デイリーニュース

  • パート2:米国留学中のパレスチナ人学生 イスラエル軍の攻撃でふたりの兄弟を亡くす 「イスラエル軍に救急車の通行を拒否され 父親は息子の出血死を見守るしかなかった」

    イスラエルによるガザ攻撃で、同じ日に二人の兄弟を一度に失ったアメール・シュラブの悲痛な物語の続きをお届けします。アメールはハンユニス出身のパレスチナ人で、最近ヴァーモント州のミドルベリー・カレッジを卒業しました。16日、彼の父親と二人の兄弟が車で村から避難しようとした際、イスラエル軍の攻撃に遭いました。28歳のカッサーブは車から逃げようとして銃弾を浴び死亡、18歳のイブラヒムはその攻撃で負傷し生き残りましたが、イスラエル軍が救急車の通行を20時間以上も拒否したため手当てが間に合わず、死亡しました。
    dailynews date: 
    2009/1/22(Thu)
    記事番号: 
    3
  • カーター政権元高官、イスラエルがガザ攻撃数日前にハマスの提案を無視、攻撃と封鎖で停戦を破った証言

    カーター・センターの上級顧問で、アメリカン大学教授のロバート・パスターは、12月14日ジミー・カーター元米大統領とともにハマスの政治的指導者ハレード・マシャアルと亡命先のダマスカスで会見しました。パスターによれば、マシャアルは、イスラエルがガザの封鎖を解くならば、ハマスは停戦を再開する用意があったことを示唆しました。パスターは声明をイスラエル軍に伝えましたが、返事はなかったということです。2週間後、イスラエルは3週間にわたる攻撃を開始し、1300人を超えるパレスチニア人の死者を出しました。死亡者の大半は民間人で、少なくとも3分の1は子供でした。
    dailynews date: 
    2009/1/22(Thu)
    記事番号: 
    2
  • レポート:国家情報長官候補デニス・ブレアは、1999年インドネシア将軍との会談前に東チモール教会虐殺事件の報告を受けていた

    元米太平洋軍司令官デニス・ブレアの国家情報長官指名に関する承認公聴会が22日、開かれます。調査ジャーナリストのアラン・ネアンが得た新情報によると、ブレアは太平洋軍司令官として、東ティモールのカトリック教会で起きた虐殺の報告を受けていたにもかかわらず、事件の責任者である将軍に米国の支援を申し出ました。
    dailynews date: 
    2009/1/22(Thu)
    記事番号: 
    1
  • ノーム・チョムスキー ガザ危機に対するオバマの姿勢は「ブッシュとほぼ同じ」

    22日に国務省に初めて出向いたオバマ大統領は、イスラエルのガザ攻撃開始以降初めて、中東情勢に関する実質的な発言を行いました。オバマが最初に言及したのはイスラエルの安全を守るという強い意思でした。しかしパレスチナ側の安全については約束しませんでした。イスラエル南部の都市へのパレスチナ側からのロケット弾攻撃は非難しても、人口密集地ガザへの米国が後押しするイスラエルの攻撃に対する批判は口にしなかったのです。ただし、ブッシュ政権とは違って、オバマはパレスチナ人の苦境を認知し、ガザ地区への救援物資の搬入は封鎖を解かれるべきだと話しました。マサチューセッツ工科大学のノーム・チョムスキー教授に話を聞きます。

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    dailynews date: 
    2009/1/23(Fri)
    記事番号: 
    2
  • オバマ グアンタナモ収容所の閉鎖を命令 取り調べは陸軍交戦規定準拠を義務づけ

    ブッシュ政権の方針と決別し、バラク・オバマ大統領は22日、キューバのグアンタナモ米海軍基地内の収容所を1年以内に閉鎖するという大統領令に署名しました。また、CIAの海外秘密収容所の即時閉鎖と、CIAを含むすべての部局が被疑者尋問にあたっては、陸軍交戦規定で許容される手法に限定することも命令しました。オバマはさらに、2001年の9.11同時多発テロ事件以降に行政府の法務諸官が出した、尋問方法に関するすべての政令や意見書を無効にしました。「憲法上の権利センター(Center For Constitutional Rights)」のヴィンセント・ウォレン事務局長に話を聞きます。
    dailynews date: 
    2009/1/23(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 独占取材:『YES!マガジン』フラン・コーテンが語る、バラク・オバマの母との友情

    

デイビッド・コーテンのインタビューを終えた後、コーテンと彼の妻フラン・コーテンの2人が以前インドネシアに暮らしていたことを知りました。フランは同国のフォード財団に勤務していましたが、同僚にはバラク・オバマの母アン・ソエトロがいました。バラク・オバマの母の人生を特集し、またオバマの著書『マイ・ドリーム—バラク・オバマ自伝』からオバマ自身の朗読の一部を放送して、本日の番組を締めくくります。
    dailynews date: 
    2009/1/26(Mon)
    記事番号: 
    2
  • デイビッド・コーテン『新たな経済への提言:幻想の富から本物の富へ』

    バラク・オバマ大統領が総額8250億ドルの景気対策法案のさらなる詳細を明らかにしましたが、私たちは『YES!マガジン』のデイビッド・コーテンに話を聞きました。コーテンは新著Agenda for a New Economy: From Phantom Wealth to Real Wealth(『新たな経済への提言: 幻想の富から本物の富へ』)で、議会で議論されている内容をはるかに超えた規模の経済的挑戦に、国家が直面していると論じています。コーテンは、現在の経済システムで破たんしたカネ儲け主義の組織を、人々の生活に奉仕する新たな経済システムの機関に替える方針を進めるために、今こそが絶好の機会だと述べています。
    dailynews date: 
    2009/1/26(Mon)
    記事番号: 
    1
  • ミズ・マガジンがオバマを表紙に掲載:「これがフェミニストの姿」

    オバマ大統領が雑誌の表紙を飾るのは特に驚くことではありませんが、今回の場合は例外かもしれません。『ミズ・マガジン』の最新号はオバマ大統領がワイシャツとネクタイを両手で開き、その下から「これがフェミニストの姿」と書かれたTシャツをのぞかせるイラストを表紙に掲載しました。オバマは10年以上ぶりに表紙を飾った男性ということになります。批評家たちは、就任して間もないこの時期に、オバマを表紙に選んだことに疑問を投げかけました。
    dailynews date: 
    2009/1/27(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 地震よりもひどい:平和活動家キャシー・ケリーが語るガザ地区の破壊的状況

    オバマ大統領はジョージ・ミッチェルを中東特使として初の中東歴訪に派遣しました。ミッチェルは2月27 日にエジプトに向かい、その後イスラエル、ヨルダン川西岸、ヨルダン、トルコ、サウジアラビアを訪問する予定です。ガザ地区でイスラエルによる攻撃を目撃し、米国に帰国したばかりのキャシー・ケリーから話を聞きます。ケリーは「創造的非暴力の声(Voices for Creative Nonviolence)」の代表です。
    dailynews date: 
    2009/1/27(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 女性の健康擁護者らがオバマの「地球規模かん口令」解除を称賛

    オバマ大統領は、中絶と中絶の合法化を擁護する国際的医療組織に米国が資金援助することを禁止する「地球規模かん口令(Global Gag Rule)」を解除しました。「メキシコシティ政策」と呼ばれるこの規制は、中絶に関する活動が仮に米国以外の資金によるものであっても、その団体は連邦資金の援助を受けることができないというものでした。地球規模かん口令は、女性が重要な医療サービスを利用する上で世界的に大きな障壁になっていると多くの人から見られてきました。
    dailynews date: 
    2009/1/27(Tue)
    記事番号: 
    1

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