デイリーニュース

  • ケルシー・ジュリアナ対米国 気候変動危機で連邦政府を訴える若い女性に聞く

    今日のグローバル気候ストライキには、米国政府を相手取る画期的なユース気候訴訟「ジュリアナ対米国」で若者を代表して原告となったケルシー・ジュリアナも参加します。来週の国連気候変動行動サミットに先立つ当番組の青年活動家円卓会議に彼女をお迎えします。またホワイトハウス気候ストライキの主催者で「百万人の私たち」(OneMillionOfUs)の代表を務めるジェローム・フォスターも参加します。

    dailynews date: 
    2019/9/20(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 「若者はもうがまんの限界」グローバル気候ストライキの青年活動家が今日行進をする理由

    今日は、16歳のスウェーデン人活動家であるグレタ・トゥーンベリに触発された「グローバル気候ストライキ」(Global Climate Strike)の日です。アフリカでもアジアでもヨーロッパでもオーストラリアでも人々が街頭に出ている中、番組では来週に控えた国連気候変動行動サミットに先立ち、ニューヨーク、ワシントン、ミネアポリスで行進を組織する米国の青年活動家たちの円卓会議を開催します。メキシコ出身17歳の気候正義活動家で、「フライデイ・フォー・ヒューチャー・ニューヨーク」(未来のための金曜日NY)の主催者でありニューヨークのベーコン高校に通うシーエ・バスティダ、19歳の気候正義活動家で未来連合を創設し現在最高責任者を務めるケイティ・エーダー、ミネソタ州ミネアポリスのソマリア移民一世で、米国ユース気候ストライキに参加してミネソタ州ユース気候ストライキの共同リーダーを務める15歳のジュワリア・ジャマ、そして米国ユース気候ストライキの最高責任者で民主党のイルハン・オマル下院議員の娘である高校3年生のイスラ・ヒルシの4人をお迎えします。

    dailynews date: 
    2019/9/20(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 元独裁者をレイプで告発 ガンビアのMeToo運動のきっかけを作ったビューティー・クイーンにインタビュー

    ガンビアでは現在、ヤヤ・ジャメ前大統領の残虐行為に関する真実和解委員会による捜査が行われています。ジャメは、人口200万人のこの国に22年間君臨しましたが、彼の政権は2016年に終わりを迎えました。ストリーミングで中継されたこの捜査の公聴会は数万人を視聴し、広くシェアされました。ジャメ政権下では、彼の暗殺部隊が移民やジャーナリスト、一般市民を殺害しましたが、サバイバーや遺族たちはそれを世界に向けて証言しました。そのサバイバーの1人ファトゥ・"トゥファ"・ジャロウは、2015年にジャメにレイプされたと言います。ガンビア出身のフェミニストで反レイプ活動家であるジャロウと、ヒューマンライツ・ウォッチの弁護士で広報担当でもあるリード・ブロディに話を聞きます。ブロディは現在、ジャメ前大統領を起訴するための検察側を率いています。

    dailynews date: 
    2019/9/19(Thu)
    記事番号: 
    2
  • アムネスティ・インターナショナル事務総長:気候変動危機は人類への「死刑宣告」 指導者たちには行動する政治的決意が必要

    9月20日、金曜日の「グローバル気候ストライキ」(Global Climate Strike)では100万人以上の生徒が授業をボイコットするとみられています。米国だけでも800件以上の気候ストライキが予定され、世界150ヵ国でもストライキが行われる予定です。ニューヨークのスタジオでアムネスティ・インターナショナルの事務総長クミ・ナイドゥに話を聞きます。ナイドゥは、世界中の学校に今週金曜日に学生がストライキのために学校を早退しても罰を与えないよう求めています。元グリーンピース事務局長でもあったナイドゥは、書簡で「今の時代の大きな不正義に対して意見を述べる子供たちを罰するべきではありません。実際、権力を持つ多くの大人がしないため、若い人々が先導せざるを得なかったというのが実情なのです。疑うべきは若者の行動ではなく、我々自身の行動です」と述べています。

    dailynews date: 
    2019/9/19(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 『打ち倒されて、奮い立ち』:スティーブン・グリーンハウスが語るアメリカ労働者の過去、現在、未来

    全米自動車労働組合(UAW)の労働者たちが全国でストライキを実施中。シカゴでは教師たちがストライキの準備をし、カイザー・パーマネンテの数千人の医療従事者らは10月にストライキを計画しています。長年にわたる労働問題記者であり、新著Beaten Down, Worked Up: The Past, Present, and Future of American Labor (『打ち倒されて、奮い立ち:アメリカ労働者の過去、現在、未来』)の著者であるスティーブン・グリーンハウスに話を聞きます。グリーンハウスは、労働問題と気候変動の活動家たちが「グリーン・ニューディール」を推進するために、どのように協力しているかについても述べます。

    dailynews date: 
    2019/9/18(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 全米自動車労組(UAW)のストライキが3日目に突入、労働者5万人がゼネラル・モーターズ(GM)に何十億ドルにおよぶ利益の分配を要求

    全米自動車労働組合(UAW)のメンバーが全米ストライキの3日目に突入するなか、ゼネラルモーターズは、労働条件の改善と公正な賃金を求めて全国でストに参加している従業員約5万人の健康保険を停止しました。労働者は、GMが破産後、連邦政府の救済を受けて記録的な利益を出すにいたったにもかかわらず、労働条件と給与の改善を求める従業員の要求を拒否し続けていると言います。GMに対する全社をあげてのストライキは、12年ぶりです。UAWはGMに、今月末までストライキ中の労働者の健康保険を負担するよう求めていました。ニューヨーク市から、ニューヨーク・タイムズの元記者で、労働分野のベテラン・ジャーナリストであるスティーブン・グリーンハウスに話を聞きます。彼の最新の著書はBeaten Down, Worked Up: The Past, Present, and Future of American Labor  (『打ち倒されて、奮い立ち:アメリカ労働者の過去、現在、未来』)と題されています。ニューヨーク・タイムズの彼の最近の論説は、“The Autoworkers Strike Is Bigger Than G.M.”(「自動車産業労働者のストライキは、GMよりも偉大だ」)という見出しです。

    dailynews date: 
    2019/9/18(Wed)
    記事番号: 
    2
  • イスラエル総選挙、決着は未だ不明「究極の敗者」はパレスチナ人

    イスラエルは17日の総選挙が、あまりの接戦のため、与野党ともに勝利宣言ができず、政治的混乱に直面しています。開票率92%の段階で、ベンヤミン・ネタニヤフ首相のリクード党と元軍参謀総長のベニー・ガンツ率いる「青と白」の党の得票数は、ほぼ拮抗しているもようです。両党を率い、首相を目指す二人はいずれも、パレスチナ人に対し厳しい措置を講じることを公約に掲げています。ネタニヤフは、再選を勝ち取った場合、ヨルダン川西岸の占領地のほぼ3分の1を併合すると約束していますが、それは国際法違反です。ガンツは今年の初め、ガザを爆撃して「石器時代」に戻すと脅しました。17日夜、ガンツはネタニヤフの再選での楽勝を許さなかったことで、自らの任務を果たしたと語りました。一方、ネタニヤフは支持者への演説で、勝利宣言を行わず、敗北も認めませんでした。エルサレムから、パレスチナ人弁護士ダイアナ・ブトゥに、今回の解散総選挙の重要性について話を聞きます。「最終的に誰が勝者になるか明確ではありませんが」とブトゥは言います。「究極の敗者が誰かは、はっきりしています。それは、パレスチナの人々です」

    dailynews date: 
    2019/9/18(Wed)
    記事番号: 
    1
  • エコファシズム:ナオミ・クラインが警告 極右の白人至上主義包摂は気候危機と関連あり

    著名な気候活動家で作家のナオミ・クラインが、環境主義と白人至上主義が結びついたエコファシズムの高まりについて語ります。彼女は、この動きは、銃撃犯が自らをエコファシストと呼んだ、ニュージーランド、クライストチャーチの白人至上主義者のテロ攻撃に象徴されていると言います。彼女の新刊On Fire: The (Burning) Case for a Green New Deal(『オン・ファイヤー:グリーン・ニューディールの(熱烈な)論証』)の中でクラインは、「私が恐れているのは、環境危機への社会の立ち向かい方が劇的に変化しない限り、このような白人至上主義的エコファシズムが湧いてくるのもっと頻繁に見ることになるだろうということだ。エコファシズムは、人類が集団として気候に責任を負っていることの否定を暴力的に正当化するものである。」と書いています。

    dailynews date: 
    2019/9/17(Tue)
    記事番号: 
    4
  • ナオミ・クライン グレタ・トゥーンベリは気候正義のための闘いの「予言的な声」

    著名な活動家、作家で大学教授のナオミ・クラインが、気候正義運動の緊急性を伝えるために、16歳のスウェーデンの気候活動家グレタ・トゥーンベリを含む若者の声がいかに重要かを語ります。クラインの新刊On Fire: The (Burning) Case for a Green New Deal(『オン・ファイヤー: グリーン・ニューディールの(熱烈な)論証 』)は、地球の気温上昇と気候不正義と闘うための構造的な変化の必要性を訴えています。クラインは、グレタの「明確なモラル」を称賛し、グレタをはじめとした若者たちの声が、「私たちの時代における危険な現実、しかも途方もない危険、を見えなくしてしまう官僚的な言説を突き破った」と述べます。

    dailynews date: 
    2019/9/17(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 『オン・ファイヤー』 ナオミ・クライン 新刊でグリーン・ニューディールが地球を救うと論証

    アマゾンを焼失させている森林火災からバハマを通り抜けたハリケーン「ドリアン」の破壊的な進路まで、気候災害が世界中で増加しています。著名なジャーナリストで、作家で活動家のナオミ・クラインに話を聞きます。彼女の新刊On Fire: The (Burning) Case for a Green New Deal(『オン・ファイヤー:グリーン・ニューディールの(熱烈な)論証』)のなかでクラインは、気候危機への反応として欧米諸国が国境を要塞化し、白人至上主義者が世界中で急増するなど、高まるエコファシズムを厳しい目で検証します。しかし彼女はまた、人類が根本的かつ組織的な変革によって地球温暖化という難問に対処する別の前向きな道も提示しています。「手遅れにならないように二酸化炭素排出量を引き下げようとすれば、都市での暮らし方、移動手段、食料生産の方法、エネルギーの取得先が変わるということを私たちはよく分かっています」とクラインは言います。「グリーン・ニューディールが言いたいことを要約すれば、私たちがそういったすべてのことを実践するのであれば、社会経済の系統的な危機のすべてに同時に取り組もうじゃないかということです。なぜなら私たちは複数の重複する危機がある時代に生きているからです」。

    dailynews date: 
    2019/9/17(Tue)
    記事番号: 
    2

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