デイリーニュース

  • インド政府、人権活動家のビナヤク・セン医師の拘束を続ける

    数々の賞を受賞して国際的に著名な人権活動家で、25年にわたってインド中部チャッティスガル州で公衆衛生の専門家として活動してきたビナヤク・セン医師が拘留されてから、前週で2年目を迎えました。セン博士は2007年5月14日、チャッティスガル州で、ナクサル党として知られる毛沢東主義派の暴動を支援した疑いで、インドで最も厳しい方の1つである「チャッティスガル州特別治安法(Chhatisgarh Special Public Security Act)」違反で拘束されました。
    dailynews date: 
    2009/5/18(Mon)
    記事番号: 
    4
  • インド総選挙、国民会議派率いる与党連合が勝利

    インド国民会議派率いる与党連合は、5週間にわたって行われたインド下院選挙で勝利を収めました。同選挙では7億超の有権者のうち60%が投票を行いました。国民会議派が率いる統一進歩連合(UPA)が、543議席中、過半数の議席数にわずか10席足りない262席を獲得しました。現在、国民会議派は少数地方政党に対して連立を働きかけ、新政府を発足する準備を進めています。
    dailynews date: 
    2009/5/18(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 「ビルマのビデオ・ジャーナリズム、閉ざされた国からのリポート」

    ビルマ(ミャンマー)の民主化運動指導者、アウン・サン・スー・チーの裁判が始まりましたが、本日の番組では、賞を受賞したビルマのメディア・アクティビズムに関するドキュメンタリー映画について、そして、市民ジャーナリストが同国内の現状を国外へ伝える際に負う大きなリスクについて特集します。この映画は、ビルマからノルウェーへニュース映像を持ち出したビルマのビデオ・ジャーナリスト・グループ「ビルマ民主の声(Democratic Voice of Burma)」を取り上げています。このニュース映像は、ノルウェーから全世界に配信されました。
    dailynews date: 
    2009/5/18(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 「タミル・イーラム解放のトラ」の最高指導者を殺害、スリランカ軍が25年続いた内戦で勝利宣言

    分離独立を求めるタミル人の武装組織「タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)」がほぼ完全に制圧されたことで、スリランカで四半世紀に渡って繰り広げられた内戦が最終段階を迎えています。18日、スリランカ軍はLTTEの最高指導者ベルピライ・プラバカラン議長(54)が死亡したと発表しました。また、スリランカ軍のサラス・フォンセカ参謀長は、軍が「スリランカ北部のテロリストを制圧したことで、国全体の解放が完了した」と宣言。17日には、LTTE が、「投降する準備を行っていた」と述べ、戦闘が「苦い結末」を迎えたことを認めました。
    dailynews date: 
    2009/5/18(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 死刑囚トロイ・デイビスの再審を求めるデモが各地で展開

    5月19日、ジョージア州の死刑囚トロイ・アンソニー・デイビスの再審を求めるデモが米国各地で行われました。アフリカ系アメリカ人のデイビスは1989 年の白人警官殺害事件で有罪判決を受けました。公判以来、警察官ではない9人の証人のうち7人が証言を撤回しました。デイビスと事件現場をつなぐ直接的な物的証拠もありません。4月には連邦控訴裁判所がデイビスの再審を拒否し、30日間の執行猶予は5月16日に失効しています。
    dailynews date: 
    2009/5/19(Tue)
    記事番号: 
    5
  • グラミー賞受賞ソウル歌手ジョン・レジェンドの大学卒業式演説「真実と向かい合うには社会正義への取り組みが必要」

    グラミー賞授賞のソウル歌手ジョン・レジェンドはペンシルベニア大学の卒業式で次のように述べました。「イラク戦争からクレジッド・デフォルト・スワップ、ネットバブルと不動産バブルの崩壊まで、我々は何度も誇大広告に引っかかり、本当の真実を見てこなかった。我々はあまりにいつも無関心だ。我々は嘘、あいまいさ、ごまかしを目にしているのに、それを指摘できない。我々は計画を台無しにすること、波風を立てること、真実を追求することを恐れている」。
    dailynews date: 
    2009/5/19(Tue)
    記事番号: 
    4
  • クリントン米元大統領 近く国連ハイチ特使に任命

    フリージャーナリストのジェレミー・スケイヒルが、1990年代におけるハイチの政情不安定化にクリントン元大統領が果たした役割を検証します。クリントンと顧問たちは、ジャン=ベルトランド・アリスティド大統領を追い出すこととなった、1991年の米国が支援したクーデタに対しては遺憾の意を示した一方で、同国の民主的に選ばれた国家元首の迅速な復帰を許しませんでした。実際、アリスティドの帰国は、第一に彼が強制追放された間に失った大統領任期の回復を要求しないこと、第二に米国の新自由主義経済政策がハイチの法律として確固たる地位を築くことの保障を米国政府が得て、初めて認められました。
    dailynews date: 
    2009/5/19(Tue)
    記事番号: 
    3
  • ジェレミー・スケイヒル報告「オバマ政権下でも依然として続く、

    米軍のならず者部隊によるグアンタナモ拘束者の虐待はあまり知られていない」 ジェレミー・スケイヒルの報告によると、オバマ政権はグアンタナモ米軍基地での悪名高い憲兵部隊の使用を続けており、彼らは非武装の収容者たちを集団暴行したり、骨を折ったり、目潰しを食らわせたり、化学薬品を浴びせたりといった虐待を日常的におこなっています。公式には緊急即応部隊として知られる同組織は、グアンタナモの収容者たちからは「過激弾圧部隊」と呼ばれています。人権弁護士らは同部隊の行動を違法であると言っています。
    dailynews date: 
    2009/5/19(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 「城門を開けて正しい民を入らせよ」:ラムズフェルドがブッシュへのイラク戦争極秘報告で聖書を引用

    GQ誌は、米国によるイラク侵攻初期にドナルド・ラムズフェルド元米国防長官が当時のブッシュ大統領に対し、聖書からの引用で飾り立てた極秘の報告を繰り返し行っていたことを明らかにしました。ある報告書には、「あなたのしようとすることを主にゆだねよ。そうすればあなたの計画はゆるがない」という聖書からの引用の下にバクダッドにいる米軍兵の写真が掲載されていました
    dailynews date: 
    2009/5/19(Tue)
    記事番号: 
    1
  • ニューヨーカー誌のジェーン・メイヤーと英国の弁護士フィリップ・サンズが語る ブッシュ政権の拷問とオバマのなすべき対応

    今日は米国による外国人捕虜への拷問をめぐる最新のニュースについて、この事実のスクープに多く関与してきた2人のゲストに話をしてもらいましょう。ニューヨーカー誌のジャーナリストであるジェーン・メイヤーはThe Dark Side: The Inside Story of How the War on Terror Turned into a War on American Ideals(『暗部: テロとの戦争がいかにしてアメリカの理想との戦争に変わってしまったかの裏話』)の著者、フィリップ・サンズは英国の弁護士で、Torture Team: Rumsfeld’s Memo and the Betrayal of American Values(『拷問チーム:ラムズフェルドのメモとアメリカの価値観への裏切り』)の著者です。 このメイヤーとサンズに、まずは海外のCIA・米軍収容所における被拘束者虐待の写真公開阻止と軍事法廷制の復活というオバマ政権の最近の決定について、拷問に関するブリーフィングに出席していた下院議長ナンシー・ペロシについての調査、グアンタナモ収容所の拷問嫌疑を捜査しようとしたスペインの尽力について、またオバマ政権のグアンタナモ閉鎖計画への出費に民主党が中心となって抵抗していることなどについて時間いっぱい討論してもらいます。
    dailynews date: 
    2009/5/20(Wed)
    記事番号: 
    1

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