7月22日、プエルトリコの首都サンフアンで50万人が街頭に繰り出し歴史的な抗議を行いました。プエルトリコの「調査報道センター」(Center for Investigative Journalism)が、プエルトリコのリカルド・ロセジョ知事と他の政府高官との間で交わされていた、暴力的な女性差別や同性愛者への差別含むオンライン上のチャット889ページを公表してから1週間以上が経っっています。漏えいした文書からは、ロセジョが、ハリケーン「マリア」の被害者について冗談を言ったり、サンフアン市のカルメン・ユリン・クルス市長を銃撃するなどの冗談を言っていたことが明らかになりました。この文書はさらに、プエルトリコ政府内にまん延する汚職についても明らかにしました。ロセジョ知事と、今回のメッセージスキャンダルに関与した他の11人はプエルトリコ司法省から召集令を出されています。このスキャンダルが発覚して以来、プエルトリコの元国務長官ルイス・リベラ・マリンを含む2人の高官が辞任しましたが、ロセジョは、こうしたメッセージは「関係者の個人的な時間に交わされた」もので、長時間でストレスいっぱいの職務が原因として辞任要求に抵抗しています。プエルトリコの「調査報道センター」の代表であるカーラ・ミネットに話を聞きます。