デイリーニュース

  • アブグレイブ刑務所スキャンダル公表のきっかけとなって5年 国際的なキリスト教系平和活動援助団体はいまも人権活動に邁進

    5年前の今月、つまり2004年4月に、アブグレイブ刑務所の内部から最初の写真のいくつかが米国のメディアに登場しました。そこにはイラク人被拘留者たちが米兵や民間の契約警備員らから拷問や虐待や屈辱的な扱いを受けている様子が写っていました。虐待のその最初の報告は、イラクで活動中だった国際的な平和活動援助団体「クリスチャン・ピースメーカー・チームズ」から出てきたものでした。同団体のペギー・ギッシュとアート・ギッシュの2人に話をしてもらいましょう。

    dailynews date: 
    2009/4/10(Fri)
    記事番号: 
    3
  • アフリカにとっての課題:ケニアのノーベル賞受賞環境保護活動家ワンガリ・マータイが語るオバマ、気候変動そして戦争

    ノーベル 平和賞受賞のケニアの環境保護活動家で元国会議員、市民社会活動家のワンガリ・マータイに話を聞きましょう。彼女は最新刊 The Challenge for Africa(『アフリカにとっての課題』)で、アフリカ大陸に住む10億の人々が平和に、公正に、そして環境的にも経済的にも安心して暮らすのに障害となる幅広い事柄について取り組んでいます。
    dailynews date: 
    2009/4/10(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 新たなる前進:銀行の国営化・再編・分散化を要求し全米で抗議活動へ

    全米の50以上の都市で11日、政府の経済危機対策に抗議するデモが予定されています。このデモを組織しているのはこのほど発足したア・ニュー・ウェイ・フォーワード(新たなる前進)という名のグループ。彼らが政府に要求しているのは米銀行に対する3つの主要処置、つまり、国営化と再編制と分散化です。

    dailynews date: 
    2009/4/10(Fri)
    記事番号: 
    1
  • ノーム・チョムスキーが語る・パート2 世界的な経済危機、ヘルスケア、米国の外交政策、アメリカ帝国への対抗勢力

    「ノーム・チョムスキーが語る」のパート2として、MIT教授で作家のノーム・チョムスキーに世界的な経済危機やヘルスケア、メディア、米国の外交政策、アフガニスタンとパキスタンで拡大する戦争、そしてアメリカ帝国への対抗勢力などについて話を聞きました。「政策について考えてみると、活動家たちから大きな圧力を受けない限り、オバマ大統領は実際の施政方針演説や閣僚の人選の際などに自身が提示した以上のことを実行することはないと言えます。民主党中道派のオバマは、基本的にブッシュの政策を、おそらくより柔軟なやり方で、踏襲していくでしょう」。チョムスキーはこのように語っています。
    dailynews date: 
    2009/4/13(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 米軍による未成年者への採用活動を禁じる 未青年保護法 無効を求める司法省の訴訟に抗するカリフォルニア州の町

    2008年11月、ユーレカとアーカタの町民は、未成年保護法として知られる投票発議法案を可決しました。この法律は、米軍内の部署を問わず、18歳未満の者を兵籍登録することを政府に禁じています。しかしその法律施行のわずか数日後に、司法省はこの法律の無効を求める訴訟を起こしました。司法省の訴状は、この住民発議の法律が連邦法と利害衝突するため無効であるとしています。二つの町は屈服しません。弁護士団を雇い、連邦政府を相手に反訴を起こしました。

    dailynews date: 
    2009/4/14(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 米ネバダ州 米軍無人機に抗議した平和活動家逮捕

    米軍の無人機による空爆で、2006年以来687人のパキスタン市民が死亡したとされています。問題の期間、米軍の無人機はパキスタン内で60回の攻撃を行いましたが、実際の攻撃目標に命中したのは10例ほどに過ぎません。先週平和活動家のグループが、米国内で初めて、無人機攻撃に反対する大規模な市民的不服従行動を行いました。ネバダ州のクリーチ海軍基地の外では14人が逮捕されました。同基地では、空軍隊員がパキスタン内での攻撃に使われる無人機を遠隔操作しています。逮捕者のひとりで、カリフォルニアで長年平和活動を続けてきたルイス・ヴィテール神父と、団体カリッジ・トゥ・レジスト(抵抗する勇気)のジェフ・パターソンに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2009/4/14(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 分析:ソマリアの海賊行為はソマリア沖での欧米船籍漁船による不法漁業と有害物質投棄が原因

    4月9日よりソマリア海賊に人質にされていた、米国船籍貨物船のリチャード・フィリップス船長が解放されたのを受け、13日オバマ大統領は、ソマリア沖の海賊行為を食い止める国際的な取締りを約束しました。大企業メディアは今回の海賊事件一色でしたが、海賊行為の根本的な原因への議論はほとんど、あるいは全く見られません。コンサルタントで分析家のモハメド・アブシール・ウォルドに話を聞きます。1月にウォルドは、"The Two Piracies in Somalia: Why the World Ignores the Other?”(「ソマリアの2つの海賊行為:世界はなぜ片方を無視するのか?」)という論文を発表しました。
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    ★ ニュースレター第15号 (2009.6.10)

    dailynews date: 
    2009/4/14(Tue)
    記事番号: 
    1
  • パシフィカ・ラジオが60歳に:少数意見・反対意見の聖地でありつづけて創設60年のKPFA

    きょう4月15日はパシフィカ・ラジオの60回目の誕生 日です。1949年の本日午後3時、良心的徴兵拒否者でカリスマ的存在のルイス・ヒルがマイクの前に座り「こちらはバークレーのKPFAです」と第一声を発しました。これをもってKPFAは放送を開始、米国史上初めて聴取者支援により運営されるラジオ局が誕生し ました。パシフィカ・ラジオは米国で最も古い独立メディアであり、この60周年は折りしも主流メディアが深刻な危機に瀕しているときに訪れました。この 60周年を記念して、本日は最初期のパシフィカ・ラジオ局KPFAに関するドキュメンタリーをお送りしま しょう。タイトルはKPFA on the Air(『KPFA、放送中』)。制作はヴェロニカ・セルヴァーとシャロン・ウッド。ナレーションはピュリッツァー賞受賞作家のアリス・ウォーカーです。

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    ★ ニュースレター第18号 (2009.9.10)

    dailynews date: 
    2009/4/15(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 「闘わなければ、何も生まれない」–死刑囚のムミア・アブ=ジャマール、獄中から裁判、刑務所改革、新著を語る

    作家であり、ジャーナリストであり、死刑囚であるムミア・アブ=ジャマールにペンシルバニア州の獄中から話を聞きます。アブ=ジャマールは、彼の有罪判決の撤回を求めた再審請求を、つい最近米連邦最高裁が棄却したことに対して「カフカの小説のようだ」と評し、「闘いは続く、闘わなければ進歩はない、闘わなければ何も生まれない」と語ります。アブ=ジャマールの最新著は、Jailhouse Lawyers: Prisoners Defending Prisoners v. the USA(『刑務所弁護士:囚人を弁護する囚人vs米国』)です。★ 字幕動画はこちら

    dailynews date: 
    2009/4/16(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 「令状なし盗聴」に関する国家安全保障局への訴訟 オバマ政権が「国家主権による免責特権」による棄却を請求

    米国の民間団体、電子フロンティア財団(EFF)による訴訟を、米司法省がいかにして「国家機密」と「国家主権による免責特権」を根拠に棄却請求したかを、弁護士でブロガーの、グレン・グリーンウォルドが語ります。「国家主権による免責特権」が持ち出されることによって、不法に傍受された通信が「意図的に暴露」されない限り、あらゆる種類の政府による不法な盗聴に対する訴訟は、米国愛国者法によりすべて妨げられることになり、それは、「ブッシュ政権でさえ推し進めようとしなかった全く新たな方向性だ」とグリーンウォルドは言います。
    dailynews date: 
    2009/4/16(Thu)
    記事番号: 
    2

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