気候に関する正義のための活動家ティム・デクリストファーに話を聞きます。彼は4月に、連邦刑務所での21カ月禁固刑に服した後、釈放されました。デクリストファーは2008年の公的競売妨害で有罪判決を受けました。当時のブッシュ政権が土壇場でユタ州での石油天然ガス採掘権を競売に掛けた際に、それを入札者のふりをして邪魔したというものです。新作ドキュメンタリー Bidder 70(『入札者番号70番』)はデクリストファーを取り上げた映画です。「社会運動としての力を作り上げていかなければなりません」とデクリストファーは話します。「気候運動の弱みの1つは、ワシントンに狙いを付けた運動の政治的側面と、ほんとうの力を付けてきた運動の草の根の部分とがまだ大きく乖離していることなのです」