デイリーニュース

  • 「コロンブス記念日」 先住民が先住民文化の祝福とアメリカ大陸における過去の虐殺の教育を要請

     米国内が1492年のクリストファー・コロンブスによる「新世界」到達を祝う中、コロラド州ドゥランゴのフォート・ルイス・カレッジの先住民活動家らが、「真のアメリカ史」を教育し、先住民文化を認めるよう学校に働きかけています。「コロンブス記念日」は長らく、有色人種の人びと、特にアメリカ先住民の人びとの悲しみと怒りを呼び起こしてきました。彼らは、ヨーロッパ諸国による植民地化、先住民の搾取、奴隷貿易の道を開いた人物を称えることに反対しています。本日は、「真のアメリカ史(The Real History of the Americas) 」記念日に携わる、フォート・ルイス・カレッジのライティング専任講師で半自治区の「ナバホ・ネイション」のメンバーのエスター・ベリン、フォート・ルイス・カレッジの「エル・チェントロ・デ・ムーチョス・コロレス(El Centro de Muchos Colores)」のコーディネーターで「真のアメリカ史」委員会委員長のシェレーナ・トルヒーリョ・ロング、そしてホワイトマウンテンアパッチ族出身でフォート・ルイス・カレッジ4年生の学生活動家、ノエル・アッラタハの3人のゲストを迎え、話をききます。

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    2012/10/8(Mon)
    記事番号: 
    1
  • アフガン戦争11年 帰還兵たちが苦しむ心の危機 兵士たちの自殺と暴力

    米国のアフガニスタン侵攻から11年、帰還した故国での目に見えない戦争の傷について検証します。この戦争が始まったのは2001年10月7日、9.11同時多発テロ事件から1カ月も経たないうちでした。開戦以来、少なくとも2000人以上の米兵が死亡しました。アフガニスタンとイラクで戦った米軍兵士は約240万人。この戦争の精神的代償はいまも積み上がっています。昨年、退役軍人援護局がPSTD治療を行ったイラク・アフガニスタン復員兵は10万人近くに上り、自殺した兵士の数は今年、史上最悪になっています。コロラド・スプリングスのフォート・カーソン(基地)では、兵士の40%もが軽度脳損傷を負っていたにもかかわらず陸軍の健康診断には報告されていなかったことが、全米公共ラジオ(NPR)とプロプブリカの共同調査により2010年に判明し、兵士の精神衛生上の問題に関する司令官たちの管理が適切だったかどうか厳しい目が注がれることになりました。一方2009年にはコロラド・スプリングス・ガゼット紙が"Casualties of War"(戦争の犠牲者)と題する驚くべき連載を発表しました。その筆者が今日のゲストの1人、調査報道記者デイブ・フィリップスです。

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    2012/10/5(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 独占 拡大大統領候補討論会: オバマ対ロムニー討論会から締め出された第3党の候補者の声をお届け

    10月3日の夜、オバマ大統領とミット・ロムニーが初の対決を行った際、デモクラシー・ナウ! は、オバマとロムニーの回答を一時停止して、同じ質問に対する緑の党(Green Party)のジル・スタインと「正義の党」(Justice Party)のロッキー・アンダーソンの両大統領候補の回答をリアルタイムで放送し、第3党候補の発言を妨害する壁を破りました。デモクラシー・ナウ! はオバマ対ロムニーの討論会が行われているデンバー大学の会場から数マイルの場所にスタインとアンダーソンを招き、特別生放送を行なったのです。多くのオバマ支持者は、ロムニーが大統領を守りの姿勢に追いこむことができたことに驚きを表明し、大統領がロムニーの弱みとなりうる点、非公開株式会社ベイン・キャピタルでの実績、巨大な個人資産とオフショア投資、そして47%の米国民は政府に依存しているという先日の問題発言をなぜ指摘しなかったのかと頭をひねっています。10月4日の放送では、4候補全員の意見が聞ける、「拡大大統領候補討論会スペシャル」のハイライトを放送し、様々な最重要課題について、民主党、共和党の2党対決の枠を超えた、より広い見解があることを明らかにします。

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    2012/10/4(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 生活可能な賃金と人道的労働環境を求め イモカリー地区労働者がファストフードチェーンに抗議

    フロリダ州を拠点とするイモカリー労働者連合が大手ファストフードチェーン「チポーレ」に対して公正な食糧プログラムに署名するように求めています。すでにマクドナルドやバーガーキングはこの契約に合意していますが、デンバーに本部のあるチポーレは同チェーンが購入するトマトを収穫する労働者たちへ最低限の生活を可能にする賃金と人道的な労働環境を保証するという、このプログラムへの署名を拒否。このため今週末、イモカリー地区の労働者たちはチポーレがデンバーで開催するフードフェスティバルを標的に抗議を行う予定です。このフェスティバルでは音楽や食べ物やシェフたちや地元の農場経営者らが参加しますが、農場労働者は相手にされていません。イモカリー労働者連合のオルガナイザーで農場労働者のヘラルド・レイス-チャベスに話を聞きます。

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    2012/10/3(Wed)
    記事番号: 
    3
  • オーロラ銃乱射事件から2カ月半 コロラド大学が銃器所持を容認 恐怖と怒りが再燃

    コロラド大学が40年ぶりに銃器携帯許可証を持つ学生たちが大学外の住居で銃器を所持することを容認しようとしています。この決定は州最高裁がこの3月、銃の所持を禁止する同大学の学則は、他人に見えないように銃器を携帯することを許可した2003年の州法に違反しているという判決を出したことを受けたものです。同州オーロラの映画館でコロラド大学の大学院生ジェイムズ・ホルムズが銃を乱射して12人が死亡した事件からまだ数カ月しか経っていません。 コロラド大学ボールダー校のノア・モロッチ教授と、民主党のコロラド州議会議員クレア・リビーに話を聞きます。リビー議員はキャンパス内でも銃器の携帯を認めるよう大学に求めている州法を破棄する法案を提出しようとしています。

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    2012/10/3(Wed)
    記事番号: 
    2
  • オバマとロムニーの第1回討論会 その裏で民主・共和両党が秘密裏に第三政党を締め出す

    オバマ大統領とミット・ロムニーは今夜コロラド州デンバーで大統領選第1回討論会を行うためその準備を進めています。本日は民主・共和両党がこの討論会からすべての第三政党をどうやって締め出しているかを検討します。オバマ・ロムニー両陣営は、討論会について秘密裏に詳細な取り決めを交渉し契約書を終結していたのです。この契約の条件が2012年大統領選討論会の内容を左右します。この契約には誰が参加するかをはじめ、討論会で取り上げる論題さえも含まれているからです。大統領選討論会の改善を求める非営利団体「オープンディベート(Open Debates)」の創設者で事務局長のジョージ・ファラーに話を聞きます。ファラーはNo Debate : How the Republican and Democratic Parties Secretly Control the Presidential Debates(『ディベートなし:共和・民主両党がいかに秘密裏に大統領選討論会を差配しているか』)の著者です。

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    2012/10/3(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 「銃というものは過去の思想」 詩人で学者のニッキ・ジョバンニが語るバージニア工科大学乱射事件

    エイミーグッドマンが、バージニア工科大学の特任英語教授で、活動家、詩人、学者のニッキ・ジョバンニに、同大学内で話を聞きます。ジョバンニに、2007年の乱射事件での彼女の体験と、銃規制に対する彼女の意見を語ってもらいます。彼女は同大学の銃撃犯チョ・スンヒに、彼の破壊的な行動をめぐり彼女のクラスから出て行くことを求める前までの短い期間、詩を教えていました。ジョバンニは乱射事件翌日の弔辞の中で、追悼者らにこう伝えました。「私たちは、強く、勇敢で、純粋で、何も恐れません。私たちは今感じているより強いはずです、私たちがなろうとしている存在はこんなものではありません。私たちは想像力と可能性を感じています。私たちは、血と涙、そして全ての悲しみを通して未来を創り続けていくのです」。

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    2012/10/2(Tue)
    記事番号: 
    3
  • バージニア工科大乱射事件の生存者 2007年の虐殺を振り返り、オバマとロムニーに銃暴力に対する対処を要請

    オバマ大統領と共和党候補のミット・ロムニーは、今回の大統領選初の大統領候補討論会を前にして、銃暴力問題への対処を強く求められています。10月3日の討論会は、乱射事件があったコロラド州のコロンバイン高校から10マイル、そして7月に12人が殺害されたオーロラの映画館から15マイルの所で行われます。2007年の乱射事件で32人が死亡したバージニア工科大学で、4発撃たれながらも生き延びたコリン・ゴダードから、同大学内で話を聞きます。ゴダードに、虐殺事件で九死に一生を得た体験について、また、同事件の被害者らと共に彼が行っている、大統領候補者に銃暴力問題への取組みを求める運動について詳しく話してもらいます。「今回の大統領選初の大統領候補討論会は、コロラド州のコロンバイン高校とオーロラという米国史上最悪の2つの乱射事件が起こった場所から文字通り数マイルの所で行われます」と、ゴダードは言います。「今回の討論会のテーマは国内政策です。米国の大統領候補者たちに、この国での銃政策について質問を投げ掛ける機会があるとすれば、10月3日に行われる討論会が正にその時なのです」。

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    2012/10/2(Tue)
    記事番号: 
    2
  • アフガンでの米兵死者数2000人に到達 フィリス・ベニスが語る米国史上最長の戦争

    アフガニスタンでの米兵の公式死者数が2000人に達しました。アフガニスタン東部ホースト州で10月1日、アフガン軍の軍服を着た自爆者によって3人の米兵を含む14人が死亡しました。アフガン人武装勢力による一連の北大西洋条約機構(NATO)軍への攻撃を受け、NATOのアナス・フォー・ラスムセン事務総長は、欧米部隊が予想より早くアフガンから撤退する可能性を示しています。また、ニューヨークタイムズ紙は、米国はタリバンと和平協定を結ぶ可能性をほぼ見限ったと報じています。政策研究所(the Institute for Policy Studies)のフェローで、Ending the U.S. War in Afghanistan: A Primer(『米国のアフガン戦争の終結:入門書』)を含む何冊かの本の著者であるフィリス・ベニスに話を聞きます。

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    2012/10/2(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 核産業がウラン採掘解禁に働きかけ、バージニア州住民が抵抗

    30年間に及んだウラン採掘禁止措置を解除しようとする核産業の活動に対して、バージニア州の住民が団結しています。禁止措置はウラン価格が上昇し始めた最近まで、問題視されていませんでした。バージニア州の住民は、ウラン採掘による飲み水、大気環境、農作物、漁業そして観光産業への悪影響に懸念を表明しています。すでに発見されているウラン鉱脈での採掘を許可することにより、州内各地での探査の道が開かれることになると、住民は述べています。バージニア州の主要都市ほぼすべてで、採掘解禁への反対決議が可決されています。本日は、バージニア州環境品質当局の元主任で、現在は州全域の連合団体「禁止を存続せよ(Keep the Ban)」の環境コンサルタントを務めるロバート・バーンリーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2012/10/1(Mon)
    記事番号: 
    4

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