デイリーニュース

  • ピマ郡保安官 問題のアリゾナ州の移民排斥法を「違憲」とし執行を拒否

    物議をかもしているアリゾナ州の新しい移民排斥法を非難する抗議行動が、全米で繰り広げられています。同法によれば、不法滞在者の疑いがあれば、警察官は誰でも不審尋問することができます。 アリゾナ州ピマ郡の保安官、クラレンス・デュプニッックに話を聞きました。彼は、この法は「違憲」であり執行するつもりはないと述べています。
    dailynews date: 
    2010/5/6(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 『お母さん:物語り隊が記録した母たちへの賛美』

    日曜日は母の日です。世界中のお母さんたちへ、受賞歴を持つラジオプロデューサーのデイブ・アイセイとともにこの放送を捧げます。アイセイは新著 Mom: A Celebration of Mothers from StoryCorps(『お母さん:物語り隊が記録した母たちへの賛美』)を編集しました。彼は米史上最大の口伝史記録の1つである「物語り隊」(StoryCorps)の創設者です。
    dailynews date: 
    2010/5/7(Fri)
    記事番号: 
    4
  • テロ容疑者から米国籍を剥奪する法案 「憲法上の悪ふざけ」と弁護士

    無所属の米上院議員ジョー・リーバーマン(コネチカット州選出)と共和党の上院議員スコット・ブラウン(マサチューセッツ州選出)の2人が6日、テロ容疑で訴追された米国籍の容疑者からその国籍を剥奪することができるという法案を提出しました。憲法上の権利センターのシャヤナ・カディダル上級弁護士はこの法案を「憲法上、悪ふざけとしか思えない」と話します。
    dailynews date: 
    2010/5/7(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 米政府 石油流出のBPに環境検査を免除

    新しく公表された文書によると、規制当局の政府がBPに石油流出の惨事を招いた掘削事業に関する包括的環境検査を免除していたことがわかりました。担当部署は米内務省の鉱物資源管理部で、1年あまり前に同事業を承認した際、事前に必要な全面検査をBPに「無条件免除」していました。生物学的多様性センター(the Center for Biological Diversity)事務局長のキーラン・サックリングに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/5/7(Fri)
    記事番号: 
    2
  • フアン・ゴンザレス:大手銀行はチャータースクールの新規建設で大もうけ

    「新規のチャータースクール建設に融資するのにあまり知られていない連邦の優遇税制措置を利用することで、金持ち投資家と大手銀行が棚ぼた式のもうけを得ている」とデモクラシー・ナウ!の共同ホストであるフアン・ゴンザレスがニューヨーク・デイリー・ニューズ紙で書いています。「新市場税額控除(the New Markets Tax Credit)と呼ばれるこの優遇税制措置は実に有利で、これを利用する貸し手は7年間で融資金を倍にすることができる」というのです。

    dailynews date: 
    2010/5/7(Fri)
    記事番号: 
    1
    http://www.democracynow.org/2010/5/7/juan_gonzalez_big_banks_making_a
  • 連邦裁、映画作家に撮影フィルム提出を命令 シェブロンの要請で

    前週、マンハッタンの連邦裁判所は、ドキュメンタリー映画作家に対して、大量の撮影フィルムをシェブロン社に提出するよう命じました。賞も受賞したジョセフ・バーリンジャーの映画Crude: The Real Price of Oil(『原油:石油の本当の値段』)は、エクアドルに暮らす先住民が、自分たちの土地で経営しているシェブロンテキサコによる油汚染と闘う日々を記録した作品です。同作品は、熱帯雨林で数十年にわたって無計画に行われた石油の掘削により、自分たちの土地、川、井戸、家畜、そして身体が蝕まれたと主張する3万人のエクアドル人とシェブロン社との間で繰り広げられた17年に及ぶ法廷闘争を取り上げています。シェブロン社は、環境汚染で270億ドルの賠償金を求めているエクアドル人たちとの訴訟で、この作品のNGフィルムを弁護材料に使いたい考えです。
    dailynews date: 
    2010/5/10(Mon)
    記事番号: 
    2
  • ピーター・マース、新著『原油の世界:石油の急速な衰退』を語る

    作家のピーター・マースが、 石油がいかにして世界を荒廃させているかを記した新著Crude World: The Violent Twilight of Oil(『原油の世界:石油の急速な衰退』)を発表しました。マースは世界中を8年間旅し、各国の石油生産が地球にもたらすコストを調査しました。ピーター・マースは賞を受賞した経験もある調査ジャーナリストで作家で、ニューヨーク・タイムズ紙にも寄稿しています。ボストンからマースが番組に出演しました。
    dailynews date: 
    2010/5/10(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 米大統領、最高裁判事にケイガン指名 革新派は賛否分かれる

    オバマ大統領は、連邦最高裁判事にエレーナ・ケイガンを指名しました。大統領は10日朝、ホワイトハウスで記者会見を開き、指名を発表する見通しです。ケイガンは、引退を表明したジョン・ポール・スティーブンズ判事の後任となります。50歳のケイガンは、承認されれば最年少の判事となります。また米国史上4人目の女性最高裁判事になると同時に、最高裁の女性判事は史上最多の3人となります。また、判事経験のない人物が最高裁判事の指名は約40年ぶりです。法律関係のブロガーであるグレン・グリーンウォルドと憲法学のジェイミン・ラスキン教授に今回のエレーナ・ケイガンの指名について話を聞きました。
    dailynews date: 
    2010/5/10(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 黒人女優、歌手、公民権活動家の先駆者リナ・ホーンが死去 享年92

    リナ・ホーンは60年間、舞台、テレビ、映画の中で歌い続けてきました。彼女は大手ハリウッドスタジオが長期契約した最初の黒人女性でした。彼女は白人エンターテイナーたちと共演することによって人種的境界をなくすことを助けましたが、南部で映画が上映されるときにプロデューサーらが彼女の歌のシーンを削除することができるように、画面上では隔離されていました。彼女は1950年代に、俳優で公民権活動家のポール・ロブスンと公民権運動の指導者W.E.B.デュボイスとの親交のため、ブラックリストに載せられたことがあります。リナ・ホーンは1963年、歌手で俳優のハリー・ベラフォンテ、コメディアンのディック・グレゴリーと歴史的なワシントン大行進に参加しました。また、作家のジェイムズ・ボールドウィンとロレイン・ハンズベリーらが所属していたグループの一員として司法長官のロバート・F・ケネディと会い、人種差別廃止へのさらに積極的な取り組みを要請しました。パシフィカ・ラジオの過去の映像の中から1966年に行われたリナ・ホーンとの貴重なインタビュー映像を放送し、彼女の伝記を書いたジェイムズ・ガビンから話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/5/11(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 「ギリシャ国民は欧州全土のために闘っている」:タリク・アリとマーク・ワイズブロットがギリシャの経済危機と民衆蜂起を討論

    欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)は、ギリシャの財政危機が他のユーロ圏に飛び火することを回避するため、およそ1兆ドルの一括支援策を認めました。EUのトップらがギリシャの財政破綻を食い止めるための9600億ドルの支援策を承認した5月9日、欧州、アジア、米国で株価が急騰しました。一方、IMFとEUが融資と引き換えに要求した緊縮策は、引き続き代償を強いることになりそうです。ギリシャの二大労働組合は依然として改革に反対しています。そのうちの一つの組合は声明の中で「今回の危機は公的資金を略奪した人たちによって支払われるべきだ」と述べました。5月第二週、緊縮策に反対するおよそ10万人が大規模デモと24時間のゼネストに参加しました。

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    dailynews date: 
    2010/5/11(Tue)
    記事番号: 
    2

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