数万人の移民が5月1日のメーデー行進に加わり、議会に包括的な移民改革法案を通過させるよう求めました。ロサンゼルスからアラバマ、シカゴ、そしてニューヨークまで、大規模なデモに市民が集まりました。これら集会と時を一にして、上院の超党派「8人組み」が起草した移民改革法案が、下院に提出されました。議会の作業委員会の提案には、移民が連邦裁判所に出廷し、米移民法違反で有罪をまず認めてからはじめて、市民権を申請できるという条件も含まれ、このプロセスには少なくとも10年がかかるとされています。オバマ大統領は、移民法改革議論において更に表立った役割を果せるかを模索中ですが、この問題は5月第1週のメキシコとコスタリカ訪問でも要点となるとみられています。ニューヨーク選出の民主党下院議員ホセ・セラーノに話をききます。