デイリーニュース

  • ルーラ・ジブリール:サウジによる残忍な殺害前のジャマル・カショギとの私の“極秘インタビュー”

    トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、サウジ人ジャーナリストのジャマル・カショギを計画的に殺害したとしてサウジアラビアを直接的に非難しました。カショギが生きている姿が目撃されたのは、10月2日にイスタンブールのサウジアラビア領事館に入っていくところが最後です。エルドアンは、カショギの殺害はサウジの役人の一団によって数日前から計画されていたと述べました。これは、カショギは領事館内での争いの末死亡したというサウジアラビアの主張と真っ向から対立するものです。トルコ当局は、音声と映像の記録からサウジの役人がカショギの身体を切断するために骨のこぎりを使ったことが分かると主張していますが、エルドアンは殺害の音声と映像の記録については言及しませんでした。カショギの殺害の影響は世界中に広まっています。ジャーナリスト、作家、外交政策アナリストで、知られている限りでカショギとの最後のインタビューのひとつをおこなったルーラ・ジブリールに話を聞きます。彼女は、サウジのムハンマド・ビン・サルマン皇太子を改革者と呼ぶことは、「デビッド・デュークを公民権活動家と呼ぶことのよう」と言います。

    dailynews date: 
    2018/10/23(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 「南アフリカのグランド・アパルトヘイトを彷彿とさせる」 イスラエルの人権グループが国連でイスラエルを批判

    イスラエルは先週、ガザのデモへの対応として新たな「ゼロ・トレランス」政策を発表しましたが、その直後の19日金曜には、占領に抗議し帰還権を要求するパレスチナ人約130人が負傷しました。負傷者には4人の医療スタッフと25人の子供が含まれています。同日、イスラエルとの間にある軍事化した境界線付近には約1万人が集まり、3月30日に始まり毎週恒例となった抗議活動「帰還のための大行進」(The Great March of Return)をおこなっていました。3月30日以降、30人以上の子供を含む少なくともパレスチナ人170人がイスラエル軍に殺され、数千人が負傷しました。イスラエルの人権団体「ベツェレム」(B'Tselem)のハガイ・エルアド代表に話を聞きます。エルアドは先週、ニューヨークの国連安全保障理事会で初めて正式に証言しました。

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    2018/10/22(Mon)
    記事番号: 
    3
  • トランプ政権はトランスジェンダーの存在を抹消しようとしている 共和党による長年の自由への攻撃を経て

    ニューヨークタイムズ紙は、トランプ政権がジェンダーに関する法的な定義を狭め、トランスジェンダーの人々の権利を排除しようとしていると報じました。同紙が入手した政府のメモによると、米保健福祉省が複数の政府機関に対し、性別に基づく差別を禁止する連邦公民権法第9編の下で単一の性別の法的定義を提案していることが明らかになりました。提案によると、出生時の生殖器で男女の別が決まり、変更は認められません。ニューヨークタイムズ紙によると、政府のメモには、「性とは、出生時または出生前に識別可能な不変の生物学的特性に基づき男女のいずれであるかを決める人間のステータスのことだ。個人の出生証明書に記載された性別は、最初に発行されたものとして、個人の性別を決する根拠であり続けるべきだ」と書かれていました。法制化されれば、バラク・オバマ大統領の下で行われたトランスジェンダーの権利の拡張を覆すものとなります。アメリカ自由人権協会(ACLU)の専従弁護士のチェイス・ストレンジオに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/10/22(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 米国が中距離核戦力(INF)全廃条約を破棄する意向 核軍拡競争が再燃する恐れ 「逆効果で危険」

    トランプ大統領は、米国がロシアと結んだ核兵器に関する画期的な条約を破棄する意向を表明しました。新たな軍備競争を引き起こす恐れのある動きです。中距離核戦力(INF)全廃条約は、ロナルド・レーガン大統領と旧ソ連の指導者ミハイル・ゴルバチョフが1987年に調印した条約です。INF条約では、核弾頭と通常弾頭を搭載したすべての短・中距離ミサイルが禁止されます。この条約によって、何千もの陸上配備ミサイルの破棄が促進されることになりました。トランプは20日、新たな核兵器の建造を宣言しました。軍備管理協会(the Arms Control Association, APA)代表のダリル・キンボールに話を聞きます。キンボールは以前、「核の危険削減のための連盟」(Coalition to Reduce Nuclear Dangers)を率いました。米国とロシアがINF条約を維持することを提唱しています。

    dailynews date: 
    2018/10/22(Mon)
    記事番号: 
    1
  • ネタニヤフ首相がイスラエルの人権団体ベツェレムを非難 自国の占領政策を国連で批判したことを受け

    イスラエルがパレスチナ自治区ガザとの間の厳重に武装された分離壁にそって、軍の配備を増強していることに懸念が広まっています。イスラエルは60台の戦車を配備し、本日のパレスチナ人の抗議集会に備えています。この集会は、イスラエルによる占領の継続に抗議し、故郷を追われたパレスチナ難民の帰還の権利を要求するものです。ガザの住民は3月30日の以来、毎週金曜日に「帰還の大行進」の旗印のもと抗議活動を行ってきましたが、イスラエルはこれに対し「ゼロ・トレランス」政策で臨むと発表しています。そのとき以来、イスラエル軍は30人以上の子供を含む少なくとも170人を殺害し、1万8千人以上を負傷させています。これについて、イスラエルの人権団体「ベツェレム」(B’Tselem)のハガイ・エルアド代表に話を聞きます。エルアドは18日、国連安全保障理事会でガザ地区とヨルダン川西岸地区における危機について証言しました。

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    2018/10/19(Fri)
    記事番号: 
    3
  • マダウィ・アルラシード教授「カショギ殺害に関しサウジ側の自己調査は許されない」

    ワシントンポスト紙コラムニストのジャマル・カショギの失踪と殺害の可能性に関して続々と詳細が明らかになってきています。サウジのジャーナリストならびに政権インサイダーとしてのカショギの経歴と、サウジアラビアの将来について、サウジの反体制派マダウィ・アルラシード教授に話を聞きます。同氏はロンドン・スクール・オブ・エコノミクス中東センターの客員教授です。サウジ当局を批判したことで、2005年に市民権を剥奪されました。ニューヨークタイムズ紙に “Why King Salman Must Replace M.B.S.”(「サルマン国王がムハンマド・ビン・サルマン皇太子を更迭すべき理由」)と題する新しい記事を書いています。

    dailynews date: 
    2018/10/19(Fri)
    記事番号: 
    2
  • サウジの反体制派マダウィ・アルラシード教授 カショギ失踪や米・サウジ関係などを語る

    サウジ皇太子ムハンマド・ビン・サルマンが、自国のジャーナリストで米ワシントンポスト紙コラムニストを務めるジャマル・カショギ殺害に直接関与していた証拠が次々と出ています。トルコ当局は、カショギが10月2日イスタンブールのサウジ領事館に入ってまもなく、15人のサウジの暗殺部隊によって拷問され、殺害されたと伝えています。また、報道によると、カショギ殺害に関与した人々のうち4人が、サウジの皇太子ムハンマド・ビン・サルマンの護衛隊と繋がっているとされています。トランプ大統領は数週間にわたりサウジアラビアを擁護してきましたが、18日になって遂にカショギが死亡したとの見方を肯定し、サウジアラビアが手を下したとする告発を受け入れました。サウジの反体制派でロンドン・スクール・オブ・エコノミクス中東センター客員教授のマダウィ・アルラシードに話を聞きます。彼女はサウジ当局を批判したことで、2005年に市民権を剥奪されました。ニューヨークタイムズ紙に、“Why King Salman Must Replace M.B.S.”(「サルマン国王がムハンマド・ビン・サルマン皇太子を更迭すべき理由」)と題する新しい記事を寄稿しています。

    dailynews date: 
    2018/10/19(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 2018年の中間選挙には 記録的数の先住アメリカ人女性が出馬

    今回の中間選挙では記録的な数の先住アメリカ人(ネイティブ・アメリカン)の女性が出馬しています。少なくとも4人が、連邦議会初の先住アメリカ人女性議員を目指しています。その中にはニューメキシコ州のデブ・ハーランドや、カンザス州のシャリース・デビッズなどがいます。また3人の先住アメリカ人女性が州知事選に出馬しており、31人が地方議会選挙に立候補しています。ノースダコタ州ファーゴから「地球を守れ」(Honor the Earth)全米キャンペーン部長でオジブワ族(Ojibwe)弁護士のタラ・ハウスカ、そしてアラスカ州アンカレッジからインディアン・カントリー・トゥデイ(Indian Country Today)紙編集者のマーク・トラハントにも話を聞きます。トラハント記者はショショーニ=バノック族の一員です。ワシントン州シアトルより、ブラックフィート・ネイションの一員でポッドキャスト『ブレークダンス・ウィズ・ウルブス』(Breakdances with Wolves)の司会も務めるジャシ・ロスにも話を聞きます。

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    2018/10/18(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 先住アメリカ人 ウォーレン上院議員のDNAテストに反発 先住アメリカ人を「政治的餌」に使うのはやめろ

    エリザベス・ウォーレン上院議員がDNAテストを受けて、自身がアメリカ先住民(ネイティブ・アメリカン)の血を引いていると主張したことで、全米の先住アメリカ人から批判が集まっています。チェロキー・ネイションのチャック・ホスキン・ジュニア州務長官は、「主権を持つ先住民族は市民権を認めるための法的条件をそれぞれ定めており、DNAテストは個人の親権鑑定などで血筋の証明には使用されるが、部族に所属している証明とはならない。DNAテストの結果でチェロキー・ネイションないしその他の先住民族に、漠然とであれ関係があると主張するのは不適切であり間違いだ」と語っています。ウォーレン議員のDNAテスト結果公表およびその後の報道について先住アメリカ人の活動家とジャーナリストに討論してもらいます。ノースダコタ州ファーゴから「地球を守れ」(Honor the Earth)全米キャンペーン部長でオジブワ族(Ojibwe)弁護士のタラ・ハウスカ、そしてアラスカ州アンカレッジから、インディアン・カントリー・トゥデイ(Indian Country Today)紙編集者マーク・トラハントに参加してもらいます。トラハントはショショーニ=バノック族の一員です。

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    2018/10/18(Thu)
    記事番号: 
    2
  • ウォーレン上院議員のアメリカ先住民の血筋は 彼女のキャリア・アップを支援したわけではないが 他の有色人種女性の妨げにならなかったのか?

    エリザベス・ウォーレン上院議員は、10月15日に自身がアメリカ先住民(ネイティブ・アメリカン)の血を引いていることを証明するDNAテストの結果を公表して以来非難を浴びています。今回の発表は、ウォーレン議員をしばしば「ポカホンタス」と呼び攻撃してきたトランプ大統領に直接答えたものです。スタンフォード大学遺伝子学教授は、ウォーレンの家系には6から10世代前にアメリカ先住民の先祖がいたという「確率が高い証拠がある」と語っています。ウォーレン議員はキャリアを積む過程でアメリカ先住民の血を引いていることを言及しながらも、それをキャリア・アップに利用したことはないと言っています。ボストン・グローブ紙のワシントン副支局長のアニー・リンスキーに話を聞きます。リンスキーはウォーレン議員の民族的バックグランドが彼女の学術的および政治におけるキャリア・アップの要素になったかどうかを調べるため、数百の書類を精査しましたが、民族的背景はキャリア・アップの「要素ではなかった」と結論付けました。

    dailynews date: 
    2018/10/18(Thu)
    記事番号: 
    1

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