デイリーニュース

  • テヘランからの見解:イラン人教授 米国による侵略行為を非難し、米国の支援を受ける湾岸諸国に警告

    イラン軍は8日未明に、イラクにある米軍基地に22発の弾道ミサイルを発射しました。イランはこれを、先週バグダッド空港で米国のドローン攻撃により殺害されたイランのカセム・ソレイマニ司令官暗殺に対する「激しい報復」だとしています。イランのミサイルの標的は、アンバール県のアサド空軍基地とアルビルの基地でした。第一報では米国人またはイラク人の死傷者の報告はありません。攻撃の直後、イランのジャワド・ザリフ外相は「我々は事態のエスカレートや戦争を求めてはいないが、侵略に対しては自衛する」とツイートしました。8日、イランの最高指導者アヤトラ・アリ・ハメネイ師は、首都テヘランで演説し、このミサイル攻撃について「アメリカ人に平手打ちを食らわせた」と述べ、中東からの米軍撤退を求めました。この攻撃後、トランプ大統領は、「万事うまくいっている!イランから、イラクにある2か所の基地へミサイルが発射された。現在、負傷者と被害の調査をしている。今のところ、順調だ!我々には、世界で最も強力でずば抜けて装備の整った軍隊がある。明朝、声明を発表する」とツイートしました。イランのミサイル攻撃は、イラク議会はイラクからすべての外国部隊を追放する決議を可決したわずか数日後に起きました。テヘランのモハマド・マランディに話を聞きます。彼はテヘラン大学の英文学とオリエンタリズムの教授です。

    dailynews date: 
    2020/1/8(Wed)
    記事番号: 
    1
  • プロパガンダ・マシン:ケンブリッジ・アナリティカによる有権者の心理操作の軍事ルーツ

    データ収集、標的広告、有権者操作というケンブリッジ・アナリティカのような会社によって使われている手法についての討論を続けます。2018年5月にザ・オブザーバー紙が,秘密めいたケンブリッジ・アナリティカ社が約8700万人分のフェイスブックのプロフィールをユーザーへの通知や承諾なしに収集していたことを明らかにし、同社はその後倒産しました。 一連のケンブリッジ・アナリティカの内部文書とEメールがツイッターに新たに投稿され、トランプ大統領の国家安全保障担当前補佐官ジョン・ボルトンとの仕事を含む、同社の活動内容の詳細を語っています。

    dailynews date: 
    2020/1/7(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 『グレート・ハック: SNS史上最悪のスキャンダル』:大量データ解析企業が助けた2016年大統領選撹乱 2020年も繰り返す?

    アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞の選抜候補に残った『グレート・ハック: SNS史上最悪のスキャンダル』は、データ会社ケンブリッジ・アナリティカが、2016年の米大統領選直後に、ソーシャルメディアの闇の象徴として立ち現れてきた過程を描いています。2018年5月にザ・オブザーバー紙がケンブリッジ・アナリティカが約8700万人分のフェイスブックのプロフィールをユーザーへの通知や承諾なしに収集していたことを明らかにし、同社はその後倒産しました。ケンブリッジ・アナリティカは、そのデータを2016年の大統領選中にトランプ大統領を支持するよう有権者を揺さぶるために使いました。『グレート・ハック: SNS史上最悪のスキャンダル』の共同監督カリム・アーメルとジャハニ・ヌージャイム、ケンブリッジ・アナリティカの内部告発者ブリタニー・カイザーに話を聞きます。

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    2020/1/7(Tue)
    記事番号: 
    2
  • データ会社ケンブリッジ・アナリティカの新たな文書の数々を公表した内部告発者ブリタニー・カイザーにインタビュー

    米国の2016年の大統領選から英国のEU離脱推進運動、そしてマレーシア、ケニヤ、ブラジルを含むその他60カ国以上の選挙において、怪しげなデータ会社ケンブリッジ・アナリティカが、世界中の有権者をいかに操作してきたかについての新たな詳細情報が明らかになりつつあります。一連のケンブリッジ・アナリティカの内部文書とEメールがツイッターに新たに投稿され、トランプ大統領の国家安全保障担当前補佐官ジョン・ボルトンとの仕事を含む、同社の活動内容の詳細を語っています。こうした文書は、ケンブリッジ・アナリティカの内部告発者ブリタニー・カイザーが漏えいしたものです。彼女は2018年に退職するまで同社で3年半働いていました。

    dailynews date: 
    2020/1/7(Tue)
    記事番号: 
    1
  • ブッシュ政権の政府高官 「2003年に戦争への行進を見た。イランについても同じことが見える」

    トランプ政権によるイランの軍事最高幹部カセム・ソレイマニ暗殺について、元米陸軍大佐ローレンス・ウィルカーソンとともに見ていきます。ウィルカーソンは2002年から2005年まで、コーリン・パウエル国務長官の首席補佐官を務めました。国連で戦争支持の演説をするパウエル長官を見たのは2003年2月5日でした。それ以来ウィルカーソンは、米国の中東地域への介入について明確な批判を行ってきました。ウィルカーソンは2018年、ニューヨーク・タイムズ紙に“I Helped Sell the False Choice of War Once. It’s Happening Again.”(「私は戦争という誤った選択を売り込んだことがある。同じことがまた起きている」)と題する記事を寄稿しています。

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    2020/1/6(Mon)
    記事番号: 
    4
  • アレクサンドリア・オカシオ・コルテスがソレイマニ殺害を非難 「これは米国による侵略だ」

    デモクラシー・ナウはこの週末、イランのカセム・ソレイマニ将軍暗殺についてアレクサンドリア・オカシオ・コルテス下院議員に聞きました。「米国大統領による、すなわち米国による侵略行為は既にかつてないレベルに達しており、私たちがそれに積極的に抵抗するためには戦術が必要です」とオカシオ・コルテスは述べました。「トランプ大統領は米国全体の代表としてこれを行いました。だからこそ言語道断の不法行為とされる可能性があるのです。なぜなら議会に相談せず、国としての支持もないのに暗殺が実行されたからです」。

    dailynews date: 
    2020/1/6(Mon)
    記事番号: 
    3
  • トランプのソレイマニ殺害が意味するもの 中東にとっては「米国との取り決めの完全な仕切り直し」

    イラク国民議会は1月5日、駐イラク米軍を追放するための決議を可決しました。トランプ大統領はこれに対し、「前例のない」制裁をイラクに加えると威嚇しています。しかしイラク制裁のいくつかは既に、世界で最も厳しい制裁となっています。1990年から2003年にかけて、50万人以上の子どもを含む100万人以上のイラク人が米国主導の制裁で殺されました。バグダッドにいるガーディアン紙のガイス・アブドゥル・アハド特派員から詳しく聞きます。

    dailynews date: 
    2020/1/6(Mon)
    記事番号: 
    2
  • イラン ソレイマニ司令官の死は「異国の侵略者」米国に対するシーア派の連合を奮起させるか

    米国が2020年初頭にバグダッドで実行したイランの軍事最高幹部カセム・ソレイマニ暗殺の波紋は広がる一方です。イランのメディアによると、100万人をこえる人々がテヘランの街頭に繰り出して精鋭部隊コッズ部隊を率いたソレイマニの死を悼みました。イラン政府は1月5日、2015年に締結された画期的な核合意の履行を一時停止すると発表しました。米国は2018年にこの合意から一方的に離脱しています。トランプ大統領はまた、イランが米国に報復をおこなえば、文化施設を含むイラン国内52地点を攻撃目標とすると威嚇しています。文化施設への攻撃は国際法上の戦争犯罪にあたることが広く認められています。イラクのアーディル・アブドゥルマフディー暫定首相は、ソレイマニ殺害の当日、中東地域の緊張緩和のためのサウジアラビアの提案をソレイマニと会って話し合う予定であったことを明らかにしました。首都ワシントンにいるジョンズ・ホプキンス大学の中東学者ナルゲス・バジョグリ教授に聞きます。著書にIran Reframed: Anxieties of Power in the Islamic Republic(『イランの再構築 イスラム共和国の権力の苦悩』)があります。

    dailynews date: 
    2020/1/6(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 「この国は火口箱」 政府が気候危機を否定する中、オーストラリアは更に大きな被害に備える

    オーストラリアでは今年、気候変動で大型化する山火事により国の南東部が壊滅的な打撃を受け、少なくとも18人が死亡しました、動物は5億近くの個体が死に、1450万エーカーの土地が焼き尽くされしました。そんな中で、この週末は今シーズンでも最悪の事態が予想されています。何千人もの人々が住居を離れ海岸めざして避難しているさなかに、保守派のスコット・モリソン首相は、気候危機と石炭産業との密接な関係について何の行動も取らないことに厳しい批判を浴びています。12月に山火事が燃え盛っていたとき、首相は休暇のためハワイに行きました。今週、首相は報道陣を前に、自分の最優先事項は気候変動ではなく、山火事と闘うことだと述べました。モリソン首相は昨日、怒れる火災被害者に問い詰められ、罵声を浴びながらカルバゴの町を後にしました。オーストラリア拠点の気候評議会で主席評議員を務めるティム・フラナリーに、オーストラリアのメルボルンから話を聞きます。

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    2020/1/3(Fri)
    記事番号: 
    5
  • 右派ポピュリストが選挙を席巻する 米国によるソレイマニ司令官の殺害はイラン国内の強硬派に追い風

    長年イランで最も有力な人物の1人だったカセム・ソレイマニ将軍を米国が暗殺したことについて円卓会議を催します。ソレイマニ将軍は、イランのイスラム革命防衛隊の中でも対外特殊活動を担う強力な特殊部隊「コッズ」(Quds)のトップでした。米国にあてはめれば、CIAと米軍特殊部隊を合わせたような存在です。イランは、ソレイマニ司令官の暗殺を「国際テロ行為」と呼んでいます。「イランの既存政治勢力に向けた集結と決起の呼びかけを引き出すのには、おそらく最適で、最速の方法でした」と、ネガル・モルタザビ記者は指摘します。円卓会議の他の参加者は、The Coup: 1953, the CIA, and the Roots of Modern U.S.-Iranian Relations(『クーデター:1953年、CIA、現代の米=イラン関係のルーツ』)の著者で歴史家のアーバンド・アブラハミアン、政策研究所(the Institute for Policy Studies)の研究員でUnderstanding the U.S.-Iran Crisis : A Primer(『米・イラン危機を理解する:入門編』)の著者フィリス・ベニスです。

    ス・ベニスです。

    dailynews date: 
    2020/1/3(Fri)
    記事番号: 
    4

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