デイリーニュース

  • 米国はなぜ南米最貧国への気候対策援助を中止したのか?──ボリビアの気候問題交渉人アンへリカ・ナバロ

    オバマ政権は昨年のコペンハーゲン環境協定への署名を拒んだ国のうち少なくとも2カ国への気候対策資金援助を中止したことを認めています。国務省はポリビアへの300万ドルとエクアドルへの250万ドルの支援を取りやめました。時折しもボリビアでは気候変動によって氷河が溶け出し、また大規模な干ばつにも苦しんでいます。ボリビアの主要な気候問題交渉人アンヘリカ・ナバロは先進諸国に気候変動の衝撃に苦しむ貧困国に対して気候負債を支払うように求めています。

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    dailynews date: 
    2010/4/21(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 「気候変動に対する苦闘の中で最も重要な出来事」──ナイジェリアの環境活動家ニモ・バッセイがボリビア気候会議を語る

    世界民衆気候会議の開会式でスピーチを行った一人に、ナイジェリアの卓越した環境保護活動家でFoE(フレンズ・オブ・アース)・インターナショナル議長のニモ・バッセイがいます。これとは対照的に、昨年12月のコペンハーゲンでの国連気候サミットでは彼のグループは他の幾つかの主流環境団体とともに会議から締め出されていました。「ここでは政府が民衆に話しかけたいのだという実感が持てる」とバッセイは言います。
    dailynews date: 
    2010/4/21(Wed)
    記事番号: 
    2
  • ボリビア大統領 ティキパヤで気候変動会議を開催

    「気候変動と母なる大地の権利に関する世界民衆会議」はここボリビアで3日目を迎えます。中南米や世界各国から数千人がこの小さな町ティキパヤに結集し、地球温暖化の衝撃をいかに遅らせるかを話し合っています。20日に行われた開会式の模様をアンジャリ・カマトとリック・ラウリーが報告してくれました。

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    dailynews date: 
    2010/4/21(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ボリビアの自然保護主義者、世界でもっとも生物多様性が豊かな地域のひとつ、マディディ地域の保護を要求

    ボリビアのエボ・モラレス大統領は「気候変動と母なる大地の権利に関する世界民衆会議」を主催し国際的な評価を高めている一方で、ボリビアの環境活動家と自然保護活動家たちの中には、モラレスの国内政策に対する疑問を呈する人々もいます。 モラレスはボリビア北部のマディディ国立公園内部での石油探査や他の開発活動を促進しています。この地域は、地球上で最も生物多様性の豊かな土地であると考えられています。マディディ地域で数十年にわたり活動し、同地域の自然保護に努めてきたローザ・マリア・ルイスに22日、話を聞きました。
    dailynews date: 
    2010/4/22(Thu)
    記事番号: 
    6
  • ボリビアの気候会議で、母なる大地の権利に関する世界宣言採択の動き

    ボリビアでの気候変動会議の主要なイニシアチブのひとつは、母なる大地の権利に関する世界宣言の採択です。 このサミットでの、母なる大地の権利作業グループの共同委員長でもある、南アフリカの環境法律家コーマック・カリナンに話を聞きます。 カリナンは、この気候変動会議に、論議の下敷きとなる母なる大地の権利宣言の草稿を携えて出席しています。
    dailynews date: 
    2010/4/22(Thu)
    記事番号: 
    5
  • 氷河の溶解から構造調整まで: モード・バーロウが語る、水の正義はなぜ必要か

    南米のアンデス高地では、気候変動は抽象的な脅威ではありません。 専門家の話によると、地球の温度上昇の結果、ボリビアでは、驚異的な勢いで氷河が溶解しています。団体、 カナダ人評議会の会長、モード・バーロウが、氷河の溶解、気候変動、水の問題について語ります。
    dailynews date: 
    2010/4/22(Thu)
    記事番号: 
    4
  • ボリビアのサンクリストバル鉱山近辺の農業労働者連合元指導者、水質汚染に関し鉱業会社が嘘をついたと証言、膨大な水の使用に対する支払いを要求

    南アルティプラノ農業労働者地域連合(FRACTAS)は、ボリビアの中央部ポトシ県ノール・リペス地方の草の根組織です。 FRACTASは現在、サンクリストバルで広大な鉱山を所有する日本の巨大企業、住友商事を相手に闘っています。 FRUCTASの元指導者、フランシスコ・キスベルト・サリナスに話を聞きます
    dailynews date: 
    2010/4/22(Thu)
    記事番号: 
    3
  • メサ18: 反体制グループ、「世界民衆会議」とは別に、もうひとつの会議を開催

    民衆気候会議が開催されている大学の表門からほんの数ブロック離れた会場に、ボリビアとラテンアメリカからの数百人の環境活動家が集結し、彼らが、本番のサミットには過激すぎると言う会議が開かれています。「メサ18」あるいは「作業グループ18」と呼ばれるこの会議は、モラレス政権がボリビア国内で進める開発プロジェクト、鉱山採掘、石油および天然ガス探査が原因の環境破壊に焦点が当てられています。 21日午後、アンジャリ・カマットがアルゼンチン南部の先住民マプーチェ族の活動家、モイラ・ミランに話を聞きました。
    dailynews date: 
    2010/4/22(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 米議会上院の気候新法案は、「地球の日の精神を踏みにじるもの」

    2010年4月22日は、「地球の日」設立40周年です。「地球の日」が始まって後の数年間、ニクソン政権は、大気汚染防止法、国家環境政策法、水質浄化法など、一連の環境法を成立させました。 4月26日、ジョン・ケリー、ジョセフ・リーバーマン、リンゼー・グラハムの各上院議員は、気候変動対策法案を発表する予定です。 この法案では、大気汚染防止法に則って温室効果ガス排出を規制する米環境保護庁(EPA)の権限が廃止されることになります。シンクタンク、政策研究所の特別研究員ダフネ・ワイシャムに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/4/22(Thu)
    記事番号: 
    1
  • エボ・モラレス大統領、オバマ大統領を語る「黒人大統領がインディオの大統領になぜこんな報復をするのか?」

    コチャバンバでの気候変動に関する世界民衆会議の閉幕に合わせ、今日はボリビア大統領のエボ・モラレスに話を聞きます。論題は米国のボリビア気候問題対策資金援助の打ち切り決定、麻薬密売、コチャバンバの水戦争10周年、サンクリストバルの銀鉱での抗議活動、そして環境産業と石油・天然ガス探鉱採鉱といった資源採掘産業とを同時に振興することの矛盾について、です。 22日に、民衆サミットの幹事たちは作業部会での議論を基に「各国民衆たちの協定(Agreement of the Peoples)」を発表しました。鍵となる提案には環境汚染者を訴追するための国際法廷の設立、母なる大地の権利に関する世界宣言の採択、気候変動を原因とする移民たちの保護、先住民の権利に関する国連宣言の全面的承認が挙げられます。
    dailynews date: 
    2010/4/23(Fri)
    記事番号: 
    1

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