デイリーニュース

  • 「トランプのデス・クロック」製作者ユージーン・ジャレッキ コロナ対策の「無謀なミス」は数値化されるべき

    新型コロナウイルスによる米国内の死者が8万人を越えるなか、「トランプのデス・クロック」と呼ばれる見慣れないビルボードがニューヨーク市のタイムズ・スクエアに設置され、政府の無為無策による犠牲者の数を刻んでいます。「私たちは、新型コロナの犠牲者数の背後に大統領とそのチームによる無謀な対応があったという驚くべき暗黒の事実を見ました。それは数値化されるべきだと思います」と、受賞歴のあるドキュメンタリー映画作家で、デス・クロックプロジェクトの活動家の一人ユージーン・ジャレッキは言います。

    dailynews date: 
    2020/5/11(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 「武装で人種差別」 警察が新型コロナウイルスに便乗して非白人コミュニティを集中取り締まり

    ネットで広く拡散された映像が恣意的な取り締まりを浮かび上がらせています。ニューヨーク市内の混雑した公園では、警察官が白人住民にマスクを配布していますが、誰も逮捕されません。一方、黒人やラティーノ地区では、ソーシャル・ディスタンスを守らせる暴力的な取り締まりが行われている映像が見つかっています。パンデミックのなか、非白人社会がニューヨーク市警の集中取り締まりを受けていることを見ていきます。「必要不可欠(エッセンシャル)ではないあらゆる集まり」を禁止する市長命令、州知事命令を理由に、警察官が抗議活動の解散を命じていることについても討論します。作家、活動家のジル・ネルソンは4月、ある廃屋に「トランプ=疫病」とチョークで書いたため逮捕されました。ネルソンを担当する公民権専門弁護士で、「ニューヨーク人権擁護連盟」(New York Civil Liberties Union)元代表ノーマン・シーゲルにも聞きます。

    dailynews date: 
    2020/5/11(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 「コロナは人種化された」 黒人の学者ジル・ネルソンが「トランプは疫病」と落書きし逮捕

    ニューヨーク市の新型コロナウイルス対策で黒人など非白人コミュニティが集中的な取り締まりを受けています。作家で活動家のジル・ネルソンと話します。ネルソンは4月、彼女の住むワシントン・ハイツにある廃屋に「トランプ=疫病」とチョークで書き、ニューヨーク市警に逮捕されました。67歳の学者ネルソンは手錠をかけられ連行され、警察署に5時間勾留されました。「(大統領は)私たち非白人や老人は死ねばいいと言っています」とネルソンは言い、「とんでもない話です」と批判します。

    dailynews date: 
    2020/5/11(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 各州が外出制限を緩和 リーナ・ウェン医師は「安全な再開の準備はできていない」と警告

    40以上の州が外出制限を緩め始めましたが、トランプ大統領はCOVID-19の検査を大量に行うの必要性を無視しています。でも本人は毎日検査を受けているのです。救急医のリーナ・ウェン(Leana Wen)医師は、「広範に検査を行うことが本当に重要です。なせ、すべてのアメリカ人が検査を受けられるようにしてはいけないのですか」といいます。

    dailynews date: 
    2020/5/8(Fri)
    記事番号: 
    4
  • 「ひどい代償」 マルディグラの記事は COVID-19がいかに米国の黒人社会を打ちのめしたかを語る

    作家のリンダ・ビラロサ(Linda Villarosa)が『ニューヨーク・タイムズ・マガジン』に寄稿した'A Terrible Price': The Deadly Racial Disparities of Covid-19 in America(ひどい代償~~米国におけるCovid-19の耐え難い人種格差)という詳細記事の中で語った、アフリカ系アメリカ人へのウィルス大流行の恐ろしく偏った影響を見ます。この記事は、ニューオーリンズの黒人社会組織ズールークラブに、マルディグラ(告解金曜日を終日とするカトリックのカーニバル)とその後に何が起きたかを紹介しています。この祭りは通常は喜びであるが、コロナウイルスによって悲劇に変わったと、彼女は書いています。

    dailynews date: 
    2020/5/8(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 「リンチ・モブ」 数カ月の無作為の後 2人の白人男性が殺人罪で起訴される

    2人の白人男性が、武器を持たない25歳のアフリカ系アメリカ人男性アーマ
    ド・アーベリを撃ち殺すところをカメラにとらえられて逮捕され、7日に殺人罪で起訴されました。逮捕の2日前に、2月に起きたこの襲撃事件のビデオが一般の人々にシェアされ、怒りの声が広がっていました。今日はアーベリ
    の26歳の誕生日になるはずでした。アーベリ
    家の代理人をつとめる公民権弁護士のベンジャミン・クランプと話をします。彼は以前、トレイボン・マーティンの代理人も務めていました。

    dailynews date: 
    2020/5/8(Fri)
    記事番号: 
    2
  • トランプのデス・クロック:タイムズスクエアにCOVID-19犠牲者数を数える掲示板が登場

    「トランプ・デス・クロック」と呼ばれる17メートルのビルボードがニューヨーク市のタイムズスクエアに姿を現しました。この政府の怠慢によって失われた人命の集計は、映画製作者ユージーン・ジャレッキが制作したものです。「この役立たずのリーダーのおかげでウィルス大流行により不必要に命を落としたすべての人のために、何か象徴的なものが必要です。説明責任だけでなく、今後に向けてもっと責任を持ち、反応の早い管理責任も果たすことを強く要求するものが」金曜日の朝の放送の時点で、掲示板の死者数は47,000人近くへと増加しています。

    dailynews date: 
    2020/5/8(Fri)
    記事番号: 
    8
  • パンデミックから利益を得る:大手製薬会社は特許でCOVID治療薬の使用を制限するのか?

    世界で確認されたCOVID-19の感染者数は400万人近くに上っており、このパンデミックの終息には数か月から数年かかる可能性があります。本日は巨大製薬会社ギリアドが開発中のレムデシビルなどの治療薬の使用ついて見ていきます。ギリアド社はレムデシビルの特許を取得しており、巨額の利益を得るとみられています。レムデシビルのような治療薬のコスト、誰がこの薬を入手できるのかについてアシャル・プラハラに話を聞きます。プラハラはインド、ブラジル、そして南アフリカでの薬剤への広いアクセスを訴える「アクセスIBSA」(AccessIBSA)のコーディネーターを務めます。(画像クレジット:ギリアド・サイエンシズ)

    dailynews date: 
    2020/5/7(Thu)
    記事番号: 
    2
  • ロシアがCOVID-19感染多発地域となった経緯:新規感染者数が急増1日当たり1万人以上

    ロシアのコロナウイルス感染拡大について、モスクワから最新情報をお伝えします。ロシアでもコロナウイルスは急速に広がっており、1日当たり1万人の新規感染者が確認されています。これは世界第2位の感染率であり、治療に当たっていた医療関係者100人以上が死亡し、多くが保護具の不足を報告しています。そして過去2週間に医療関係者3人が不可解な状況で病院の窓から転落しました。2人は亡くなり、入院中の1人は医療器具不足について言及する動画をネットに投稿、検査で陽性だったにも関わらず働きつづけなくてはならなかったと語りました。ニューヨーカー誌のモスクワ特派員、ジョシュア・ヤッファに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2020/5/7(Thu)
    記事番号: 
    1
  • ベネズエラでのクーデター未遂後、アメリカの傭兵を逮捕 「まるで不出来なランボー映画」

    クーデター未遂のベネズエラで次々と明らかになる信じられないような話を追います。クーデターの首謀者は、元グリーンベレー隊員だったのでしょうか?ベネズエラで2人の米国人が逮捕されました。ニコラス・マドゥロ大統領は、この陰謀の背後には米国がいると主張します。The Enduring Legacy: Oil, Culture, and Society in Venezuela(『負の遺産/遺物に耐えて:ベネズエラの石油、文化、社会』)の著者であるミゲル・ティンカー・サラスは「不出来なランボー映画かTVのメロドラマの駄作もどきです」と述べ、「米国は政権を交代させたいのです…ベネズエラにとってその結果は、今後非常に悲惨になる可能性があります」と指摘します。

    dailynews date: 
    2020/5/6(Wed)
    記事番号: 
    2

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