デイリーニュース

  • 「我々には治療するキャパがない」パレスチナ系カナダ人医師はイスラエルがガザ封鎖を解除すべきと要求

    長年にわたるイスラエルの経済封鎖によって痛めつけられてきた上に、コロナウイルスが蔓延した場合、パレスチナの被占領地はどうなるのかという懸念が高まり続けています。ガザ地区でボランティア活動をしている、パレスチナ系カナダ人医師で救急医のタレク・ルバニ氏から、現地の最新情報を聞きます。先月ガザ地区から戻ったばかりです。 「検査は厳しく制限されています。これまでにパンデミックの全期間を通じてガザで行われてきた検査の数は、韓国で昨日行われた検査の数よりも少ないのです」と彼は言います。

    dailynews date: 
    2020/4/24(Fri)
    記事番号: 
    4
  • 「誰もそんなサービスは求めていない」ジョージア州は公衆衛生上の警告をしり目に絶対必要でないビジネスを再開させる

    ジョージア州を取り上げます。新型コロナ感染の死者数が増加しているにもかかわらず、同州は本日は絶対必要ではない事業の再開を認めました。ヘアサロン、ネイルサロン、タトゥーパーラー、マッサージセラピストなどです。知事は、サバンナ、アトランタ、オーガスタの各市長から異議申し立てがあったとして、州全体で再開を認めます。 「この指示は、公衆衛生とは何の関係もありません」と、デカトゥール市のタウン誌『デカトゥーリッシュ』のコラムニストのジョージ・チディは言います。彼は、アトランタ本拠の低価格住宅組織パドスプリット(PadSplit)の公共政策主任。

    dailynews date: 
    2020/4/24(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 家事労働者はすべての仕事を可能しているのにコロナウイルス救済法案からは無視されている

    コロナウイルス救済法案が社会に必要不可欠な労働者にどのように影響を与えたてきたかについての話の続きで、パンデミックの震源地となったニューヨークのクイーンズ地区の活動家と話します。 「対策は打たれましたが、家事労働者たちには十分に届いていません。彼らはこの都市を維持していくのに不可欠なサービスを提供しているというのに」と、非営利団体「ダマヤン移民労働者協会」の主任幹事でケースマネジャーのリヤ・オルティスは言います。

    dailynews date: 
    2020/4/24(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 4840億ドルの新救済法案には食糧支援、家賃救済、郵政公社や選挙を保護するための資金が無い

    新たな4840億ドルのコロナウイルス救済法案が下院で可決されたとき、アレクサンドリア・オカシオコルテス議員は民主党で唯一、反対票を投じました。あまりにも規模が小さすぎて、社会に不可欠な業種の最前線で働く労働者など最も健康リスクにさらされている人々を保護することができず、何百万もの人々を飢えに追い込む可能性があると彼女は主張します。 雑誌『アメリカンプロスペクト』(American Prospect)のデイビッド・ダイアーンに意見を聞きます。

    dailynews date: 
    2020/4/24(Fri)
    記事番号: 
    1
  • グローバル・ヘルス専門家:COVID-19の感染を阻止し人命と経済を救うには 接触追跡に数千人の雇用が必要

    米国と欧州の一部の地域では経済活動の再開を考慮していますが、世界人口の大部分はまだコロナウイルス感染の脅威にさらされています。死に至る可能性があるCOVID-19の拡大阻止を目指す、新たな接触追跡の取り組みについて見ていきます。接触追跡とは感染者が誰と接触したかを探しだし、接触があった人々を検査し隔離することです。非営利の医療機関「パートナーズ・イン・ヘルス」(Partners in Health)のグローバル・ヘルス専門家、ジョイア・ムケジーに、マサチューセッツ州で彼女が行っている接触追跡プロジェクトについて話を聞きます。

    dailynews date: 
    2020/4/23(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 「ウイルスの蔓延は終わっていない」:感染病専門家 幾つかの州の早過ぎる経済活動再開に警告

    公衆衛生当局の強い反対を押し切って、ジョージア州、テネシー州、そしてサウスカロライナ州の知事たちは、公園、ビーチ、そして生活の維持に必要とされないビジネスなどを再開する予定です。トランプ大統領でさえも、彼らの計画への支持を撤回しています。検査数を増やすことが全米で非常に重要となっていますが、まだ実現していません。本日は、感染病と特別病原体の専門家で、最近ネットフリックスのドキュメンタリー・シリーズ『パンデミック―知られざるインフルエンザの脅威―』にも出演した医師、サイラ・マダッドに、今後の対処の仕方について話を聞きます。

    dailynews date: 
    2020/4/23(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 格差と気候危機に対する抗議の街頭デモに出たチリの人々は、ウイルスによる都市封鎖も彼らを止められないと言う

    数か月前、チリのサンティアゴ、および他の都市の通りは、大規模な抗議運動で活気に満ち数十万人が集まり、昨年12月にサンティアゴで開催予定だった国連気候サミットが、スペインのマドリードに変更されたほどの勢いでした。現在、新型コロナウィルス(COVID-19)の拡散を防ぐために、市民が屋内避難しているため、サンティアゴの公共スペースはほとんどひとけがありません。しかし、緊縮と反動勢力のセバスチャン・ピニェラ大統領に対する抗議運動は続いていて、活動家たちはオンラインで組織する新しい方法を見つけています。チリのサンティアゴから、350.orgの活動家であるアンジェラ・バレンズエラに話を聞きます。彼女は、チリ国内の抗議運動と世界的な若者の気候ストライキの両方で活動しており、「未来のための金曜日チリ」の元コーディネーターです。

    dailynews date: 
    2020/4/22(Wed)
    記事番号: 
    4
  • グレタ・トゥーンベリ:気候活動家たちは、パンデミックの中で希望を失っていません。私たちは活動の方法を変えています。

    スウェーデンの気候活動家であるグレタ・トゥーンベリが、ノーベル博物館主催のアースデイのライブ・ストリームで、彼女が始めた「未来のための金曜日」学校ストライキ運動が、新型コロナウイルスのパンデミックにどのように対応しているかについて語りました。「『未来のための金曜日』の運動内では、(気候問題への)大きな抵抗運動の気概がまだあって、人々はこう考えています。『この危機は、やがて乗り越える。そしてそうなった時、私たちは運動を続けよう、そして私たちは、その新しい状況の中で、さらに強く主張し続けるために、可能な限りのことをしていこう』と。」「多くの人が希望の感覚を失っていないと感じます。物事のやり方を変えたところです。たぶん現時点では、後々の活動のために、力をセーブしているのです」

    dailynews date: 
    2020/4/22(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 「危機迫る時」:アフリカにおける、新型コロナウイルスと飢餓との双子のパンデミックに関してクミ・ナイドゥがアースデイに発言

    新型コロナウイルスによる危機が、飢餓という2つ目のパンデミックを引き起こす可能性があり、2億6500万人もが深刻な飢餓に直面すると予想されています。この危機は、飢餓がすでに蔓延しているアフリカに不均衡に大きな影響を与えると予測されています。これは、世界保健機関(WHO)がアフリカでのCOVID-19の感染者数が今後3〜6か月で1000万人に達する可能性があると推定しているためです。アフリカの10の国には、人工呼吸器が1つもありません。「アフリカの人々は非常に恐ろしい時を迎えています。私たちは新型コロナウイルスの被害に遭う前に、すでに大きな食糧危機に直面していました」と、アムネスティ・インターナショナルの前事務局長でグリーンピースの元代表でもあった、長年にわたる南アフリカの人権活動および気候正義活動家のクミ・ナイドゥは言います。

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    2020/4/22(Wed)
    記事番号: 
    2
  • ビル・マッキベン、50回目のアースデイに語る:地球を破壊する化石燃料産業への助成を止めなければならない

    今日は、アースデイが50周年を迎える記念の日です。50年前の今日、なんと当時の人口の10%にあたる2000万人以上の米国人が、環境保護のさまざまな活動に参加しました。半世紀後、パンデミックの真っ只中で、世界各地で計画されていた抗議活動はすべてインターネットでのバーチャル・イベントになりました。トランプ政権はアースデイから間もなく設立された環境保護庁を骨抜きにし、燃費基準を引き下げ、汚染規制の実施を緩和しました。「新型コロナウイルスの曲線を早期に平らにした国々は、米国のように遅れをとった国々よりもはるかに良い結果を出しています」と350.orgの共同創設者で、著者、教育者、環境活動家であるビル・マッキベンは言います。「これは、気候危機において無駄にされてきたここ30年と、完璧な類似点です」。

    dailynews date: 
    2020/4/22(Wed)
    記事番号: 
    1

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