【20/12/3/2】国連はエチオピア政府と合意に達し、北部ティグレ州への人道的アクセス権を確保、援助をはじめることになりました。エチオピアのアビィ・アハメド首相は11月、ディグレ州の軍に対する軍事行動を開始し、血生臭い紛争を引き起こしました。この軍事行動で、すでに憂慮すべき数の人々が家を失い、国内および近隣諸国で難民となっていた状況がさらに悪化しています。エチオピアはティグレ州都を掌握した後、勝利を宣言しましたが、ティグレ人民解放戦線(Tigray People’s Liberation Front)は、戦いは続いていると主張しています。CNNのシニア国際特派員ニーマ・エルバギアは、エチオピアで起こっているのは「権力をめぐる争いであり、それが一種の民族浄化に発展する可能性もあり」ティグレ民族の人々が「身分証明書に記載されている民族を理由に標的にされている」といいます。