デイリーニュース

  • 39年後のいまも、ケント州立大学虐殺事件の経緯は未解明のまま

    39年前の5月の第2週目に、オハイオ州にあるケント州立大学のベトナム反戦集会で州兵が非武装の学生数百人に向けて発砲する事件がおきました。この事件では4人が死亡、9人が負傷しました。虐殺事件の生存者にとって、この射撃のいきさつは未だ解明されていません。虐殺事件で負傷したアラン・カンフォラと、アランの妹で襲撃を目撃したローザン・カンフォラに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2009/5/7(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 米HBO局人気ドラマ脚本家のデイビッド・サイモンが発言 「新聞が利益追求によって骨抜きになれば、被害をこうむるのは地域社会だ」

    ボルチモア・サン紙の元記者で、数々の賞を受賞したHBO局のドラマシリーズ「ザ・ワイヤー」を生み出したことで有名なデイビッド・サイモンが、米上院の「ジャーナリズムの将来」についての公聴会で証言しました。彼は急速に進むメディア合併とインターネット台頭の時代における新聞産業の凋落について見解を述べました。サイモンは、新聞業界における非営利モデルを提唱し、「国民の信頼と公共の使命がかかっている時に、純粋に利益を追求するだけの資本主義は答えにはならない」と述べました。

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    dailynews date: 
    2009/5/7(Thu)
    記事番号: 
    2
  • マナン・アフマド、パキスタン情勢に対する米国の「ヒステリー反応」の政治学を語る

    パキスタン政府とタリバンとの停戦が崩れ両陣営の武力衝突が始まったことによって、数万人がパキスタンのスワト渓谷から避難を余儀なくされています。シカゴ大学の歴史学者マナン・アフマドに、パキスタンの国内政情不安に対する米国側の妥当な反応と、過剰な反応との違いについて話してもらいます。米国の政治的関心はタリバンに集中しており、米国が支援するザルダリ政権の正当性と、数百人のパキスタン市民の死亡者を出した米軍無人戦闘機による空爆の正当性は不問のままです。
    dailynews date: 
    2009/5/7(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 著者スーザン・ギャリモアが語る『ロング・タイム・パッシング:母が語る戦争とテロ』

    スーザン・ギャリモアの息子はイラクとアフガニスタンで従軍しました。彼女の最新著作Long Time Passing: Mothers Speak About War and Terror(『長い時が過ぎ:母が語る戦争とテロ』)のために、ギャリモアはイラク、アフガニスタン、シリア、レバノン、米国、イスラエル、そしてイスラエル内の占領地区を旅して回り、自分と同じ母親たちに戦争とそのもたらした帰結について聞き取りを行ってきました。
    dailynews date: 
    2009/5/8(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 平和のための母の日:ジュリア・ウォード・ハウの「母の日宣言」を朗読

    母の日を前にロバート・グリーンワルドの短編映画「平和のための母の日」(Mother's Day for Peace)から抜粋をお送りしましょう。ジュリア・ウォード・ハウの「母の日宣言」(Mother’s Day Proclamation)をフェリシティ・ハフマン、クリスティン・ラーティ、ファトマ・サレフ、アシュラフ・サリミアン、バネッサ・ウィリアムズ、アルフレ・ウッダードといった女性陣が暗唱してくれています。
    dailynews date: 
    2009/5/8(Fri)
    記事番号: 
    2
  • ペンタゴンの御用「軍事専門家」:ニューヨークタイムズ記者デイビッド・バーストウ 米軍の戦争遂行メディアキャンペーンのスクープでピュリッツァー賞受賞

    2009年ピュリッツァー賞を受賞したニューヨークタイムズ記者デイビッド・バーストウのインタビューの初めての全米放送です。受賞記事は、国防総省がイラク開戦前から75人以上の退役米軍士官を雇い入れて軍事分析家としてテレビ出演させ、戦争遂行の宣伝活動を組織的に行なっていた、とスクープしたものです。5月5日になって国防総省の監察官局は、この報道を否定してきたこれまでの報告書には欠陥があったとしてこれを撤回したのです。
    dailynews date: 
    2009/5/8(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 鉄道から立ち上がった人々:いかにしてA・フィリップ・ランドルフとプルマン社のポーターらが公民権運動の道を開いたか

    9日は「列車の日(National Train Day)」でした。今年は米フィラデルフィアの30番街駅がイベントを主催し、1868年から1969年にかけて、プルマン社が運行していた豪華な寝台車で接客係として長時間勤務していたアフリカ系アメリカ人であるプルマン社のポーターたちをたたえました。プルマンのポーターたちは、米国の歴史で非常に大きな役割を果たしましたが、その功績はあまり知られていません。1925年、ポーターたちは、A・フィリップ・ランドルフのもとで初の黒人労働組合を結成しました。また、彼らは、公民権運動への道を開き、そして、米国に黒人の中流階級を生みだしたとされています。
    dailynews date: 
    2009/5/11(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 保守派の歴史学者アンドリュー・ベイセヴィッチ、オバマ政権のアフガニスタンでの戦争の激化と空軍攻撃の増大を警告

    米軍の空爆で100人以上のアフガニスタン住民が殺害されてから1週間も経たない10日、アフガニスタンのハミド・カルザイ大統領が民間人犠牲者の増大を激しく非難しているにもかかわらず、オバマ政権のジェームズ・ジョーンズ大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は、アフガニスタンでの空爆を継続すると述べました。元米陸軍大佐でボストン大学教授のアンドリュー・ベイセヴィッチ教授に、オバマ政権のアフガニスタンとパキスタンでの計画がむしろ逆効果となっている理由について聞きました。
    dailynews date: 
    2009/5/11(Mon)
    記事番号: 
    1
  • ダグ・ピーコックが語る著書Walking It Off: A Veteran’s Chronicle of War and Wilderness (『放棄:退役軍人の戦争と荒野の年代記』)

    自然主義者で冒険家、作家のダグ・ピーコックが、ベトナム戦争、ハイイロ熊たちが彼の命を救った理由、原野、作家の故エドワード・アビーとの友情などについて語ります。アビーの作品の登場人物のうちで一番有名な『爆破 モンキーレンチギャング』のヘイデュークは、部分的にダグ・ピーコックがモデルとなっています。
    dailynews date: 
    2009/5/12(Tue)
    記事番号: 
    2
  • モンタナ州リビーのアスベスト訴訟でW.R.グレース社に無罪判決

    モンタナ州の連邦陪審は5月8 日、危険と知りながらモンタナ州リビーの鉱山労働者と住人をアスベスト汚染にさらし、さらにそのことを隠蔽した罪に問われていたW.R.グレース社と3人の元幹部に無罪を宣告しました。政府はこの問題を米国最大の環境災害と呼んでいます。W.R. グレース社のバーミキュライト鉱山から出る、アスベストを含む鉱石にさらされて、これまでにリビーの数百人の鉱山労働者と住人が死亡し、1200人以上が癌や肺病を患いました。
    dailynews date: 
    2009/5/12(Tue)
    記事番号: 
    1

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