デイリーニュース

  • 元FBI尋問官と元国務省顧問弁護士、米上院委員会公聴会で拷問の覚え書きを批判

    5月13日、拷問を容認するブッシュ前政権の覚え書きの開示後初めて、米上院司法委員会による囚人尋問に関する議会公聴会が開かれました。元FBI 尋問官のアリ・スーファンは、いわゆる強力な尋問手法について「時間がかかり、効果がなく、信頼がおけず、有害」と述べました。一方、元国務省法律顧問のフィリップ・ゼリコウは、彼が書いた拷問容認を批判する内容の覚え書きを、破棄するよう命じられたと証言しました。
    dailynews date: 
    2009/5/14(Thu)
    記事番号: 
    1
  • アルゼンチンのジャーナリスト セルヒオ・チアンカグリーニが語る「雇用主なし:アルゼンチンの労働者経営工場からの物語」

    アヴィ・ルイスとナオミ・クラインは2004年のドキュメンタリー映画 The Take(『奪取』)で自分たちの工場を占拠したアルゼンチンの労働者たちの闘いを描きました。この映画の一部を放送し、Sin Patrón: Stories from Argentina’s Worker-Run Factories(『親方なし:アルゼンチンの労働者経営工場からの物語』)の共著者であるアルゼンチンのジャーナリスト、セルヒオ・チアンカグリーニの話を聞きます。

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    dailynews date: 
    2009/5/15(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 社長をクビにしろ:ナオミ・クラインとアヴィ・ルイスが語る「労働者管理という解決法 ブエノスアイレスからシカゴまで」

    Shock Doctrine(『ショック・ドクトリン』)の著者ナオミ・クラインとアルジャジーラの番組ホストのアヴィ・ルイスが、職を失うくらいなら工場や設備を自分たちのものにしてしまおうという労働者たちの動きについて話します。その中には、閉鎖を決定した現在の所有者が、公的資金で救済された銀行から融資を受けているケースもあります。2人はまた、ホワイトハウスと民主党が多数を占める議会がシングルペイヤー方式による医療保険改革を拒否する中、米国の世界規模の経済崩壊に関する最新ニュースについても話題を広げています。

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    dailynews date: 
    2009/5/15(Fri)
    記事番号: 
    2

    http://www.democracynow.org/(〜記事のアドレス)

  • シカゴの工場占拠 労働者が職務復帰で操業再開

    工場閉鎖をわずか3日前に通知されて、シカゴにあるリパブリック・ウィンドウズ・アンド・ドアーズの工場労働者たちが施設を占拠したのは2008年12月のことでした。このほど調停が成立し、工場は閉鎖されずに新しい経営陣を迎えることになりました。同工場の保守整備担当で地域労組代表であるアルマンド・ロブレスに話を聞きます。

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    dailynews date: 
    2009/5/15(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 米フィラデルフィア・インクワイアラー紙、「拷問メモ」のジョン・ユーにコラム執筆を依頼

    米フィラデルフィア・インクワイアラー紙の社説面に対し、読者から多数の投書が寄せられています。読者は、同紙が元司法省法務担当のジョン・ユーをコラムニストとして執筆依頼したことを厳しく非難しています。同氏はかつて、テロ容疑者への尋問について「臓器不全、身体機能の欠損、あるいは死」と同等の苦痛を与えない限り拷問と呼べないとする、後に「拷問メモ」として知られる文書の執筆に携わりました。
    dailynews date: 
    2009/5/18(Mon)
    記事番号: 
    5
  • インド政府、人権活動家のビナヤク・セン医師の拘束を続ける

    数々の賞を受賞して国際的に著名な人権活動家で、25年にわたってインド中部チャッティスガル州で公衆衛生の専門家として活動してきたビナヤク・セン医師が拘留されてから、前週で2年目を迎えました。セン博士は2007年5月14日、チャッティスガル州で、ナクサル党として知られる毛沢東主義派の暴動を支援した疑いで、インドで最も厳しい方の1つである「チャッティスガル州特別治安法(Chhatisgarh Special Public Security Act)」違反で拘束されました。
    dailynews date: 
    2009/5/18(Mon)
    記事番号: 
    4
  • インド総選挙、国民会議派率いる与党連合が勝利

    インド国民会議派率いる与党連合は、5週間にわたって行われたインド下院選挙で勝利を収めました。同選挙では7億超の有権者のうち60%が投票を行いました。国民会議派が率いる統一進歩連合(UPA)が、543議席中、過半数の議席数にわずか10席足りない262席を獲得しました。現在、国民会議派は少数地方政党に対して連立を働きかけ、新政府を発足する準備を進めています。
    dailynews date: 
    2009/5/18(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 「ビルマのビデオ・ジャーナリズム、閉ざされた国からのリポート」

    ビルマ(ミャンマー)の民主化運動指導者、アウン・サン・スー・チーの裁判が始まりましたが、本日の番組では、賞を受賞したビルマのメディア・アクティビズムに関するドキュメンタリー映画について、そして、市民ジャーナリストが同国内の現状を国外へ伝える際に負う大きなリスクについて特集します。この映画は、ビルマからノルウェーへニュース映像を持ち出したビルマのビデオ・ジャーナリスト・グループ「ビルマ民主の声(Democratic Voice of Burma)」を取り上げています。このニュース映像は、ノルウェーから全世界に配信されました。
    dailynews date: 
    2009/5/18(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 「タミル・イーラム解放のトラ」の最高指導者を殺害、スリランカ軍が25年続いた内戦で勝利宣言

    分離独立を求めるタミル人の武装組織「タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)」がほぼ完全に制圧されたことで、スリランカで四半世紀に渡って繰り広げられた内戦が最終段階を迎えています。18日、スリランカ軍はLTTEの最高指導者ベルピライ・プラバカラン議長(54)が死亡したと発表しました。また、スリランカ軍のサラス・フォンセカ参謀長は、軍が「スリランカ北部のテロリストを制圧したことで、国全体の解放が完了した」と宣言。17日には、LTTE が、「投降する準備を行っていた」と述べ、戦闘が「苦い結末」を迎えたことを認めました。
    dailynews date: 
    2009/5/18(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 死刑囚トロイ・デイビスの再審を求めるデモが各地で展開

    5月19日、ジョージア州の死刑囚トロイ・アンソニー・デイビスの再審を求めるデモが米国各地で行われました。アフリカ系アメリカ人のデイビスは1989 年の白人警官殺害事件で有罪判決を受けました。公判以来、警察官ではない9人の証人のうち7人が証言を撤回しました。デイビスと事件現場をつなぐ直接的な物的証拠もありません。4月には連邦控訴裁判所がデイビスの再審を拒否し、30日間の執行猶予は5月16日に失効しています。
    dailynews date: 
    2009/5/19(Tue)
    記事番号: 
    5

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