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2014年1月9日(木)

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  • ニュージャージー州の知事、クリス・クリスティの側近が政治的意趣返しを目的に意図的に交通渋滞を引き起こしたことが発覚し、知事をめぐる政治的なスキャンダルへと広がっています。新たに公開された文書によれば、州知事再選に出馬したクリスティを支持しなかったフォートリー市長に仕返しするため、知事の副首席補佐官、ブリジット・アン・リーが、ニュージャージーとニューヨーク市を結ぶジョージ・ワシントン橋へ通じる道の車線を封鎖するよう直接指示を下したとされています。知事の高校の頃からの友人で、同じくクリスティ知事に指名を受けたデヴィッド・ワイルドスティーン宛のメールのなかで、ケリーは「今度はフォートリーに渋滞問題を起こしてやりましょう」と書いていました。4日間に渡り1車線を除いたすべての車線が封鎖され、大渋滞を引き起こしました。声明でクリスティ知事は関与を否定、自らの側近の行為に「憤慨すると同時に、非常に悲しい思いだ」と発表しています。このスキャンダルが、2016年大統領選で予想されているクリスティ知事の共和党候補指名に与える悪影響の可能性について、エイミー・グッドマンとフアン・ゴンザレスが議論します。

  • ビル・デブラシオ新市長就任から1週間が経ち、ニューヨーク市議会議長にメリッサ・マーク=ヴィヴェリトが選出されました。デモクラシー・ナウ! の共同司会者で、ニューヨーク・デイリー・ニュースのコラムニスト、フアン・ゴンザレスは、マーク=ヴィヴェリトの議長選出で、ニューヨーク市政が、市長を筆頭に、いくつもの重要な地位を革新派が占める新時代を迎えたと語ります。

  • 50前の1964年1月8日、リンドン・B・ジョンソン大統領は「貧困撲滅への戦い」(war on poverty)創始を宣言しました。その政策は、現在も米国の低所得者を支える、メディケイド(低所得者や身体障害者向けの医療保健)、メディケア(高齢者向け医療保健)、政府の住宅費補助、就学援助プログラム「ヘッド・スタート」、様々な司法サービス、食料補助、最低賃金の引き上げ、そして後からできたフードスタンプやペル奨学金などの連邦政府や州政府によるプログラムの基礎となっています。あれから50年が経ち、再び貧困撲滅への戦いが必要だという声が多数上がっています。So Rich, So Poor: Why It’s So Hard to End Poverty in America(『とても金持ちで、とても貧乏:米国の貧困撲滅はなぜそれほど難しいのか』)を執筆したピーター・エーデルマンに話を聞きます。ジョージタウン大学「貧困、不平等、公共政策センター」(Center on Poverty, Inequality and Public Policy)学部長を務めるエーデルマンは、ロバート・F・ケネディ上院議員の上級アドバイザーを務め、1996年に数百万人を切り捨てることになった福祉制度改革法の大統領署名に抗議して辞任するまで、クリントン政権の一員も務めました。

  • イラク軍は、ラマディの一部も掌握したスンニ派ゲリラからファルージャ奪回に向けた攻撃の可能性に備え、街を包囲しました。戦いに巻き込まれるのを避けるため、ファルージャ市民数千名が既に避難しています。この事態と時を同じくして、「イラクとレバント地域 イスラム国家」(Islamic State of Iraq and the Levant)とよばれる武装組織をの「包括的な」駆逐のために、米国はヘルファイア・ミサイルと監視用無人機の投入量を増やしていたところでした。イラク系フランス人ジャーナリストで2003~08年にバグダッドを本拠にRoadtrip Iraq(『イラクでロードトリップ』)とFallujah: A Lost Generation?(『ファルージャ:失われた世代?』)を含む複数のドキュメンタリーを制作したフェラット・アラニと、米国務省に24年勤務しイラク駐在経験もあるベテランで、後に米のイラク政策を批判した著書We Meant Well: How I Helped Lose the Battle for the Hearts and Minds of the Iraqi People(『あれは善意だった:イラク人の心をつかみ損ねる戦いの一端を担った私』)を執筆したピーター・ヴァン・バーレンです。ヴァン・バーレンは、イラク国家再建の米の方針批判後、解雇の危機に晒されました。

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