デイリーニュース

  • 「戦争の英雄」、イラク戦争退役軍人の悲惨な体験を描いたライズ・アゲインストの歌

    デモクラシー・ナウ!2013年戦没者記念日特別編の最後は、Rise Against(ライズ・アゲインスト)の歌「Hero of War(戦争の英雄)」で締めくくります。シカゴを拠点に活動をしているパンクバンドのティム・マクラスは5月上旬、シカゴのNATO首脳会議の会場外のデモ参加者のためにこの反戦ソングを歌いました。この歌は、イラク戦争従軍中の経験を振り返る退役軍人を歌ったものです。「俺はドアを蹴破った、俺は指令を口に出して叫ん だ。子どもたちは、泣いていたが、俺は目的の男を捕まえた。俺は奴を連れ去った、袋を頭にかぶせて、奴の家族や友人のもとから」とマクラスは歌います。この歌の動画はオンラインで1300万回以上視聴されています。

    dailynews date: 
    2013/5/27(Mon)
    記事番号: 
    5
  • シカゴNATO首脳会議で「平和を願うアフガニスタン人」と米軍帰還兵が反戦デモ

    2012年5月20日に、シカゴで開催されているNATO首脳会議会場で行われた反戦デモは「反戦イラク帰還兵の会 」(IVAW)と「平和を願うアフガニスタン人」が 中心となって行われました。「我々はNATOに抗議するため、そして全てのNATOの代表に対して、私たちの祖国、国民に対するこの非人道的、違法、かつ野蛮な戦争を終わらせるよう要請するためにここへ来ました」と、「平和を願うアフガニスタン人」のスライア・サハールさんは話します。サハールさんは シカゴで行われたNATO抗議デモでアフガニスタン帰還兵グラハム・クランプナーと並んで行進しました。「私はこちらの米軍帰還兵、グラハムさんと並べるのをたいへん光栄に思います。占領、戦争に対して私たち共に声を上げている彼らの行いは、正しいと思います」。クランプナーは、「この戦争への協力はいっさい拒否する」と言います。

    dailynews date: 
    2013/5/27(Mon)
    記事番号: 
    4
  • 占拠運動で瀕死の重症を負った退役軍人スコット・オルセン NATO首脳会議に反戦メッセージ

    2度のイラク従軍の後、去年「オークランドを占拠せよ」運動で警官の発砲で負傷し生死の境をさまよった帰還兵スコット・オルセンに、 シカゴで開催されているNATO首脳会議の会場で話を聞きます。オルセンは、20日に行われた反戦デモで4つのメダルを返還しました。 なぜ占拠運動に参加し、厳重な警備が敷かれている NATO首脳会議に抗議しているのかを聞かれ、「我々が正しいことをしているということを示すために、あらゆる努力をするつもりだ。彼らがどんなことをしようとも、我々には支えてくれる仲間がいるし、前に進んでいく」とオルセンは語っています。

    dailynews date: 
    2013/5/27(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 自殺したイラク戦争退役軍人母の訴え:「死者に名誉を、負傷者に治療を、戦争の中止を」

    シカゴのNATO首脳会議の場外仮設ステージでは、反戦を唱える退役軍人らが、NATOのボスニアからリビアまでの軍事活動ではためいた星条旗を折りたたみました。星条旗は「戦地で命を落とした、もしくは任務から帰還した後に自ら命を絶った何千人ものアメリカ人の棺にかけられた」旗を象徴するものです。彼らはこの旗を、2007年に米軍に入隊し、イラクでの2度目の従軍から帰還しあた2010年3月に自殺したデリック・カークランドの母親、マリー・カークランドに贈呈しました。「息子が自殺をしたと言わなければいけないことを恥ずかしいとは思いません。私は息子のメンタルヘルスの治療を怠った米軍を恥だと思います」とカークランドさんは話します。当初、軍は息子は戦死したと報告していました。

    dailynews date: 
    2013/5/27(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 戦没者記念日特別編:イラク・アフガニスタン帰還兵がメダルを返上

    60年にわたる歴史で最大の北大西洋条約機構(NATO)首脳会議が開催されたシカゴでの抗議行動を振り返ります。シカゴでは50人近くの退役軍人が従軍メダルをNATO首脳会議の会場の方向に投棄しました。壇上から1人ずつ自分の従軍メダルを返上した兵士たちに話を聞きます。「私は、イラクとアフガニスタンの人々との連帯のため、対テロ世界戦争従軍メダルを返還しに来ました。イラクやアフガニスタン、そして世界中で我々が引き起こした破壊を深く反省しています」と米軍に10年従事した元衛生兵のジェイソン・ハードは話します。「これらの戦争に反対している現役、退役軍人のみんな、君たちは1人じゃない」 とイラク戦争の退役軍人、スコット・キンボールは加えています。

    dailynews date: 
    2013/5/27(Mon)
    記事番号: 
    1
  • ジュード・モハンマドの物語 なぜ米国市民がパキスタンで米国の無人機により密かに殺されたのか?

    エリック・ホルダー米司法長官が22日、議会に書簡を送り、オバマ政権が4人の米国市民を海外で無人機攻撃により殺害したことを初めて認めました。4人のうちの1人、ジュード・ケナン・モハンマドに関する詳細を取り上げます。彼はFBIのサイトの最重要指名手配リストに今週まで名前が掲載されていましたが、じつは2011年11月に米国によって密かに殺害されていたのです。モハンマドはフロリダで生まれノースカロライナ州ローリーで育ちました。友人たちの話では彼が過激になったのはダニエル・ボイドという地元の男性の影響だといいます。ボイドは若くしてイスラムに改宗し、2009年には武器の備蓄と海外でのテロ攻撃計画で告発された男性グループの首謀者として訴追されています。その中にモハンマドもいました。次にモハンマドの名前が登場したのは9.11の10周年のときで、FBIが未確認情報として、アルカイダがニューヨーク市内とワシントンDCで車載爆弾を仕掛けようとしているとの警告を発したときです。約1カ月後、彼の妻がパキスタンから彼の母親に電話してきて、彼がパキスタンでドローン機攻撃で死亡したと伝えたのです。ムスリム米国協会移民正義センター( Muslim American Society Immigrant Justice Center)の所長ハーリラ・サブラに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2013/5/24(Fri)
    記事番号: 
    4
  • グアンタナモのハンスト107日目 ダイアン・ウィルソンの「連帯ハンスト」も25日目に

    コード・ピンクの共同創設者ダイアン・ウィルソンに話を聞きます。彼女はグアンタナモの収監への連帯を示すために水と塩だけのハンストに入って25日目を迎えました。彼女はグアンタナモ基地の閉鎖を大統領に求めるコード・ピンクのデモで、ホワイトハウスのフェンスに自分の身を鎖で繋いで逮捕されたこともあります。憲法上の権利センター(CCR)の上級専従弁護士パーディス・ケブレイにも話を聞きます。彼女が代理人を務めるガレブ・アルビハニは現在ハンスト中のグアンタナモ収監者の1人です。彼女はアルアウラキ対パネッタ裁判でもCCRの主任弁護士を務めています。同裁判はイエメンで米国籍の3人が無人機攻撃で殺害された事件の責任を問うものです。

    dailynews date: 
    2013/5/24(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 「あの女性は傾聴に値する」:メディア・ベンジャミンがオバマ演説妨害の理由を語る

    ドローン(無人機)による秘密戦争とグアンタナモ刑務所の今後に関するオバマ大統領の重要演説を会場から遮ったコード・ピンクの共同創設者メディア・ベンジャミンが、24時間も経たないうちに出演し演説妨害の理由を話します。ベンジャミンは Drone Warfare : Killing by Remote Control(ドローン戦争:リモコンによる殺人)の著者で、2011年にイエメンで米国籍の十代の少年アブドゥルラフマーン・アルアウラキが無人機攻撃によって殺害された理由をオバマが説明していないとを批判します。「とても失望しています。大統領は、政府の方針は身柄の拘束であって殺害ではないと言っていますが、そんなのは嘘っぱちです。対象者の捕捉が容易だったたくさんの事例を、私は直接あたっています。たとえばパキスタンで殺された16歳のタリク・アジズです。彼はイスラマバードの有名なホテルに宿泊していたのに、そこでは逮捕されず、2日後に無人機による攻撃で殺されました」とベンジャミンは言います。「大統領は無人機による攻撃を正当化しようとしていると思います。オバマ政権の下では今後も継続するし、次期政権にも引き継がれることになるでしょう」。

    dailynews date: 
    2013/5/24(Fri)
    記事番号: 
    2
  • メディア・ベンジャミンVSオバマ コードピンク創設者が演説を遮り、無人機攻撃やグアンタナモ政策を批判

    オバマ大統領はテロ対抗措置に関する二期目初の本格的な演説で、米国は「テロに対抗する無制限の世界戦争」をいつまでも続けるわけにはいかないと話しました。また、グアンタナモ湾にある米国の軍事刑務所を閉鎖するための政府の努力について述べました。大統領の演説は、聴衆の中にいたコード・ピンクのメディア・ベンジャミンの抗議の声で何度も遮られ、ついには大統領が話を中断して彼女に直接話しかける事態になりました。この応酬の模様をすべて放送します。オバマはベンジャミンに応えて、「あの女性の声は傾聴に値する。当然ながら私は彼女の言ったことの大半に賛成しかねるし、彼女も私の言ったことの大半を聞いていなかったのは明らかです。しかし、これらは難しい問題であり、政府に言い逃れができるかのような指摘は間違いです」。

    dailynews date: 
    2013/5/24(Fri)
    記事番号: 
    1
  • メキシコのアレハンドロ・ソラリンデ神父 中南米から米国を目指す移民の危険な旅路を語る

    約1100万人の在留資格のない住民に市民権への道を提供する可能性がある移民法改正案議会の作成が議会で進んでいますが、番組では、あまり注目されることのない、中南米からメキシコ経由で米国を目指す移民の厳しい状況についてとりあげます。移民の多くは、母国の暴力と貧困から逃れようとしたのに、結局、略奪されたり、暴力を振るわれたり、あるいは密入国業者によって誘拐されて身代金要求をされるという目にあっています。人権保護団体の推定によれば少なくとも2万人の中南米人が去年メキシコで誘拐されたとされ、1日に50人以上が被害にあっていることになります。その多くは生きて戻ることはなく、メキシコ各地で数百の遺体が集団で埋められているのが見つかっています。2人のゲストに話を聞きます。メキシコのカトリック神父で、同国南部のオアハカ州で移民のためのシェルターを運営するアレハンドロ・ソラリンデ神父は現在、「希望のキャラバン」(Caravan of Hope)の一員として米国を周り、中南米移民の置かれる窮状について訴えています。マルコ・カスティーリョは、「移民家族のための民衆会議」(Migrant Families Popular Assembley)と、移民法改正で人権に重点に置くよう呼びかける「アクシオン・ミグランテ」運動(Acción Migrante)の世話人をしています。

    dailynews date: 
    2013/5/23(Thu)
    記事番号: 
    3

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