デイリーニュース

  • バン・ジョーンズはこう見る: 「白人の激しい怒りという火山」が「危険な」候補トランプを噴出させた 

    共和党大統領候補のドナルド・トランプは、米国在住のメキシコ人が故国の家族に送金するのを阻止すると脅しをかけて、メキシコ政府に国境の壁建設の資金を支払わせると提案しました。違法の可能性もあるこの提案に、新たな批判の声があがっています。ドナルド・トランプはこれまでにもメキシコ人を強姦者と呼び、ムスリムの米国入国禁止を提案 し、クークラックスクラン(KKK)の元最高幹部ディビッド・デュークによる支持表明を拒否することを拒みました。今回の提案は物議をかもしてきた、こうした人種差別的で排外的な 一連の発言の流れを汲むものです。トランプの選挙活動を「これまでの人生で私が目にしてきた中で最も危険な展開」と呼ぶ CNN の政治評論家のバン・ジョーンズに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/4/6(Wed)
    記事番号: 
    3
  • バン・ジョーンズ:ニューヨーク州予備選はバーニー・サンダースとヒラリー・クリントンにとって「決死の争奪戦」

    ウィスコンシン州で勝利を収めたバーニー・サンダースとテッド・クルーズは、来週行われるニューヨーク州の予備選に集中しています。バー ニー・サンダースとヒラリー・クリントンは、4 月 19 日の予備選に先行して 14 日にニューヨークで討論会を行う予定です。民主党両候補の対決について、CNN 政治評論家のバン・ジョーンズに聞きます。

    dailynews date: 
    2016/4/6(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 「二番手候補の勝利」:サンダースとクルーズがウィスコンシン州で大勝 最有力候補を足止め

    5日、ウィスコンシン州の大統領予備選で、最有力候補に水をあけられている民主党のバーニー・サンダースと共和党のテッド・クルーズが大差で勝利し、両候補にとって晴れがましい一夜となりました。サンダースは 56 パーセントを得票し、ライバルのヒラリー・クリントンを制覇しました。テッド・クルーズは、共和党最有力候補のドナルド・トランプに 13 パーセントの差で大勝しました。政治アナリストで活動家のバン・ジョーンズと、ウィスコンシンに拠点を置く雑誌『プログレッシブ(the Progressive)』の編集者ルース・コニフから話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/4/6(Wed)
    記事番号: 
    1
  • シチズンズ・ユナイテッド判例のせいで外国の大富豪が今回の大統領選を買収する可能性はあるか? FEC委員が反論

    「パナマ文書」(Panama Papers)公表と時を同じく、ここ米国では、いわゆるダーク・マネー(黒い金)という未公表の政治献金についての懸念が高まっています。連邦選挙委員会(FEC)の一部のメンバーたちは現在、選挙資金規制のさらなる強化と、選挙運動における無制限の企業献金という門を開いたシチズンズ・ユナイテッド判例のより狭い解釈を求めています。FEC委員のエレン・ワイントローブに話を聞きます。ニューヨークタイムズ紙の彼女の署名入り記事Taking On Citizens United(『シチズンズ・ユナイテッド判例に挑戦する』)は、米国人は、米国企業が外国人株主たちからの資金を米国の選挙に影響を与える目的で使わないという保証を得る資格があると主張しています。ワインとローブはまた、州代議士と連邦代議士に、国内企業がその表向きの顔となって海外からの資金が米国の選挙に浸透するなどということがないと保証するよう呼びかけています。FECは、連邦選挙を公正にすることを保つ任務を負う政府の監視機関ですが、同委員会の3人の民主党メンバーと3人の共和党メンバーが、党派対立しているために実質的な停止状態にあります。

    dailynews date: 
    2016/4/5(Tue)
    記事番号: 
    4
  • パナマ文書の記者たちが説明するデータジャーナリズム史上最大の暴露が実現した過程

    世界中の数百人のジャーナリストが、様々な国の富裕層と権力層がタックス・ヘイブン(租税回避地)を使っていかに資産隠しをしているかを明らかにする1150万点のファイルを精査しました。これらのファイルは2015年に匿名の情報源から漏らされたものです。ファイルの流出元は世界で最も秘匿性の高いオフショア会社の1つで、パナマを拠点とする法律事務所モサック・フォンセカです。これらのファイルはドイツ紙「ジュートドイチャー・ツァイトン」(南ドイツ新聞)が匿名の情報源から入手しました。同紙はこの情報を「国際調査報道ジャーナリスト連合」(International Consortium of Investigative Journalists)と共有しました。ニューヨーク・タイムズ紙は含まれていなかったこの協力関係について、パナマ文書の公表を助けたジュートドイチャー・ツァイトン紙の調査記者フレデリック・オーベルマイアーと、国際調査報道ジャーナリスト連合のシニア・エディター、マイケル・ハドソンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/4/5(Tue)
    記事番号: 
    3
  • バーニー・サンダースはクリントンが支持した米国・パナマ貿易協定に反対したとき、パナマ文書を予測していたのか?

    富裕層や権力層が、秘匿主義の法律事務所に頼っていかにして彼らの資産をタックス・ヘイブン(租税回避地)に隠しているかを明らかにした「パナマ文書」(Panama Papers)の流出で、2012年に施行された「米国・パナマ自由貿易協定」(Panama-United States Trade Promotion Agreement)に反対したバーニー・サンダース上院議員の2011年の演説が話題になっています。彼は、その当時のパナマ全体の経済生産は非常に低く、同協定は米国の労働者に利益をもたらしそうもないと言及していました。サンダースは、同協定の本当の理由について、「裕福な米国人と大企業が脱税するのを許すということにかけては、パナマは世界のリーダーだから」と主張していました。サンダースは、この貿易協定は「今の悪い状況をもっと悪くするだろう」と述べました。パナマ文書を公表した「国際調査報道ジャーナリスト連合」(International Consortium of Investigative Journalists)のシニア・エディターであるマイケル・ハドソンと、ミュンヘンを拠点とするドイツの主要新聞「ジュートドイチャー・ツァイトン」(南ドイツ新聞)の調査記者フレデリック・オーベルマイアーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/4/5(Tue)
    記事番号: 
    2
  • パナマ文書:アイスランドからアルゼンチンまで世界の指導者たちの大規模な脱税計画が明らかに

    「データジャーナリズムで史上最大の暴露が現実のものとなった。それは腐敗についてだ」。国家安全保障局(NSA)の内部告発者エドワード・スノーデンは、「パナマ文書」(Panama Papers)について、こうツイートしました。4月3日に公表された同文書は、多くの国の富裕層や権力者たちが彼らの資産を隠すために、いかにタックス・ヘイブン(租税回避地)を使っているかを明らかにしています。世界で最も秘匿性の高いオフショア会社の1つ、パナマを拠点とする法律事務所モサック・フォンセカから流出した約1150万点のファイルがドイツ紙「ジュートドイチャー・ツァイトング」(南ドイツ新聞)の手に渡り、それを「国際調査報道ジャーナリスト連合」(International Consortium of Investigative Journalists)が詳しく解析しました。今回の暴露は、12人の国家元首と多くの政治家、彼らの家族や側近に関係しています。その中には、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の友人たち、イギリス首相、アイスランド首相、パキスタン首相、ウクライナ大統領の親戚も含まれています。

    dailynews date: 
    2016/4/5(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 投票者IDの悪夢 ウォーカー知事のせいで30万人にのぼるウィスコンシン州有権者が投票から締め出される可能性

    米国でも最も厳しいとされる投票制限が施行されているウィスコンシン州で、有権者は4月5日に行われる民主党および共和党の予備選に向かいます。規制が強く、異論のあるウィスコンシン州の投票者ID法によって約30万人の登録有権者が投票できなくなる恐れがあります。ウィスコンシン州が新たに厳格化した要件によれば、投票するためには政府が発行した写真つき身分証明書を提示しなければなりません。支持者たちはこの法律が不正を防ぐと言いますが、批評家の指摘によれば、ウィスコンシン州の有権者の9パーセントが投票権を剥奪され、その内訳は圧倒的に貧困層と有色人種となる恐れがあります。この投票者ID法は、2011年以降、ウィスコンシン州の共和党によって通過した新たな投票制限のひとつに過ぎません。州議会は夜間と週末の事前投票も廃止しており、草の根団体による投票登録推進運動もほぼ不可能になりました。Give Us the Ballot: The Modern Struggle for Voting Rights in America(『我々に投票権を:米国の投票権を求める近代の闘い』)の著者で、最近ネイション誌に「ウィスコンシン州の投票者ID法は30万人から投票を奪う可能性」という記事を書いたアリ・バーマンに話を聞きましょう。

    dailynews date: 
    2016/4/4(Mon)
    記事番号: 
    4
  • 「愛は憎悪に勝つ」 女優ロザリオ・ドーソンが語る なぜ大統領にバーニー・サンダースを推すのか

    4月後半に予定されているニューヨーク州予備選に先立ち、ヒラリー・クリントン前国務長官、バーモント州選出バーニー・サンダース上院議員の両陣営は3月31日、ニューヨーク州で選挙集会を開きました。サウス・ブロンクス地区にあるセント・マリー公園で開かれたサンダースの集会には16,000人以上が集まりました。この地域で大統領候補が選挙運動を行うのは数十年ぶりのことです。サンダースはブルックリン出身であることを強調、映画監督のスパイク・リーと女優のロザリオ・ドーソンが彼の脇を固めました。ドーソンに集会のあとで話を聞きました。「私がバーニー・サンダースを支持するのは、彼がフラッキングを否定するからです。すべての人を対象にしたシングルペイヤー方式の医療保険がぜひとも必要だから支持するのです。これは夢物語なんかじゃないんです。世界中で、しかもきわめて肯定的に実施されています。世界は社会民主主義なんです」とドーソンは語ります。

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    2016/4/4(Mon)
    記事番号: 
    3
  • ヒラリー・クリントンはどれだけの選挙資金を化石燃料業界から受け取ったのか?

    グリーンピースの新しい報告によれば、ヒラリー・クリントンの大統領選挙事務所とその支援団体であるスーパーPAC(特別政治活動委員会)は、化石燃料業界のロビイストから13万8,400ドル、バンドラーと呼ばれる政治資金集め役から132万7,210ドルを受け取っており、総額では450万ドルを超す資金を化石燃料業界とつながりのあるロビイスト、バンドラー、大口支援者から受け取ったとされます。クリントン自身は、化石燃料企業で働く複数の個人からあわせて約33万ドルを受け取っただけで、これは彼女の選挙運動資金の0.2パーセント程度だと主張しています。グリーンピースの調査専門家で、化石燃料ロビイストによるクリントン陣営への資金提供について調査を主導しているチャーリー・クレイと、選挙集会でクリントンに挑んだグリーンピースの民主運動オルガナイザー、エバ・レスニック=デイに話を聞きましょう。

    dailynews date: 
    2016/4/4(Mon)
    記事番号: 
    2

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