デイリーニュース

  • テッサ・トンプソンとタイムズ・アップ運動 ハリウッドで女性監督起用を増やす運動#4PercentChallengeを開始

    高い評価を受ける俳優テッサ・トンプソンがサンダンス映画祭で、Me Too運動とタイムズ・アップ(Time's Up)運動について語ります。この運動、はハリウッドのスタジオにより多くの女性監督起用を求め、俳優にもより多くの女性監督作品に関わるよう呼びかける新たな運動、#4PercentChallenge(4パーセントチャレンジ)を始めました。タイムズ・アップ運動は「職場における安全確保」が目的だとトンプソンは言います。「権力の不均衡問題に取り組んでいるのです」

    dailynews date: 
    2019/1/31(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 「ウィメンズ・マーチ」指導者が反ユダヤ主義 イスラム嫌悪 人種差別などについて意見交換

    女性運動が急激に広まるきっかけとなったドナルド・トランプの大統領就任からちょうど2年となる1月19日、全米各地で大規模なウィメンズ・マーチが行われました。しかし今年のイベントには数々の論争がつきまといました。11月、ウィメンズ・マーチ運動創設者のひとりテリーザ・シュックが、全米共同議長であるボブ・ブランド、タミカ・マロリー、カルメン・ペレス、リンダ・サーソーの解任を要求し、彼らは「反ユダヤ主義、反LBGTQIA、ヘイトと人種差別的表現をこの運動に持ち込んだ」と非難しました。非難の大きな原因となったのが、一部の共同議長たちと、「ネイション・オブ・イスラム」のルイス・ファラカーンとの繋がりです。ファラカーンは反ユダヤ主義であると多くから非難されているからです。今年のサンダンス映画祭では、マロリーとこの運動の主導者たちが、この問題にいかに対処したかを追うドキュメンタリーが初公開されます。This Is Personal(『これは私自身の問題』)というタイトルです。

    dailynews date: 
    2019/1/31(Thu)
    記事番号: 
    2
  • ステイシー・エイブラムス:投票妨害を狙う勢力よりも「多くの力を注ぐ必要がある」

    米民主党は、トランプ大統領の一般教書演説への返答演説を、ジョージア州知事候補だったステイシー・エイブラムスに依頼しました。今回の演説は政府閉鎖の影響で延期され2月5日に行われます。エイブラムスは公職につかない人物として、そしてアフリカ系米国人女性として、初めて一般教書演説への返答演説を行います。エイブラムスは2018年のジョージア州知事選で投票妨害をしていると広く非難された州務長官ブライアン・ケンプに僅差で敗れた後、投票権保護活動組織「フェア・ファイト・アクション」(Fair Fight Action)を創設しました。この知事選でエイブラムスは11月半ばまで敗北を認めることを拒み、フェア・ファイト・アクションは現在、同州の選挙管理委員を中間選挙の管理が不適切であったとして訴えています。先日、ロサンゼルスで「人種差別の痛みからの回復の日」(National Day of Racial Healing)イベントに出席するエイブラムスに話を聞きました。「私たちの責任は投票日後にも続きます。選挙が終わった瞬間、当選した人たち(私たちと異なる価値観を持つ人々)は精力的に働きはじめます。私たちは彼らよりもっと多くの力を集結して働かなくてはなりません」

    dailynews date: 
    2019/1/31(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 原油のための戦争? 米国がマドゥロ大統領への圧力を増強する中、ボルトンはベネズエラ原油の民営化を推進

    トランプ政権がベネズエラのニコラス・マドゥロ打倒計画を進める中、米国はベネズエラの国営石油会社からの石油の輸入を事実上、禁止しました。この経済制裁には例外がもうけられていて、シェブロンやハリバートンなどの米国企業数社はベネズエラでの活動継続が許されています。数々の受賞歴のあるアラン・ネアンから、ベネズエラの石油民営化への策動について詳しく聞きます。

    dailynews date: 
    2019/1/30(Wed)
    記事番号: 
    3
  • アラン・ネアン: トランプ大統領のベネズエラへの特使エリオット・エイブラムズは虐殺を許容した戦争犯罪人

    ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領政権の転覆をめざす動きが続く中、、マイク・ペンス副大統領は29日、新任の大統領特使エリオット・エイブラムズと共に、ベネズエラの反大統領勢力のメンバーとホワイトハウスで会談しました。エリオット・エイブラムズは右派のタカ派であり、イラン・コントラ事件の際に議会に対する偽証で1991年に有罪判決を受けましたが、後にジョージ・ブッシュ(父)大統領によって赦免されました。エイブラムズは、1980年代のグアテマラにおいて先住民の大量殺害と拷問を指揮し後にグアテマラの独裁者となったエフライン・リオス・モント将軍を擁護しました。リオス・モントは後に虐殺で有罪判決を受けました。エイブラムズはまた、ウゴ・チャベスの失脚をはかった2002年のクーデターにも関与しました。エイブラムズの履歴を、調査報道ジャーナリストのアラン・ネアンと検証します。ネアンは過去30年以上にわたってエイブラムズを詳細に追跡しています。ネアンは、ジョージ・ポーク賞を二度受賞し、ロバート・F・ケネディ記念賞も受賞しています。

    dailynews date: 
    2019/1/30(Wed)
    記事番号: 
    2
  • マドゥロ政権の転覆に動く米国 次はヴェネズエラへの侵入か? アラン・ネアンがトランプのクーデター計画について語る

    米国はベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領打倒を試み、ベネズエラ政府への圧力をじわじわと強化し続けています。米国務省は29日、ベネズエラ政府が米国の銀行に保有している口座の管理権限を野党の指導者で、先週、暫定大統領就任を宣言したフアン・グアイドに与えていることを明らかにしました。一方で米国は、ベネズエラへの軍事的介入の可能性については明言を避けました。受賞歴のある調査報道ジャーナリスト、アラン・ネアンに時間いっぱいを使って話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/1/30(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 独占 ハーベイ・ワインスタインの元従業員が沈黙を破って語る映画業界の大物を倒すことに一役買った彼女のメモ

    ハーベイ・ワインスタインの見境のない性的虐待の暴露と彼の打倒を助けながらも、今までほとんど表に出ることのなかった女性に初のテレビインタビューをおこないます。ローレン・オコナーはワインスタイン・カンパニーの著作権スカウトで、ワインスタインの近くで仕事をしていました。彼女が2015年にこの上司について書いた社内メモは後に有名になりました。彼女はその中で「私は生計を立てキャリアを築こうとしている28歳の女性です。ハーベイ・ワインスタインは64歳で世界的に有名な男性であり、ここは彼の会社です。力のバランスで見れば私は0、ハーベイ・ワインスタインは10です」。このメモは後に流出、最終的にこのメモが基になってワインスタインによる数十年の虐待を最初に暴露したニューヨークタイムズ紙の調査につながりました。ローレン・オコナーは、ワインスタインによる職権乱用を彼が標的にした女性たちの目を通して描いた手厳しいドキュメンタリー映画Untouchable(『アンタッチャブル』)の中で、初めて自らの物語を語っています。この映画はサンダンス映画祭で1月25日に初上映されました。

    dailynews date: 
    2019/1/29(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 『アンタッチャブル』:パワフルな新映画の中で女性たちがハーベイ・ワインスタインによる数十年にわたる性的虐待を証言

    ユタ州パークシティのサンダンス映画祭からの放送です。映画業界に深い内省を迫る新しい映画を検証しましょう。この映画は、サンダンス映画祭で獲物を漁ってきた映画業界の大物で、75人以上の女性たちからレイプ、性的暴行または性的違法行為で訴えられているハーベイ・ワインスタインの盛衰について描いています。Untouchable(『アンタッチャブル』)は、ハーベイ・ワインスタインが数十年にわたって女性を食いものにしてきた行動とそれを許したシステムを取り上げてた映画で、彼がバッファローで若き音楽プロモーターだった1970年代から一連の捜査が彼を転覆させた2017年までを、彼による虐待の被害者たちの物語を通して追っていきます。グウィネス・パルトローからサルマ・ハエック、アンジェリーナ・ジョリーまで、彼を告発した女性たちの物語はハリウッドに激震を起こし、MeToo運動に火をつけました。この社会的しっぺ返しから1年あまり、ワインスタインは現在、強姦および略奪的性的暴行を含む5つの罪に問われ、ことによっては生涯を刑務所で過ごすことになるかもしれません。ワインスタインは最近、公の場で彼を最も声高に告発した1人、1997年にここサンダンスでワインスタインからレイプされたという女優ローズ・マッゴーワンの元弁護士団を雇いました。彼の裁判は5月に始まる予定です。

    dailynews date: 
    2019/1/29(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 映画『私のロイ・コーンはどこ?』 トランプとロジャー・ストーンの師はマッカーシー元顧問だった

    1月25日に逮捕されたトランプの元選対顧問ロジャー・ストーンとトランプは、ユニークな過去を共有しています。悪名高き故ロイ・コーン弁護士に大きな影響を受けたという過去です。コーンは1950年代の赤狩りでジョセフ・マッカーシー上院議員の最高顧問を務め、後に裏社会で影響力を持つ弁護士になりました。トランプの長年の顧問弁護士でもあり、トランプを最良の友だと語ったこともあります。ロイ・コーンを取り上げた新作ドキュメンタリー映画Where’s My Roy Cohn?(『私のロイ・コーンはどこ?』)がサンダンス映画祭に登場しました。マット・ティルナー監督に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/1/28(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 「政権交代は解答ではない」 ロー・カンナ議員がベネズエラで起きた米国支援のクーデターを批判

    ベネズエラで起きたクーデター未遂で、米国が直接的な役割を果たしたことを示す新たな情報が明らかにされました。ウォール・ストリート・ジャーナル紙によると、反対派指導者のフアン・グアイドが大統領宣言をする前夜、マイク・ペンス副大統領がグアイドに電話をかけ、米国の支持を約束していたのです。ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領は、クーデターを企てたのは米国だと非難しています。一方、米国のマイク・ポンペオ国務長官はベネズエラ特使として、エリオット・エイブラムスを任命しました。エイブラムスは右派のタカ派とされる人物で、イラン・コントラ事件の最中に議会に情報を隠したとして1991年に有罪判決を受け、後に赦免されました。1980年代にグアテマラで起こった先住民の大量虐殺・拷問では、独裁者のエフライン・リオス・モント将軍を擁護しました。リオス・モントは後にジェノサイド(大量虐殺)で有罪判決を受けています。エイブラムスはさらに、2002年にベネズエラで起こったウゴ・チャベス政権に対するクーデターにもかかわりがあるとされます。カリフォルニア選出民主党下院議員のロー・カンナに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/1/28(Mon)
    記事番号: 
    1

Pages