リッチモンドからお送りする今放送で、バージニア州の多くの妊娠中絶医院を閉院に追い込む可能性のある新法案を取り上げます。先月可決された通称「中絶医療つぶし規制(Targeted Regulation of Abortion Providers)」法、もしくは「TRAP」法は、中絶を行う医院に総合病院と同様の建築基準を求めるものです。建物を修繕できない医院は閉院となるため、中絶手術への規制をするための見え透いた法案だとの批判が上がっています。中絶を行う医師に特別な条件を課す同様のTRAP法により、ミシシッピ州の最後のクリニックが脅かされており、またテネシー州では最近、医院が閉院に追い込まれました。バージニア州の新法案成立を先導する長年のバージニア州司法長官のケン・クッシネリは、来年の州知事選への出馬を表明しています。本日は、州の新建築基準を満たす準備をするまでの2年間の緊急免許を取得したキャピタル・ウィメンズ・ヘルスクリニック院長のシェリー・エイブラムスに話を聞きます。