情報機関の内部告発者がトランプ大統領を告発したことを受け、民主党のナンシー・ペロシ下院議長は、トランプへの弾劾調査を正式に開始しました。告発は、トランプ大統領が、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領への7月25日の電話で、米大統領選への民主党のトップ候補とされるジョー・バイデンと息子ハンターの捜査への協力を依頼したとしています。24日、共和党議員が多数を占める上院は、トランプ政権に対し、内部告発者の訴状を上下両院の情報委員会に開示するよう求める拘束力のない決議を全会一致で可決しました。民主党選出の下院議員(テキサス州)で、2017年にトランプ弾劾の議案を米議会に提出した初の議員となったアル・グリーンにこの動きへの反応、そして次の一歩をどう見ているかを聞きます。『ネイション』誌の政治ライターのジョン・ニコルズにも話を聞きます。彼の最近著のタイトルは、The Genius of Impeachment: The Founders’ Cure for Royalism (『弾劾の天才:建国の父たちが君主主義病に使った治療法』です。