の一連の抗議行動で拘束された抗議者を代表する弁護士の一人です。

    dailynews date: 
    2019/10/9(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 次にストライキに入るのはシカゴの教員か? スト開始予定日間近の組合代表に聞く

    シカゴでは、労働組合の幹部と米国で3番目に大きい学校区が、10月後半に開始することを許可されている教師のストライキを回避しようと、合意を急いでいます。 9月下旬、25,000人の教育関係者が、教師の増員とクラスの縮小を要求するストライキの許可に圧倒的多数の票を投じました。シカゴのロリ・ライトフット市長は10月7日、ここ数週間で学区が示した申し出に対し組合側が代替案を携えて交渉のテーブルに着かないと、非難しました。一方、「サービス従業員国際組合(Service Employees International Union)」(SEIU)に所属するの約7,000人の学校用務スタッフは、「SEIU ローカル73」の2000人以上のシカゴ公園区の労働者同様、ストライキの準備をすでに整えています。シカゴから、シカゴ教員組合の代表であるジェシー・シャーキーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/10/8(Tue)
    記事番号: 
    3
  • ストライキ中の全米自動車労組組員 「公正な給与と福利厚生を求め「必要な限り」ストライキを続ける」

    ゼネラルモーターズ(GM)社の約48000人の従業員たちは、ストライキ4週目に突入しました。ここ50年で、全米自動車労働組合(UAW)が組織するGMで行なわれた全国ストの最長のものとなります。従業員たちは、より高い賃金、医療保険の保証、 雇用保障の向上、そして米国内でもっと多くの車両と部品を製造することへのGM社の取り組みを求めています。UAWの当局者たちは10月6日、交渉が「悪化に転じた」と述べ、GMの最新の提案を拒否したと発表しました。ストライキ中のGMの従業員で、「UAWローカル722」( UAW Local 722)の元代表であるスティーブ・フリスクに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/10/8(Tue)
    記事番号: 
    2
  • これは訓練ではない:気候危機と闘う「絶滅への反逆」の直接行動で700人以上が逮捕される

    団体「絶滅への反逆」(Extinction Rebellion)が世界60都市で、気候危機に対する政府の早急な対応を求める2週間の抗議行動を開始し、700人以上が市民的不服従行動で逮捕されました。同団体のメンバーたちは、差し迫った地球温暖化の破滅的状況に警鐘を鳴らすため、政府の建物に自分達の体を強力接着剤で貼りつけたり、公共の場所にある記念碑を占領したり、道路を閉鎖したり、通りを行進したりしました。非政治的運動である「絶滅への反逆」は、2018年に英国で発足し、2019年4月にロンドン中心部の交通を11日間麻痺させたことで有名になりました。組織的な世界的抗議の重要性について、「絶滅への反逆」の共同設立者ゲイル・ブラッドブルックにさらに詳しく話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/10/8(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 「シェイクスピア劇のような裏切り」 トランプがシリア北部クルド人地域へのトルコの侵入を容認

    米軍がシリア北東部から撤退を開始し、トルコはシリアのクルド人地域への侵入を準備しています。長年にわたりクルド人はISISに対する戦いにおける米国の密接な同盟相手でした。しかしホワイトハウスが6日に発表した声明は現地を驚かせるものでした。声明は、トランプ大統領とトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の電話会談に続いて「トルコは長年の計画である北部シリア作戦を前進させ」、「米軍はトルコの作戦には支援も関与もしない。米軍はISISの『カリフ制』地域をすでに掃討したので、その周辺地域に留まることはない」と述べたのです。トランプ大統領は今年の1月に「トルコがシリアのクルド人勢力を攻撃するなら、米国はトルコを経済的に破壊する」と威嚇しており、この声明は米国の政策の大転換を示すものとなります。一方、隣国のイラクでは、政府の夜間外出禁止令に抵抗する反政府デモに警察や軍が発砲、死者が増加し続けています。インディペンデント紙の中東特派員パトリック・コウバーンにこの地域の詳報を聞きます。

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    2019/10/7(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 「私たちの存在を脅かす反動」 ラバーン・コックスが語る非白人トランス女性に対する暴力

    2019年に米国で殺されたトランスジェンダーは少なくとも18人を数え、その多くは非白人トランス女性です。昨年は少なくとも26人のトランスジェンダーが殺害されました。米国医師会はこの暴力の波を「異常発生」と宣言しました。受賞歴があり長年トランスジェンダーの権利擁護活動をしているトランス女優ラバーン・コックスは、そうした暴力はこれまでずっとトランスジェンダーの人々の生活の一部だったと述べます。「トランスジェンダー女性として生きて来た21年間、私はこうした暴力を耳にし、目撃し、葬式やトランスジェンダー追悼の日(Transgender Day of Remembrance)にも参加してきました」と彼女は語ります。こうした暴力は、LGBTQコミュニティーにいるトランスジェンダーやその他の人たちが勝ち取ってきた権利に対する社会の反発であり、トランプ政権もそこに含まれると彼女は言います。「いま私たちは影から出てきましたが、社会は再び私たちを影に押し返そうとしています」。連邦の差別禁止規定がLGBTQの人々にも適用されるのかについて今週最高裁が聴聞を行います。番組ではそれに先立ちコックスをスタジオに招き、アメリカ自由人権協会のLGBT & HIVプロジェクト副責任者チェイス・ストレンジオにも聞きます。

    dailynews date: 
    2019/10/7(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 「大規模な結集が必要」 ラバーン・コックスとACLU弁護士 米最高裁が示すとみられるLGBTQ差別容認に警告

    米国最高裁は10月8日、性的指向もしくはジェンダー・アイデンティティを理由にした解雇の是非を問う3裁判において双方の主張を聞きます。公民権法第7編によって、被雇用者に対する人種、皮膚の色、出身、宗教そして性に基づく差別はできません。しかしトランプ政権は、同法は性的指向もしくはジェンダー・アイデンティティへの差別を禁止するものではないと主張しています。ブレット・カバノー判事が保守派として最高裁判事に就任して以来、最高裁がLGBTQの権利に関して示す最初の判断となります。カバノーの前任者は、これまで最高裁でLGBTQに関する多くの判断を下してきたアンソニー・ケネディー判事です。長年トランスジェンダーの権利擁護活動をしているトランス女優ラバーン・コックスに聞きます。女子刑務所を舞台としたTV番組『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』で最もよく知られ受賞歴があります。アメリカ自由人権協会のLGBT & HIVプロジェクト副責任者チェイス・ストレンジオからも詳しく聞きます。法的行政面のアドボカシー、全米のLGBTQ、HIV保持者のためにインパクト訴訟(impact litigation)を行っています。

    dailynews date: 
    2019/10/7(Mon)
    記事番号: 
    1
  • トランプからニクソンへ:映画『ウォーターゲート事件』が示す「制御不能な大統領を止める方法」

    ドナルド・トランプ大統領は3日、大統領選での政敵であるジョー・バイデンと息子のハンターを汚職の疑いで調査するよう、ウクライナと中国の首脳に公の場で呼びかけました。記者会見でのトランプの露骨な発言は、民主党主導の下院指導者が弾劾調査を急速に進める中で、なされました。トランプ大統領は、アンドリュー・ジョンソン、リチャード・ニクソン、ビル・クリントンに続く、弾劾調査に直面した4人目の米国大統領です。本日は、ドキュメンタリー映画Watergate — Or: How We Learned to Stop an Out of Control President(『ウォーターゲート事件―制御不能な大統領を止める方法』)をもとに、1974年のニクソン大統領辞任をもたらした、ウォーターゲート事件を1時間番組で振り返ります。この作品は、3400時間もの録音テープ、アーカイブ映像、機密解除された文書を使って、1972年のウォーターゲートオフィスビルにある民主党全国委員会本部への侵入をめぐる劇的な出来事を年代順に記録しています。この侵入事件が、2年後に弾劾の脅威の下でニクソンの最終的な辞任に繋がったのです。映画のクリップを見ながら、チャールズ・ファーガソン監督に話を聞きます。彼は『インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実』でアカデミー賞を受賞しています。

    dailynews date: 
    2019/10/4(Fri)
    記事番号: 
    1

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